コラム
COLUMN生まれてきた時は、みんな一重!?
先日患者様から、赤ちゃんの二重の治療は可能なのですか?という質問を承りました。
先日のコラムで遺伝のお話をさせて頂きましたが、一重の両親からは一重の赤ちゃんが生まれてくる確立が高く、二重の両親からは二重の赤ちゃんが生まれてくる確立が高いです。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんのお顔を拝見すると、多くの赤ちゃんの目元は一重です。
ちなみに、私の生まれたての写真を見てみても、一重だったりします。
生後まもない赤ちゃんの目元には脂肪はあまりついていません。その為、成長過程において脂肪細胞が形成され、概ね1歳を過ぎる頃には、自然に目元の状態も定まってまいります。
しかし、1歳の段階で一重だからといって、一生一重のままかと言うとそういうわけではなく、まだまだ成長過程の赤ちゃんです。脂肪細胞の生成はまだ続きますし、瞬きなどの瞼の運動や、皮膚質の変化に伴い、目元が変化していく可能性も多くございます。
二重の治療が可能なご年齢は、人それぞれ成長スピードが異なりますので、確実に何歳と申し上げるのは難しくなっておりますが、お若い方ですと、概ね小学校の高学年くらいからご治療のご案内が可能です。
したがって、赤ちゃんの二重治療は、難しいというのが解答です。