二重まぶた・目の基礎知識
CONSULTATION はじめに
目は、ものを見るという重要な機能があります。それ以外に「目は口ほどに物を言う」ということわざにある通り、気持ちを相手に伝える時に活躍します。また、目鼻立ちが整っているという言葉があるように、目は、美しさの鍵を握っています。
現代の美人というのは、目が大きいという傾向にあります。その結果、二重まぶたの方がより好まれ、一重まぶたの人たちは二重まぶたになりたいと思い、奥二重の人はより大きな二重まぶたに憧れる時代になっています。
これらの希望を叶える手段として美容外科があり、時代とともに進歩してきました。しかし、どのような二重がいいのか、手術方法はどれが適切かという問題は、ひとりひとり違うので、担当医師のアドバイスをもとによく考えて下さい。その際、このサイトを利用し、充分な知識を持ってカウンセリングに臨んで下さい。
「目の美容外科」のご利用にあたって
美容外科に関する情報は、テレビや雑誌、あるいはインターネット上でも氾濫しています。しかし、すべてが正しい情報というわけではありません。
一人ひとりの悩みは同じではなく、少しずつ違っているのが当然であり本来の個人差もあるため、すべての人に同一の手術をすれば良い結果が生まれるというものではありません。
しかし、現実には効率重視のため、あるいは技術不足や知識の少なさから同一(ワンパターン)の手術を行う事もあるようです。そのような事がないように、できるだけ多くの知識を持っていただくため、当サイトを活用していただきたいと思います。
さらに、実際カウンセリングに行かれた時、あなたに合った方法を共に考えてくれるドクターを探す材料にして下さい。
城本クリニックでは一人ひとりの希望や不安をじっくり聞く事が医療として大前提であり当然の事と考えています。そしてより高い技術と豊富な知識こそが重要であると考え「技術と信頼」を大切にし、日々研鑽に努めています。
このような私共が発信する当サイトを有効に利用され、よりよい結果が得られますよう心より願っています。
CONSULTATION 二重まぶたの仕組み
目は、瞼板(けんばん)という軟骨の枠の中にあります。目を開ける筋肉(上眼瞼拳筋)は、瞼板についていて、枠ごと閉じたり開いたりしています。この目を開ける筋肉が、枝分かれして、上瞼の皮膚にもついている人が、瞼板と上瞼皮膚の二カ所で引き上げられるために二重まぶたになるわけです。
一重まぶたの人は、枝分かれがないため、瞼板の一カ所で引き上げられるので一重になります。また、奥二重というのは、目を開けた時にひだはできるものの、折れ曲がった皮膚の量が多いため、ひだが隠れてしまったものを言います。
二重まぶたの種類
二重まぶたの種類には、二重のラインが目頭から目尻にむかうにつれて徐々に広がっている「末広形」と、ラインが目頭から少し離れている「平行形」に分けられます。
日本人などの東洋人(モンゴロイド)の場合、二重の形は末広形になります。これは、日本人や朝鮮人、中国人、モンゴル人などの人種に特有な蒙古ひだという皮膚が、目頭にあるためです。
また、白人や黒人、アラブ系などの人種は、平行形になります。稀に、日本人においても、蒙古ひだがないために平行形の二重まぶたになる場合もありますが、最近では、パッチリとした二重まぶたが日本人の間で人気があり、平行形の二重を希望される人が増えています。
一般的に、末広形は控えめな印象を与えるのに対し、平行形は華やかでパッチリとした印象を与えます。