コラム

COLUMN目を大きくする方法は何がある? 目が小さく見える原因と改善方法について

目を大きくしたい。目力をアップさせたいというご要望は、美容整形の中でも特に多い内容です。
今回は、そもそも目が小さい・大きいとはどのような状態なのか、目が小さく見えてしまう原因は何なのか。そして、目を大きくするために出来る事は何があるのかを、美容整形に限らずセルフケアも含めて解説いたします。

目が小さい・大きいとはどのような状態か

目が小さい・大きいという判断については、医学的に明確な基準が定まっているものではなく、また目単体の大きさではなく顔全体のバランスをもって判断する必要があるため一概に決定することは難しいですが、目の大きさの平均値や理想的なバランスとされている内容からすると、下記のようなサイズを「小さい」「大きい」の基準とすることができます。

目の平均的サイズは横幅が2.7~3㎝、縦幅は1㎝

日本人の場合、目を開いた時の平均的なサイズは横幅が2.7~3㎝、縦幅が1㎝程度といわれています。
ただ、これは体型が大きい方も小さい方も一様に測った場合の平均値で、例えば男女別に比較をすると男性の平均値の方が女性の平均値よりも大きくなり、男性は横幅の平均が2.9㎝程度の一方、女性は2.7㎝程度といった調査結果もあります。
そのため、単純にこの平均値よりも大きければ「目が大きく見える」という事にはならず、顔の輪郭や鼻など他のパーツとのバランスで小さいか大きいかという印象が決まる事となります。

理想の目の横幅は顔全体の5分の1

目の横幅の理想的なバランスとしては、顔全体の幅の5分の1程度とされ、顔の端から目尻までの長さ、目の幅(目尻から目頭までの長さ)、眉間の幅(両目頭の間の幅)が全て同じ大きさになる事です。
そのため、顔の横幅が15㎝程度の方であれば、目の横幅は3㎝程度が理想的なバランスで、見た目の感覚としてはこのバランスより小さければ「目が小さい」と感じやすく、理想的なバランスに近いかそれよりも大きいと「目が大きい」と感じるといえます。逆に、理想的なバランスを大幅に超えてくると「目が大きすぎる」という感覚になる場合があります。

理想の目の縦幅バランスは、目の横幅の3分の1から2分の1

目の縦幅の平均は1㎝程度とご紹介しましたが、目の縦幅は、横幅の3分の1から2分の1程度が理想的なバランスとされています。
つまり、横幅が3㎝であれば、縦幅が1~1.5㎝が理想的なバランスです。

黒目(瞳)の大きさは11~12㎜が平均

目の大きさとしてもう一つ考慮するべきなのが、黒目の大きさです。
黒目のサイズはあまり体格や成長と関係が無く、老若男女問わずほぼ同じです。
日本人の平均では11~12㎜程度の大きさで、これより大きければ黒目が大きく、小さければ黒目が小さいといえます。
ただし、見た目の印象としては実際のサイズよりも、目全体の大きさとの比率が影響する事となり、目の横幅の半分程度が黒目だと理想的と言われています。
つまり、目の横幅が3㎝の方であれば1.5㎝(15㎜)が理想のバランスとなりますので、平均的なサイズで考えるとどうしても少し黒目の大きさが小さめになる事となります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

目が小さく見える原因

以上のように、目の大きさは理想的なバランスと比較して大きいか小さいかという印象につながるといえますが、目が小さく見えるのは、先天的な要因と、後天的な要因によるものがあります。
目が小さく見えてしまう原因についてご紹介します。

一重まぶたである

日本人の場合、先天的な二重まぶたの方の割合は3割程度といわれていますが、半数以上の方は両目または片目が一重まぶたです。
一重まぶたの場合、まぶたが開く幅・目の縦幅が狭いので目が小さいと感じる他、まつげも下向きになりやすいため、瞳にかぶさって余計に目が小さく見えやすいといえます。

一重まぶたと二重まぶたの違いは目を開く眼瞼挙筋という筋肉の一部が皮膚表面側まで伸びているかどうかで、これは遺伝によって決まるものです。
遺伝的には二重まぶたの要素を持っているにもかかわらず、子供の頃にまぶたの脂肪が多くて一重まぶただった方が成長の段階でまぶたの脂肪などが減少して二重まぶたになる事はありますが、トレーニングなどによって二重まぶたの構造を手に入れる事はできません。

眼瞼下垂によってまぶたが覆いかぶさっている

目を開く眼瞼挙筋という筋肉が弱かったり、目の上の皮膚がたるんだりして、上瞼が垂れ下がった状態になる症状を「眼瞼下垂」といいます。
眼瞼下垂は遺伝による先天的なものもありますが、加齢や目の疲れなどによって眼瞼挙筋が弱まり、後天的に引き起こされる場合もあります。
まぶたに皮膚が覆いかぶさるため、目の縦幅が小さくなって「目が小さい」と感じるようになり、改善するためには医療的な処置を行う事が必須となります。

眼球が下がって三白眼になる

加齢などによって眼球を支える土台が弱くなると、眼球の位置は重力に従って下に移動することとなります。
すると、黒目の位置が元の位置よりも下にずれてきますので、黒目の上に白目の部分が見える「三白眼」の状態になる場合があります。
三白眼になると、白目の範囲が広がり黒目が小さく見えやすくなるため、目の大きさが小さく感じられる場合があります。

眼輪筋のコリなどによって開く幅が狭まる

眼輪筋は目の周囲にある「目を閉じる」筋肉ですが、眼精疲労などによって血流が悪化すると、眼輪筋のコリが生まれたり眼瞼挙筋の力が弱まったりして、目がしっかりと開きにくくなります。
これにより、目の縦幅が狭まるため、目が小さくなったと感じやすくなります。

蒙古ヒダが厚い

蒙古ヒダとは目頭を覆うようにして存在する皮膚で、アジア系の人種では厚みがある事が多い部分です。
蒙古ヒダが厚いと目頭側の形状が詰まったような形状になり、また二重のラインも蒙古ヒダに巻き込まれて平行型にならない事から、横幅、縦幅ともに小さく見えやすい原因となります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

目を大きくする方法:美容外科の手法

美容外科では、目を大きくする方法として下記のような術式があります。

埋没法による二重整形

埋没法とは、医療用の糸によって眼瞼挙筋や瞼板というまぶたの裏にある組織と皮膚表面を結び、二重まぶたの構造を人工的に作る二重形成術です。
糸を皮膚に「埋没」させて見えなくするため、埋没法と呼ばれます。

二重形成術の中でも最もポピュラーな手法で、糸によって組織をつなぎとめるだけの手術であるため短時間かつ体への負担も少なく済みます。

先天的な二重まぶたと同じ構造を作るため自然な二重まぶたとなり、目を閉じたときなどもバレる事はまずありません。ただし、まぶたが分厚かったり脂肪が多かったりすると、埋没法では二重を作ることができない場合もあります。

切開法による二重整形

まぶたを切開し、必要に応じてまぶたの脂肪を除去したり、筋肉などを縮めたりという操作を行って縫い留める事で二重まぶたを作る方法です。
切開を伴うため施術にかかる時間や体への負担は埋没法と比べ大きくなりますが、例えばまぶたの脂肪が厚い方が幅の広めな二重ラインにしたい時など、埋没法では難しいケースも対応することができます。
どのような施術を行うかはまぶたの状態によってケースバイケースとなりますので、より綺麗で長持ちする仕上がりにするためには医師の技量が重要となります。

目頭切開

蒙古ヒダを切開によって取り除き、目頭側の幅を広げる術式です。 Z法やW法、そしてそれらの派生などとして様々な術式があり、良い結果を求めるなら手術を受ける方の目元の状態にあわせて最適な治療を選択する必要があります。

蒙古ヒダを除去することで、単純に目の幅が広がるだけではなく、二重まぶたが蒙古ヒダに巻き込まれる事がなくなるため綺麗な平行二重を目指せるようになります。
平行二重は末広型の二重と比べて目全体が開きやすくなりますので、目がより大きくなるといえます。

目尻切開

目の大きさを外側に広げる場合は目尻切開を行います。
目尻切開については、目を大きくする方法というだけではなく、つり目がちな目を垂れ目に近づけて優しい目元にするなど、顔つきの印象を変えたいという際にも有効な治療法です。

眼瞼下垂治療

上瞼に眼瞼下垂の症状がある場合、垂れ下がった皮膚の切除や眼瞼挙筋を縮めたりすることで治療が可能です。
眼瞼下垂を解消することで目がしっかりと大きく開くようになりますので、目が大きくなります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

セルフケアで目を大きくする方法

目の大きさや形状そのものを変える事は医療的な対応を行わなければ難しいですが、セルフケアやメイクなどによって目を大きく見せる事は可能です。

マッサージや温めて筋肉をほぐして目を開きやすくする

目元をマッサージしたり温めたりすることによって血流を促進すると、眼輪筋などが温まって凝り固まった状態をほぐす事ができます。
目を閉じる眼輪筋が凝り固まってハリがでてしまうと、それだけ目が開きにくくなりますので、ほぐす事で目を開きやすくして、目を大きく見せる事ができるといえます。

二重メイクを利用する

まぶたを専用のノリなどでくっつけて疑似的な二重を作るメイクでも、目が開く幅を広げて目を大きく見せる事が可能です。
ただし、メイクで二重まぶたにする場合はあくまでも皮膚の外側でまぶたがくっつく形となりますので、目を閉じた時にそのラインが目立ってしまうデメリットがあります。
また、皮膚をそれだけ強力に粘着しているため、肌がダメージを受けて荒れてしまったり、場合によってはたるみが出てしまったりというトラブルにつながるケースもあります。
メイクが合わないと感じたら使用を中止して、埋没法などの二重術を検討した方が良いでしょう。

カラコンを利用する

カラーコンタクトレンズ(カラコン)を使用することで、黒目部分を大きく見せる事ができます。
カラコンは長時間の連続装用による目への負担が大きいので、注意しながら利用すると良いでしょう。
ただし、セルフケアはあくまで一時的に目を大きく見せるものであり、様々な手間もかかります。今後もずっと負担なく目を大きく見せたいと言う方は、ぜひとも二重整形をお試しください。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

目を大きくしたい方は一度お気軽にご相談ください

目を大きくしたい時、セルフケアだけで理想的な大きさや形を目指す事は難しいですが、美容整形であれば様々な形で実現する事が可能です。
しかしその一方で、目の理想的な大きさや手術によって作る事が出来る形は、一人ひとりの元々の目元の形などによって変わってきますので、誰でも同じような手術方法が適用となるわけではありません。
城本クリニックでは、実績が豊富な医師がカウンセリングから手術までをしっかりと担当し、患者様それぞれ状態やご要望に合わせた、一生モノの理想的な目元を実現いたします。
どのような治療が可能かどうかの相談だけでももちろん大丈夫ですので、まずは一度お気軽にご相談ください。

LINE@友だち追加

本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

ご予約・お問い合わせお気軽にご連絡下さい 0120-107-929 無料 24H OK メール相談 無料 カウンセリング予約
全国の城本クリニック 35年以上の歴史と実績

全国の城本クリニック

クリニック案内へ

診療時間 10:00~19:00 完全予約制

35年以上の歴史と実績、そして信頼を誇る美容外科