コラム
COLUMNリフトアップ効果絶大!年齢を感じさせない美肌を叶える
リフトアップ効果絶大の美容整形治療を受けることで、実年齢より若々しい印象を手に入れられます。リフトアップ治療の種類によっては、美肌効果も期待できるのです。顔のたるみが気になる方におすすめのリフトアップに効果のある治療を紹介します。
年齢を重ねて、顔のたるみやしわが気になっている方も多いでしょう。顔のたるみがあると実年齢よりも老けて見えやすく、リフトアップするだけで若返ったような印象を与えられます。
本記事では、顔がたるむ原因やたるみ予防のセルフケア、顔のリフトアップに効果的な美容整形治療を紹介します。顔のたるみに悩んでいてリフトアップしたい方は、ぜひ参考にしてください。
リフトアップとは?若返りの効果絶大!
リフトアップとは、顔のたるみやしわを改善する美容整形の施術です。顔全体を引き上げることで、顔や首のたるみやしわを解消します。
皮膚のハリ・弾力の低下や顔の筋肉の衰えなど、顔のたるみはさまざまな原因で起こります。顔がたるんでしまった原因や、どの部分をどの程度リフトアップするかで適切な治療方法が異なるのです。リフトアップの治療方法には以下のような種類があります。
- 切開フェイスリフト
- 糸リフト
- 超音波・レーザーなどの照射
- ヒアルロン酸などの注射
- 美容鍼
リフトアップの治療方法は、大きく分けると切開するものと切開しないものの2種類です。どの治療方法にもメリット・デメリットがあるため、求める効果や治療範囲によって適切な方法は異なるため、どの治療方法が自分に合っているのかわからない方は、医師に相談するとよいでしょう。
リフトアップでは若返りや小顔、美肌効果が期待できます。それぞれの効果について、詳しく解説します。
若返り効果がある
顔全体を引き上げるリフトアップ治療を受けると、リフトアップ効果はもちろん、お肌にハリが出ます。そのため、肌が引き締まり、今後のたるみやしわの予防にもつながるのです。
また、リフトアップ治療後は、肌のターンオーバーが活性化します。そのため、気になっていたしわだけでなく、しみが消えるなど若返り効果が期待できるでしょう。
小顔効果
リフトアップ治療を受けると、顔全体の肌が引き締まるため、フェイスラインが整います。フェイスラインが引き上がって整うと、小顔効果が期待できるのです。
フェイスリフト施術で顔の筋肉が刺激され、リンパの流れや血流が整います。その結果、正面や横から見ても小顔に見えやすくなるのです。
美肌効果
糸リフトなどリフトアップの施術によっては、お肌のハリや弾力、ツヤなどの美肌効果が期待できます。また、小じわやくすみ、ニキビやクマなど、さまざまな肌悩みを改善できる可能性があります。
若く見える人の共通点は「顔の印象」
実年齢よりも若く見える人は「顔の印象」に共通点があります。「ハリ」や「ツヤ」「透明感」がある肌や、顔のたるみやしわ、もたつきがないと若く見えやすいのです。
若く見える人の共通点である「顔の印象」について、詳しくみていきましょう。
若く見られるためには「顔の印象」
若く見られるためには「顔の印象」が若々しいことが重要です。
髪や顔などの見た目や声、性格といった内面の要素など、個人のイメージに影響を与える要因はいくつかあります。そのなかでも、顔は相手に与える第一印象が大きいといわれています。誰でも目・鼻・口などのパーツや肌の状態から、相手の年齢を想像した経験はあるでしょう。
年を重ねた肌のキメの乱れや乾燥などのエイジサインも「顔の印象」を左右します。実年齢より老けて見えてしまう方は、エイジサインが現れ始めているのかもしれません。
「ハリ」「ツヤ」「透明感」
若く見える顔の印象には、お肌の「ハリ」「ツヤ」「透明感」がポイントです。お肌の印象以外では、口元やフェイスラインがもたついていると、くすんだ印象の顔に見えやすいです。
ほうれい線やしわが深くなってきた、同じくらいの年齢の人と比べて肌のハリやツヤがないとお悩みの方は、エイジサインが出始めているかもしれません。
顔がたるむ原因は?
顔がたるむ原因は、皮膚のハリ・弾力、表情筋の衰え、皮下脂肪の増加やむくみ・老廃物の蓄積、肌へのダメージや姿勢の悪さによる骨格のゆがみなどがあります。顔のたるみの原因によって対策や治療方法が異なるため、それぞれの原因について、詳しく解説します。
皮膚のハリ・弾力の衰え
皮膚のハリや弾力が低下すると、顔がたるんでしまいます。皮膚の組織であるコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維が、主に皮膚の弾力やハリを保っています。コラーゲンやエラスチンは年を重ねるとともに減少し、紫外線のUV-A派を浴びると変形してしまうのです。
また、ストレスを上手に発散できずに貯めてしまうと、コラーゲン生成が抑制されてしまいます。皮膚のハリや弾力の低下は、加齢や紫外線、ストレスのほかにも寝不足や過労、乱れた食生活などの習慣で起き、顔のたるみの原因となってしまうのです。
表情筋の衰え
表情を作るときや唇を動かすときなどに働く表情筋が衰えることで、顔のたるみにつながります。表情筋は加齢のほかに、顔をあまり動かさないことでも衰えます。表情筋が衰えると、筋肉の上の脂肪や皮膚の組織などが上手く支えられず、顔がたるんでしまうのです。
皮下脂肪の増加
皮膚は、肌の表面の表皮と肌の奥にある真皮で構成されています。真皮の下には皮下組織があり、さらに皮下組織の下には靭帯があり、皮膚を支えています。皮下組織には血管やリンパ管などがありますが、脂肪が大部分を占めています。
皮下脂肪が増加すると、皮下組織の下の靭帯が皮下脂肪を支えられなくなり、顔がたるんでしまうのです。10代や20代などの若い年齢であれば筋力も強く、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を保つ繊維も豊富に存在します。
そのため、皮下脂肪が増加しても顔はそれほどたるみません。しかし、加齢にともなって表情筋が衰えたり、コラーゲンやエラスチンなどの繊維が減少したりすると、顔がたるみやすくなってしまうのです。
むくみや老廃物の蓄積
運動不足や冷え性、デスクワークが多い方は、同じ姿勢で過ごすことが多いでしょう。同じ姿勢で過ごすことが多い方や姿勢の悪い方は、血行やリンパの流れがとどこおりやすく、むくみや老廃物が溜まりやすくなっています。
むくんだ状態が長く続くと皮膚が伸びてしまい、たるみの原因となるのです。朝起きた瞬間から顔がむくんでいると感じる方や、夕方になってもむくみが取れずなかなかすっきりしない方は、むくみや老廃物の蓄積がたるみの原因になるでしょう。
肌へのダメージ
肌の乾燥や紫外線などのダメージは、年齢を重ねるとともに蓄積されていきます。皮膚のなかには保湿成分であるヒアルロン酸が存在し、1gで6Lもの水分を保持できるのです。
肌へダメージが加わると皮膚の中のヒアルロン酸が減少するため、肌の内側から乾燥してしまいます。その結果、乾燥によって皮膚の深い部分にある真皮のハリが減少し、たるみにつながってしまうのです。
姿勢の悪さによる骨格のゆがみ
足を組んで座る、片側の足にのみ体重をかける、スマートフォンを見る際に猫背になってしまうなどの癖がある方は、姿勢の悪さから骨格がゆがんでいる可能性があります。
骨格にゆがみがあると、全身の筋肉がバランスよく使えないため、顔にアンバランスに脂肪がついてしまうのです。顔にアンバランスに脂肪がついてしまうと、顔全体がたるみやすくなってしまう可能性があります。
また、骨格がゆがんでいると血行不良が起きやすくなり、むくみや老廃物の蓄積にもつながります。その結果、さらに顔がたるみやすくなってしまいます。
たるみが出やすい場所は?
たるみは全身どの部分にも生じます。鏡を見たときなどとくに目につくのが顔であるため、顔のたるみが気になっている方も多いでしょう。
顔のなかでもたるみが出やすい場所は、目の下やほうれい線、マリオネットラインや顎下です。各箇所について、詳しく解説します。
目の下
加齢などによって肌を支えている筋肉や目の周囲の筋肉が衰えると、目の下にたるみが出やすくなります。筋力が低下することで目の周囲についている脂肪を支えきれなくなるため、たるんでしまうのです。
目の下のクマが目立つようになってきたと感じていても、実はたるみが原因だったなどというケースもあります。
ほうれい線
小鼻の横から口角にかけて生じるしわが「ほうれい線」です。ほうれい線は、もともと肌にあるしわのひとつとして分類されていることもあります。しかし、ほほと唇の周辺の皮膚にかかる重力が異なることでたるみが生まれ、ほうれい線が出現するといわれています。
マリオネットライン
口角からあごにかけて生じるラインが、マリオネットラインです。人形劇や腹話術で使われるあやつり人形の口元に線があることから、マリオネットラインとよばれるようになりました。
マリオネットラインは、皮膚がたるみによって下垂することで出現するといわれています。
二重あご
フェイスラインがたるむと、顎の下が二重になったように見えます。体重が増加すると脂肪が過剰につくため、二重顎になることはよく知られています。体重増加以外にも、加齢によってフェイスラインがたるむことが原因で、二重顎になることもあるのです。
顔の下半分は、上半分に比べて重力の影響を受けやすいです。そのため、フェイスラインのたるみによって二重顎ができやすいといわれています。
たるみ予防に効果絶大なセルフケア
顔のたるみ予防に効果絶大なセルフケアは、以下のとおりです。
- 表情筋を鍛える
- マッサージを行う
- 頭皮のコリをほぐす
- スキンケアを丁寧に行う
- 紫外線対策を徹底する
- 余分な脂肪を溜めない
- むくみを取り除く
- 正しい姿勢を保つ
それぞれのケア方法について詳しく紹介していくので、顔のたるみを予防したい方は日常生活に取り入れてみましょう。
表情筋を鍛える
表情筋の衰えが顔のたるみの原因になるため、表情筋を鍛えるとよいでしょう。鍛えた方がよい筋肉は、頬筋・大頬骨筋・小頬骨筋の3つです。
頬筋は、顎の関節から口元をつないでいる筋肉で、口角を持ち上げる際に使われます。頬筋を鍛えると、口元のたるみ解消効果が期待できます。
大頬骨筋は、口元にある筋肉で、口角の引き上げ時に使われます。大頬骨筋を鍛えると、ほほのボリュームがアップし、若々しい印象になるでしょう。
小頬骨筋肉は、上唇の周辺にある筋肉で、上唇からほほを持ち上げる際に使われます。小頬骨筋を鍛えると、自然な笑顔を作れるようになり、ほうれい線や顔のたるみ解消効果が期待できます。
すき間時間にできる表情筋のトレーニングには、以下の2つの方法があります。
- 口を閉じた状態で口角を上げて笑顔を作る
- ほほを高い位置に持ち上げ10秒程度キープする
- その状態のまま前歯が見えるように口を開けて笑顔を作る
- 10秒キープする
もうひとつの表情筋のトレーニング方法は以下のとおりです。
- 口を大きく開けて「あ」と発音する
- 口を真横に引き伸ばし「い」と発音する
- 口をすぼめて突き出すように「う」と発音する
- 口角を上げて「え」と発音する
- 口を縦に大きく開けて「お」と発音する
マッサージを行う
むくみや老廃物の蓄積が原因で顔がたるんでしまった場合、マッサージが効果的です。マッサージは顔の血流を促し、表情筋を活性化させる効果が期待できます。
マッサージの方法は以下のとおりです。
- 耳を引っ張りながら円を描くようにぐるぐる回す
- 親指を鎖骨の下にあて、上方向に押し上げる
- 小鼻のわきの溝を強めに押す
- 耳穴の前にあるくぼんだ部分を10秒間押す
- あごの先から耳下まで拳をあてて引き上げる
- 首筋を上から下にさするようになぞる
- 鎖骨のくぼみを強めに押す
マッサージは毎日継続することで効果を実感しやすくなるため、日々の習慣として取り入れるとよいでしょう。
頭皮のコリをほぐす
頭の筋肉と顔の筋肉はつながっているため、頭皮のコリをほぐすことで表情筋のこわばりがゆるみます。表情筋のこわばりがゆるむことで、フェイスラインのたるみの解消につながるのです。
頭皮のコリをほぐす際には、耳周りのマッサージから始めると、リンパの流れがスムーズになりやすいです。その後、頭のてっぺん、頭の後ろの順でまんべんなく頭をマッサージしましょう。
スキンケアを丁寧に行う
お肌の乾燥はたるみの原因のひとつです。そのため、スキンケアを丁寧に行い、お肌が水分を保てる状態を作りましょう。また、スキンケアで使用する化粧水などを、リフトアップ効果が期待できる薬用の製品を取り入れてもよいでしょう。
スキンケアの際に気をつけたいポイントは、顔の下から上になじませるように行うことです。顔の上から下にスキンケアすると、お肌が下がってきやすく顔のたるみにつながってしまいます。
紫外線対策を徹底する
紫外線を浴びると肌がダメージを受け、肌の弾力を保つ繊維であるコラーゲンやエラスチンが減少するため、肌がたるんでしまいます。そのため、日焼け止めや帽子、サングラスや日傘を使用した、紫外線対策を徹底しましょう。
紫外線のUV-A派は波長が長いため、肌の奥にある真皮まで届き、ダメージを与えます。紫外線によって与えられたダメージは蓄積されるため、数年後にたるみやシミになりお肌に現れるのです。
そのため、たるみやシミが気になっていない段階から、紫外線対策をすることが大切です。
余分な脂肪を溜めない
皮下脂肪が増加すると顔がたるんでしまうため、余分な脂肪を溜め込まないように心がけましょう。とくに、フェイスラインは皮下脂肪がつきやすい部分です。
太っていない方がわざわざダイエットする必要はありませんが、適切な食事量に調整し、糖質の多い食事を避けるようにするとよいでしょう。また、よくかんで食事を摂ることも大切です。
かむことで満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐだけでなく、表情筋のトレーニングも行えます。
むくみを取り除く
顔のむくみを感じた場合、なるべく早くむくみを取り除いてあげましょう。むくみを取り除く簡単な「温冷ケア」方法は、以下のとおりです。
- 約40℃のお湯を顔にあてる
- 温めた手で顔を包み込む
- 温めた手で首を包み込む
- 冷水を顔にあてる
- 冷たいで顔を包み込む
- 冷たい手で首を包み込む
温めるのと冷やすのを交互に繰り返し血流を促進させることで、余分な水分や老廃物を流し、むくみを取り除きます。
正しい姿勢を保つ
猫背やストレートネックの方は、顎下がたるみ、二重顎になりやすくなります。そのため、正しい姿勢を保つことが大切です。まずは姿勢がゆがんでいるのかを、以下の方法でチェックしてみましょう。
- 腕を身体の横につける
- 腕と指先を一直線に伸ばし、腕を横に持ち上げる
腕を上に180度持ち上げる際に、途中で引っかかったり違和感を抱いたりした場合は、姿勢が悪い可能性があります。
セルフケアを試しても効果が感じられない場合や、効果が遅い場合があります。そのようなときには、美容整形が効果的です。
城本クリニックでは、HIFU(ハイフ)・ヒアルロン酸注射・フェイスリフト(切開リフト)・脂肪注入・糸リフトなどさまざまな施術が可能です。全国に25院あり、35年以上の歴史と実績があるため、安心して受けられるでしょう。
施術についてお悩みのある方は、電話や24時間無料のメールで相談できます。また、LINEで質問や相談、来院の予約も可能で、簡単な質問に答えるだけで登録ができます。リフトアップを考えている方は、ぜひLINEで登録してみてください。
たるみにつながるNG習慣
顔のたるみにつながるNG習慣は、以下のとおりです。
- 顔を触りすぎす
- 美顔ローラーの長時間の使用
- 紫外線による日焼け
- 喫煙習慣
- 無理なダイエット
- 過度な顔の体操
- 寝る姿勢
- 強くこする洗顔
- バランスの悪い食生活
顔のたるみにお悩みの方は、以上のNG習慣はなるべく早く止めるようにしましょう。それぞれの習慣について、詳しく解説します。
顔を触りすぎる
無意識に顔を触りすぎてしまう方は、皮膚が引き伸ばされやすく、たるみにつながってしまいます。頬杖をつくクセのある方も、たるみにつながります。そのため、顔にはなるべく触れないように心がけるようにしましょう。
また、スキンケアやマッサージの際に、力を入れすぎてしまわないように注意しましょう。顔の触りすぎと同様に、皮膚が引き伸ばされるため、たるみにつながります。
美顔ローラーの長時間の使用
美顔ローラーを長時間使用することで、皮膚が引き伸ばされコラーゲン繊維が破壊されます。年を重ねるごとに皮膚の修復力が低下するため、皮膚にダメージが蓄積され、たるみにつながってしまいます。
紫外線による日焼け
紫外線による刺激で、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン繊維が劣化するため、たるみにつながります。紫外線によるダメージで起こる光老化は、肌老化のうち7〜8割程度を占めています。
そのため、紫外線の弱い冬や室内でも、紫外線対策は徹底して行いましょう。
喫煙習慣
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮する働きがあります。血管が収縮すると血流が悪くなるため、お肌に栄養が十分行き届かなくなります。その結果、顔のたるみにつながってしまうため、喫煙習慣がある方は喫煙本数を減らすか、思い切って禁煙してしまいましょう。
無理なダイエット
無理なダイエットをして、急激に痩せたりリバウンドで急激に太ったりを繰り返してしまうと、皮膚が伸びたり縮んだりすることで顔のたるみにつながってしまいます。そのため、ダイエットをする際はリバウンドが起きないように長期的な計画で、健康を害しないよう無理のない計画を立てるようにしましょう。
過度な顔の体操
適度な顔の体操であれば、表情筋を刺激してトレーニングになったり、顔のむくみを解消してくれたりします。
しかし、顔の体操をするとどうしても皮膚が伸びたり縮んだりするため、顔のたるみが悪化する可能性があるのです。そのため、顔の体操をする際は、やりすぎに注意して適度に行うようにしましょう。
寝る姿勢
寝ている姿勢によっては、肌にダメージを与えてしまい、顔のたるみの原因になることがあります。うつ伏せの姿勢で寝る方や寝返りをうった際に、顔が枕に押し当てられ、肌にダメージを与えるのです。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、日中に受けたお肌のダメージを修復してくれます。しかし、寝る姿勢が悪いとお肌にダメージを与えてしまうため、睡眠の修復が追いつかなくなってしまうのです。そのため、寝る姿勢は真っ直ぐ仰向けで寝るのがおすすめです。
強くこする洗顔
洗顔時にお肌を強くこすってしまうと、皮膚の表面が傷つき、乾燥しやすくなります。肌を強くこすった刺激が肌内部のコラーゲンやエラスチンを減少させ、お肌の弾力やハリがなくなり顔がたるんでしまいます。
クレンジングや洗顔の際は、泡立てた泡をたっぷり使い、手が顔に触れないくらい優しく洗いましょう。また、洗顔後にタオルで水分を拭き取る際もこすらないで、タオルを肌に押し当てるように優しく拭くとよいでしょう。
バランスの悪い食生活
食生活は健康だけでなく、顔のたるみにも関係します。食事内容がかたよったり、食事時間が不規則になったりすると、消化吸収能力の低下につながります。
また、食事内容のかたよりによって血流が悪くなり、栄養が身体のすみずみまで行き届かなくなるのです。栄養が行き届かなくなることで、顔のたるみを引き起こす可能性があります。
顔のリフトアップに効果がある治療方法
顔のたるみ予防に効果的なセルフケアをしたり、たるみにつながるNG習慣をやめたりしても、起きてしまったたるみが改善しない方もいるでしょう。すでに起きている顔のたるみを解消したい方は、美容整形で顔のリフトアップ治療もおすすめです。
顔のリフトアップに効果がある美容整形の治療方法は、以下の5つです。
- HIFU(ハイフ)
- ヒアルロン酸注射
- フェイスリフト(切開リフト)
- 脂肪注入
- 糸リフト
それぞれの治療方法によってメリット・デメリットがあり、費用やリスクも異なります。治療方法や効果、リスクについて解説していくため、適したリフトアップ治療を探してみましょう。
HIFU(ハイフ)
HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)を使用した治療方法です。超音波のエネルギーをピンポイントで皮膚に照射することで、熱によるタンパク質の変成が起こり、皮膚が収縮します。
HIFUはSMAS(スマス)筋膜の引き締めと、皮膚のコラーゲン産生による引き締め効果が同時に得られ、リフトアップ効果が期待できるのです。
皮膚の組織を超音波による熱エネルギーで破壊し、破壊された組織を修復することでコラーゲンが大量に産生されます。コラーゲンは肌の弾力やハリを保つ繊維のため、HIFUを受けた後は、お肌の弾力はハリ感アップも期待できるでしょう。
HIFUは切らないリフトアップ治療のため、施術時間やダウンタイムも短く、気軽に受けやすい点がメリットです。HIFUのリスクは、照射後の一時的なむくみや腫れ、内出血が出る可能性があります。
また、筋肉痛のような痛みが続く場合がありますが、数日で落ち着いてくるため、様子をみましょう。HIFUの効果の持続期間は半年〜1年程度のため、リフトアップ効果を維持するには定期的に治療を受けることをおすすめします。
<HIFU(ハイフ)は公的医療保険が適応されない自由診療です。>
標準的な費用 | 顔全体(あご下含む) 65,780円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間 1~1.5時間 通院回数 3か月~半年に1回のペースで通院 |
リスク・副作用 | ・痛み 術中に熱による痛みを感じる可能性があります。痛みが苦手な方などは、笑気麻酔の併用など、対処することが出来ます。 ・赤み・腫れ・むくみ 肌に赤みが出たり、むくみや腫れが起こることがあります。1週間ほど経てば治まる場合がほとんどです。 ・やけど、水ぶくれ ・乾燥しやすくなる 熱の照射により一時的に肌の水分量が低下します。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。 ・顔がこける 顔の脂肪が少ない方は、頻繁にハイフ施術を受けることで顔がこけてしまうこともあります。自分にあった施術や照射方法を受けることが大切です。 ・紫外線ダメージ 乾燥で肌のバリア機能が低下すると、紫外線ダメージを受けやすくなります。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。 ・しびれ、神経損傷 稀なケースですが、誤った部位への照射や過度な出力によってしびれや神経損傷が発生することもあります。施術後にこれらの症状が現れた場合はすぐ医師に相談してください。 |
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射とは、ヒアルロン酸を顔のへこみやシワが気になる部分に注入し、皮膚をふっくらとさせることでシワを浅くする治療です。施術時間は5〜15分程度で、施術直後から効果を実感できます。
腫れや痛み、内出血などのダウンタイムもほとんどなく、施術当日から入浴などが可能です。ヒアルロン酸注射の効果の持続期間は、半年〜1年程度のため、効果を維持するには定期的に治療を受ける必要があります。
<ヒアルロン酸注射は公的医療保険が適応されない自由診療です。>
標準的な費用 | 0.1cc 10,780円(税込)~ |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 5~15分程度・1日 通院回数 通院・入院は不要 |
リスク・副作用 | ・内出血 注射針を肌に刺すため、患部が内出血を起こす可能性があります。治療直後よりも、翌日以降にあらわれやすいです。数日、長くても2週間程度で薄くなります。 ・腫れやむくみ 施術後は膨らみやむくみ、腫れが2日〜3日ほど続きますが、約1週間で治まる傾向にあります。 ・痛み 顔は腕よりも皮膚が薄いため、予防接種や採血と比較すると、チクッとした痛みを感じやすい可能性があります。万が一治療後に痛みが続く場合は、医師に相談しましょう。 ・違和感 ヒアルロン酸が皮下に注入されることによって、突っ張った感覚や違和感が出るケースがあります。1週間程度で慣れる方が多いでしょう。 ・肌にヒアルロン酸が透けて見える(チンダル現象) チンダル現象は、ヒアルロン酸を皮膚の浅い位置に注入してしまったことで起こる症状です。メイクで隠れる程度のこともありますが、気になる場合はヒアルロン酸分解注射を打てば解消できます。 ・しこり 時間が経つと体内に吸収され、なくなります。ただし、しこりが大きかったり痛みが生じたりした際は、ヒアルロン酸を分解する処置が必要になることがあります。 ・感染 稀に、ヒアルロン酸を注入した際に「バイオフィルム」と呼ばれる菌膜ができてしまい、感染するケースがあります。万が一感染した場合は、抗生剤を使った治療が必要になることがあります。 ・アレルギー反応 稀にかゆみやじんましんの症状が出ます。治療後すぐに症状が出る場合もありますが、数日後に気になり始める方もいるため、気づいた時点で医師に相談してください。 |
フェイスリフト(切開リフト)
切開フェイスリフトとは、髪の生え際や耳の周囲などの目立たない位置をメスで切開するリフトアップ治療です。切開して皮膚をはがし、SMAS(スマス)筋膜や靭帯を適切に処理したり、たるんで余った皮膚を除去したりすることで、明確なリフトアップ効果が感じられます。
切開フェイスリフトは、リフトアップしたい部位に応じて、切開する部分や範囲が異なります。1回の治療でリフトアップでき、糸リフトなどの切らないリフトアップ治療よりも効果の持続期間が長い点がメリットです。
しかし、切開する治療方法のためダウンタイムが長くリスクがある点がデメリットです。
<フェイスリフト(切開リフト)は公的医療保険が適応されない自由診療です。>
標準的な費用 | 660,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 2〜4時間程度(治療部位による) 通院回数 3回程度 |
リスク・副作用 | ・痛み 軽度の痛みが生じる場合があります。痛みに対する感じ方は個人差がありますが、全く痛みがないわけではありません。 ・顔が引きつる 術後数日〜1か月位は、大きく口を開けたり、笑ったり、顔を洗う時などの際に、引きつれ感や違和感があります。 ・内出血 内出血となるケースがありますが、いずれも時間の経過とともに気にならなくなります。 ・むくみ、腫れ 切開リフトでは手術をともなうため、施術後は麻酔や炎症による腫れやむくみがおこります。2〜3日目の腫れやむくみがひどく、4日くらい経つと少しずつおさまってきます。2週間程度でおさまります。 ・傷跡 耳のまわりやおでこの上など目立ちにくい部分から切開を行なうことが多いですが、切開した箇所の傷跡ができます。 ・感染症 感染症が生じる可能性があります。感染症が生じた場合には、抗生物質などの治療が必要になります。 ・血腫 広い範囲の皮膚を剥がす必要があるため、術後、手術した部分に血がたまってしまうことも多いです。多くの場合は時間とともに吸収されます。 ・顔面神経麻痺 顔面のゆがみが起こり、不快な症状が残ってしまう可能性もあります。1年ほど経っても改善せず、後遺症となって症状が残り続けてしまうこともあります。 ・知覚障害 皮膚がぴりぴりする、不快な症状が残ってしまう可能性もあります。1年ほど経っても改善せず、後遺症となって症状が残り続けてしまうこともあります。 ・唾液ろう 耳下腺を損傷してしまうと、傷口から唾液が漏れ出てしまうことがあります。多くの場合は、傷口を処置することで改善しますが、回復には時間がかかることが多いです。 |
脂肪注入
脂肪注入とは、自身のお腹や太ももなどから脂肪を採取し、へこみやシワの気になる部分に注入する治療です。自分の身体から採取した脂肪を使用するため、体内での拒絶反応が起こりにくく、自然な仕上がりになりやすいというメリットがあります。
また、一度定着した脂肪は減らないため、効果が長期間維持できます。
<脂肪注入は公的医療保険が適応されない自由診療です。>
標準的な費用 | 300,000円(税込)※吸引部位によって異なる |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 部位ごとに5分程度(治療部位や範囲による) 通院回数 1回の施術につき1回 |
リスク・副作用 | ・痛み 施術後、吸引部に筋肉痛や打身のような痛みが約1〜2週間感じられる場合があります。決められた日数をきちんと圧迫固定して安静に過ごしましょう。 ・赤み・腫れ 針を刺した部分が赤くなることがありますが、当日中に気にならなくなる方はほとんどです。 ・内出血 稀に吸引部が内出血を起こす場合もありますが約1〜2週間で治ります。万が一、症状が強く見られる場合は医師に相談しましょう。 ・凹凸感 必要以上に多く注入したり、皮膚の浅い部分に注入すると、凸凹になるリスクがあります。 ・生着率は100%ではない 注入した脂肪細胞が生着すれば永続的となりますが、注入した細胞の一定数は生着する事ができず異物として、一定の時間をかけて体外に排出されてしまいます。そのため、注入直後の状態が完璧に持続するとは言えません。 |
糸リフト
糸リフトとは、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、肌を内側から持ち上げてリフトアップする治療です。切開せずに治療できるため、ダウンタイムが短く気軽に受けられる点がメリットです。
糸リフトのリスクは、むくみや腫れ、内出血が出ることがありますが、時間の経過とともに消失します。
糸リフトの失敗例は、挿入した部位の皮膚表面がボコついたり、糸のとおり道が筋のように見えてしまったりすることがあります。また、過剰に引き上げてしまい、表情が不自然になることもあります。
これらの失敗は医師の技術があれば防げるため、経験豊富な医師に施術してもらいましょう。
溶ける糸を使用した場合は、時間の経過とともに糸が溶けるため、体内に異物を入れることに抵抗がある方にもおすすめの施術です。また、糸リフトは挿入した糸の周囲にコラーゲンの生成を促進する効果もあるため、リフトアップ以外に美肌効果も期待できます。
<糸リフトは公的医療保険が適応されない自由診療です。>
標準的な費用 | 4本 206,800円(税込) 追加1本 55,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 30分程度・1日 通院回数 通院の回数制限なし |
リスク・副作用 | ・痛み 軽度の痛みや違和感が生じる場合があります。数日から1週間程度で自然に消失します。場合によっては長期間痛みが続くことがあります。 ・腫れや赤み 糸を挿入する部位によっては、軽度の腫れや赤みが生じる場合があります。数日から1週間程度で自然に消失します。 ・皮下出血 糸を挿入する際に、皮下出血が生じることがあります。多くの場合、出血は軽度で自然に吸収されますが、まれに瘢痕が残ることがあります。 ・感染症 糸を挿入する際に、感染症が生じる可能性があります。感染症が生じた場合には、抗生物質などの治療が必要になります。 ・糸の切れ・抜け 糸が切れたり、抜けたりすることがあります。糸が切れた場合には、再度糸を挿入する必要があります。 ・肌に凹凸ができる 糸を引っ張る力の強さによって肌の表面に凹凸が生じる場合がありますが、凹凸ができても施術後少しずつ目立たなくなります。 ・糸が透けることがある 皮膚の浅い部分に糸が埋め込まれると、施術後顔をよく見たときに糸が透けて見える場合があります。 ・効果の持続が永続的ではない リフトアップ効果が永久的に続くわけではありません。多くの場合施術効果が感じられるのは1~2年です。 ・強いたるみはリフトアップしきれない場合もある 切開リフトと比べると糸リフトは効果が弱く、強いたるみにはあまり効果がありません。 ・顔が引きつる 糸の引っ張り方が強すぎると施術後顔が引きつったような仕上がりになることがあります。施術から2~4週間ほど経つと気にならなくなるケースが多いです。 |
城本クリニックでは、悩みや治療したい部分や予算に応じて、医師が適切な治療方法を提案いたします。しわ・たるみをなくして、若々しくなりたい方は、ぜひ一度ご覧ください。
まとめ
顔のたるみの原因は複数あり、たるみにつながるNG習慣をやめたり、セルフケアをすることで改善する可能性もあるでしょう。しかし、起きてしまったたるみが改善しない方もいるでしょう。
すでに起きている顔のたるみを解消したい方は、美容整形で顔のリフトアップ治療をおすすめします。
城本クリニックでは、顔のリフトアップ治療を複数行っています。お悩みの内容や部位、予算に応じて適切な治療方法が異なるため、お気軽にカウンセリングでご相談ください。経験豊富な医師が、患者様に適切な治療方法をご提案いたします。
リフトアップでお悩みの方は、ぜひ城本クリニックにご相談ください。
本コラムの監修医師
1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック
医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹