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COLUMN二重整形が成功しやすい人の特徴とは?理想の目元を実現するポイント

二重整形が成功しやすい人の特徴は、まぶたが薄い・蒙古ひだが小さい・まぶたのたるみが少ない人などです。ただし、まぶたが厚くて蒙古ひだがあっても、選択する手術方法によってきれいな二重ラインを作れます。

理想の目元を手に入れるために二重整形を考える人は少なくありません。しかし「手術はどれくらい成功するのか」「仕上がりは自然な二重になるのか」といった不安から、なかなか決断できない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、二重整形が成功しやすい人の特徴について解説します。また、失敗例も参考にしながら、自分の目元にはどのような施術が適しているのかを確認してみましょう。

二重整形が成功しやすい人の特徴

二重整形の成功率は、目の形や特徴によって左右されます。ここでは、二重整形が成功しやすい人の特徴について紹介します。

まぶたが薄い

まぶたが薄いと、二重埋没法による二重ラインが持続しやすい傾向にあります。二重埋没法とは、まぶたを糸で結んで二重のラインを作る方法です。

この方法の特徴は、切開を行わないため手術時間が短く、ダウンタイムも少ないことです。また、痛みが軽いことから、体への負担を最小限に抑えながら自然な二重を手に入れられます。

さらに、切開をしないため傷跡が残らず、仕上がりがナチュラルで違和感のない二重が実現できます。術後すぐにメイクが可能なため、日常生活に早く戻れる点も嬉しいポイントです。

二重埋没法は、もとに戻せるところが大きなメリットです。まぶたに糸で二重ラインを作るため、もし仕上がりに満足できなかった場合でも、糸を解けばもとに戻せます。これは、初めて二重整形を考える人にとって大きな安心材料となるでしょう。

蒙古ひだが小さい

蒙古ひだが小さい人は、自然な平行二重を作りやすいです。蒙古ひだとは、目頭の内側にある皮膚が張り出した部分で、一般的に日本人は蒙古ひだが大きいことが多いです。この蒙古ひだが大きいと、目頭が隠れた印象を与えます。

蒙古ひだが小さいと、二重の幅を自然に作れますが、大きい場合は、二重幅を広げる必要があり、仕上がりに違和感が出ることもあります。自分の蒙古ひだがどのくらい大きいかを確認するには、涙丘を見てみましょう。

涙丘とは、目頭の内側にあるピンク色の粘膜部分です。涙丘がどれくらい見えているかによって、蒙古ひだの大きさがわかります。涙丘がしっかり見える場合は、蒙古ひだが小さいです。

蒙古ひだが小さいと、白目が隠れることがないため目が大きく見えます。一方、蒙古ひだが大きいと白目が一部隠れるため、目が小さく見えるほか、左右の目の幅が広く見えることもあります。

まぶたのたるみが少ない

まぶたのたるみが少ない人は、二重を作りやすいです。まぶたのたるみは、二重埋没法で引き上げられますが、たるみ自体は完全にはなくならないため、二重幅が狭くなる可能性があります。

また、まぶたのたるみがまつ毛にかかってしまうと、施術の効果を感じにくいというデメリットもあります。つまり、たるみが多いと二重を作っても、目の印象があまり変わらないことがあります。

まぶたのたるみは、加齢や筋力の低下、外的刺激によって引き起こされやすいです。まぶたのストレッチや頭皮・おでこのマッサージで改善することもありますが、加齢によるたるみは完全に解消することが難しいため、早期のケアが大切です。

まぶたにダメージを受けていない

まぶたにダメージがあると、二重整形の仕上がりに影響を与える可能性があります。施術前にまぶたに炎症があると、手術直後の仕上がりと、炎症が落ち着いてからの仕上がりが異なることがあり、理想的な結果が得られないこともあるため、注意が必要です。

まぶたにダメージを与える原因には、以下のものがあります。

  • アイプチや二重のりの使用による炎症
    アイプチにはゴムラテックスやアクリル系接着剤が含まれており、これが原因でアレルギー反応を起こすことがあります。アレルギーがなくても、長期間使用するとまぶたに負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。また、長期間の使用は、まぶたが固くなる・皮膚がたるむ・色素沈着を招くなどの問題を引き起こすこともあります。
  • 化粧品などによる炎症
    化粧品に含まれる成分が肌に合わない場合、アレルギー接触皮膚炎を引き起こすことがあります。これにより、赤みやかゆみが生じることがあります。また、花粉など外的な要因で皮膚炎を起こすこともあります。
  • まぶたをこする摩擦による炎症
    日常的にまぶたをこするクセがあると、摩擦で炎症が発生します。まぶたの皮膚は頬に比べて3分の1ほどの厚さのため、外的刺激を受けやすい部位のため、過度にこすらないよう注意が必要です。

二重整形を行う際は、まぶたに炎症がない状態で施術を受けることが大切です。

二重整形の経験がない

二重整形は、経験が少ない方が成功しやすくなります。二重埋没法はやり直しできる施術のため、仕上がりに満足できない場合は再施術が可能です。しかし、複数回施術を行うと、前回までの糸が残ってしまい、最終的な仕上がりに影響を与えます。

また、糸が取れてしまって再施術が必要になる場合もありますが、もし2回以上糸が取れてしまう場合、二重埋没法が自分の目にあっていない可能性があります。その場合は、より確実に二重を作れる二重切開法がおすすめです。

まぶたが厚い人が二重整形を成功させるポイント

まぶたが厚くても、以下のポイントを押さえることで、二重整形の成功率を高められます。各ポイントを確認してみましょう。

まぶたの厚み改善も同時に行う

まぶたが厚い人には、二重切開法がとくにおすすめです。この方法は、二重ライン部分を切開してラインを作り、縫合することで、厚みがあるまぶたでも糸が取れる心配が少なくなります。

二重切開法には、全切開法と部分切開法がありますが、全切開法ではまぶたの内側の脂肪をきれいに取り除きやすく、まぶたの厚みも改善することが可能です。

まぶたのたるみ改善も視野に入れる

まぶたのたるみによる厚みがある場合、二重全切開法や眉下切開法が効果的です。二重全切開法では、まぶたの内側を処理することで、たるみの改善も期待できます。

一方、眉下切開法では、眉下の生え際部分を切開して脂肪を取り除き、余分な皮膚を切り取ることでたるみを改善します。この方法は術後の腫れが少なく、日常生活に早く戻りやすいメリットもあります。

蒙古ひだがある人が二重整形を成功させるポイント

蒙古ひだがあっても、二重切開法を行うことできれいな二重を作ることが可能です。成功させるためのポイントを確認してみましょう。

コンプレックスに感じる場合は蒙古ひだをなくすことも検討する

蒙古ひだがあると、目元に丸みが出て可愛らしい印象になりますが、目が小さく見えがちです。

もし、現在の目元に自信が持てず「もっと目が大きければ良いのに」や「大人っぽい目元にしたい」と感じている場合、二重整形と同時に蒙古ひだをなくすことを考えてみるのもひとつの選択肢です。

蒙古ひだをなくすことで、目の横幅が広がり、シャープで大人な印象の目元にできます。また、目の幅が縮まることで、顔全体のバランスが整い、より立体感のある印象を与えられるでしょう。

蒙古ひだをなくすことは、単にきれいな二重を作るためだけでなく、目元や顔全体のコンプレックスを軽減し、自信を持つことにもつながります。

顔全体のバランスに悩んでいる方や、より立体感のある顔立ちを作りたいと考える方は、蒙古ひだをなくすことを検討してみるとよいでしょう。

きれいな平行二重にしたい場合は蒙古ひだをなくす方がよい

蒙古ひだがある場合、きれいな平行二重を作るのが難しいことがあります。蒙古ひだがあると、糸で食い込みを入れるため、糸が取れやすくなり、仕上がりが不自然になることもあります。そのため、平行二重を作りたい場合は、蒙古ひだをなくすことを検討するのもひとつの方法です。

また、埋没法を複数回行うことで、きれいに仕上がらなくなる可能性もあるため、蒙古ひだをなくすことで、糸が取れるリスクを減らし、より自然で安定した二重を作れるでしょう。

切除後の全体のバランスを考慮する

蒙古ひだをなくす手術を行う際には、切開しすぎないように注意が必要です。過剰に切開すると、顔全体のバランスが崩れ、不自然な仕上がりになることがあります。

蒙古ひだを取り除くことで、目の幅が短くなり、顔全体のバランスが整いやすくなります。しかし、切開しすぎると、目が寄り目に見えるなどの不自然な印象を与える可能性があります。そのため、切開位置を慎重に決めることが重要です。

切開位置を決める際には、目の大きさや二重の美しさだけでなく、自分の顔立ちや全体のバランスにも配慮することが成功のカギとなります。自分の顔の特徴に合った仕上がりを目指すことで、自然で美しい仕上がりになるでしょう。

二重整形のよくある失敗

二重整形は美容的な変化を目指す施術ですが、成功することもあれば、失敗することもあります。ここでは、よくある失敗例とその原因を紹介します。

二重埋没法の失敗例

まずは、二重埋没法のよくある失敗例をみてみましょう。

糸ポコの可能性

糸ポコとは、二重埋没法の施術後に糸がうまく埋没せず、皮膚の表面に盛り上がって見える現象を指します。

通常、二重埋没法は小さな穴を開けて糸をまぶたの皮膚に埋め込み、二重のラインを作る施術です。しかし、糸が適切に埋まらないと、糸が皮膚表面に出たり、結び目が見えたりしてしまうことがあります。

糸ポコは見た目だけでなく、露出した糸部分に細菌が付着し、炎症や痛み、腫れを引き起こします。最悪の場合、感染症につながる可能性もあります。糸ポコが発生した場合、早めにクリニックで診察を受け、適切な対処を行うことが大切です。

また、糸ポコを防ぐためには、施術を行う医師の技術が非常に重要です。なかには「裏留め」という方法を提案するクリニックもありますが、これはリスクが高い技術であり、医師の技術が不足している場合に選ばれることがあります。

裏留めは糸をミューラー筋にかける施術方法ですが、リスクが高いため、多くのクリニックでは推奨していません。

糸ポコのほかにも、糸が固定されていないことにより、二重ラインにガタつきが生じることもあります。ガタつきは、糸が不均等に留められたために、二重ラインが不自然になってしまう現象です。このような失敗は医師の技術不足が原因であることが多く、仕上がりが不自然になることを避けるためには、信頼できる医師とクリニックを選ぶことが重要です。

ゴロゴロ感の長期化

埋没法の手術後に感じるゴロゴロとした違和感は、一般的に数日以内に治まることがほとんどです。しかし、ゴロゴロ感が長期間続く場合には、何らかの問題が生じている可能性があるため、早めにクリニックに相談することが重要です。

長期間続くゴロゴロ感の原因のひとつは、糸が眼球に触れていることが考えられます。糸が不適切な位置にあると、眼球や角膜に接触してしまい、違和感や不快感を抱くでしょう。

さらに、この状態が続くと、角膜に傷がついてしまうこともあります。傷がつくと、充血や涙が出る、視界がぼやけるなどの症状が現れます。

このような症状が現れた場合、早急に医師の判断を仰ぎ、必要に応じて抜糸や調整を行うことが推奨されます。手術後の違和感が長引く場合は、無理せずクリニックでの確認を受けることが大切です。

糸が取れてしまう

二重埋没法は永久的な手術ではないため、手術後に糸が取れてしまう可能性があることを理解した上で施術を受けることが重要です。埋没法の持続期間には個人差があり、1年ほどで取れてしまう人もいれば、10年以上持続する人もいます。

一般的には3年から5年程度で糸が取れることが多いですが、予測は難しいです。

糸が短期間で取れてしまう原因は、目の特徴が二重埋没法に合っていないことが考えられます。たとえば、まぶたが厚い、目の開きが弱い、目が窪んでいるなどの特徴がある人は、糸が取れやすい傾向にあります。

このような場合、再施術を行っても同じ結果になる可能性が高いため、二重切開法を検討するのがおすすめです。

また、糸の持続期間には日常生活が影響を与えることもあります。医療用の糸は耐久性が高く、通常の生活で糸が切れることはほとんどありません。しかし、目をこする癖や継続的に圧力が加わると、糸が取れる原因になることがあります。

スポーツなどでまぶたに衝撃を受けることも糸が取れる要因となるため、施術後はまぶたへの刺激を避けるよう注意することが大切です。

二重切開法の失敗例

次に、二重切開法の失敗例を紹介します。

二重ラインが途切れる

部分切開法は、まぶたの一部分だけを切開して二重を作る方法ですが、デメリットもあります。そのひとつが、二重ラインが途中で途切れてしまうことです。

部分切開では、切開範囲が限られているため、自然で一貫した二重ラインを作るのが難しいです。とくに、二重のラインが不均一に見えたり、ラインが途中で途切れたりすることがあります。

また、部分切開は切開部分が少ないため、ダウンタイムが短くなるように思われがちですが、実際には細かい手術が必要で、止血が不十分な場合には、ダウンタイムが逆に長くなることがあります。

部分切開は精密な作業を要求され、技術的に難易度が高いため、術後の回復に時間がかかることもあります。

仕上がりの美しさを重視する場合、部分切開ではなく全切開法を選択する方が確実で自然な二重ラインを作ることが可能です。全切開法では、まぶた全体をしっかりと切開し、よりきれいで均一なラインを作れるでしょう。

元の目に戻ってしまった

二重切開法は通常、半永久的に二重を維持できる手術ですが、稀に元の目に戻ってしまうことがあります。この原因は、内部処理の不完全さによるものです。

二重切開法では、まぶたの内部で不要な組織を剥離して、その後、癒着させて二重ラインを固定します。正しく行われない場合、二重ラインが定着せず、元の状態に戻ってしまうことがあります。

とくに、部分切開を選択した場合、内部処理が不十分になりやすく、結果として二重ラインがしっかりと定着せずに元の目元に戻ることがあります。

このような問題を避けるためには、技術力の高い医師による手術を受けることが重要です。また、二重切開法を選択する際には、しっかりとしたカウンセリングと、手術後のケアを行うことが大切です。

二重埋没法・二重切開法共通の失敗例

施術方法の異なる二重埋没法と二重切開法ですが、どちらの方法にも共通する失敗例があります。詳しくみてみましょう。

ダウンタイムの長期化

通常、二重整形手術後のダウンタイムは、二重埋没法で2週間〜1か月、二重切開法なら3〜6か月ほどですが、ダウンタイムが予想以上に長引くことがあります。ダウンタイムとは、手術後に現れる症状(腫れ、赤み、痛み、内出血など)が改善し、日常生活に支障なく戻れるまでの期間を指します。

長期化する場合、症状が悪化したり、回復が遅れたりすることもあるため、注意が必要です。ダウンタイムが長引く原因として以下が挙げられます。

  • 麻酔の量が多い
    麻酔が多すぎると、腫れやその他の症状が強く現れ、回復が遅れることがあります。適切な麻酔の量を使用することが重要です。
  • 出血処理が不十分
    手術中に出血がある場合、しっかりと圧迫止血を行わないと、内出血が残り、ダウンタイムが長くなることがあります。
  • 骨格に合わない施術内容だった
    施術が患者の顔の骨格に合っていない場合、適切な二重ラインを作れず、ダウンタイムが長引くことがあります。事前に十分なシミュレーションを行い、骨格に合ったデザインを作ることが大切です。

ダウンタイムには個人差がありますが、あまりに長引く場合や悪化する場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

左右非対称

二重整形後に左右非対称になることがあります。医師の技術不足やシミュレーション不足などによって起こることがありますが、目の特徴などによっては、技術があっても左右対称にできないこともあることを、あらかじめ理解しておきましょう。

顔の左右非対称は一般的であり、目の開きや蒙古ひだの形が異なることは珍しくありません。このような状態で施術を行うと、結果として左右の二重幅やカーブが異なることが多くなります。

たとえば、片方はきれいな平行二重になり、もう片方は末広がりになることがあります。事前にしっかりとシミュレーションを行うことで、大きな左右差を防ぐことは可能です。しかし、完全に左右対称に仕上げることは難しいこともあるため、あらかじめ理解しておくことが大切です。

左右差を最小限に抑える方法として、蒙古ひだが大きい方の目に目頭切開を加えることがあります。ただし、目の距離が近い場合、この手術が適用できないこともあるため、注意が必要です。

また、目の開きに左右差がある場合、二重整形だけでは解決できません。上まぶたが下がって目がしっかり開けない状態を「まぶた下垂」と言います。このまぶた下垂を改善するには、まぶた下垂手術が必要です。

もともとの目の特徴による左右差ではなく技術不足などによって起きた左右差は、申告することで再手術が可能な場合があります。しかし、複数回二重整形を繰り返すと、かえって仕上がりが悪くなる可能性があることを考慮する必要があります。

ハム目になる可能性

過度に広い二重幅を作ると、ハム目という状態になることがあります。ハム目は、二重ラインの下の皮膚が膨らみ、まつ毛の上に乗るような状態です。これは、見た目が不自然であり、とくに二重幅を広く取りすぎた場合に発生しやすいです。

ハム目になるのは、以下のような要因があります。

  • 眼輪筋のバランスが悪い
  • 繊維組織が多い
  • 皮膚のたるみがある
  • まぶたの脂肪が多い

これらの問題は、カウンセリングを通じて適切に防げます。また、二重ラインの癒着が弱い場合や、まぶたを開く力が弱い場合にもハム目が発生することがあります。もしハム目になってしまった場合、修正手術を行うことで改善が可能です。

ただし、修正には余分な組織を除去する施術やまぶた下垂術など、さらなる負担がかかります。そのため、ハム目を防ぐためには、事前のカウンセリングでクリニックにしっかりと判断してもらい、慎重に施術を進めることが大切です。

理想の二重になれなかった

二重整形を受けたにもかかわらず、理想の二重にならないことがあります。これは、個々の骨格やまぶたの状態、目の形など、さまざまな要因が影響するためです。

どんなに技術に優れた医師であっても、個人の特性によっては、求める二重ラインを完全に再現することが難しい場合があります。

また、一部のクリニックでは、どんな内容の手術でもできると強調することがありますが、実際の仕上がりが理想とかけ離れている場合があります。このようなケースではトラブルに発展することもあるため、事前に慎重に検討する必要があります。

理想の仕上がりを目指すためには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。いくつかのクリニックでカウンセリングを受け、医師としっかりとコミュニケーションをとり、施術内容について納得した上で決断することが、トラブルを避けるためのポイントです。

二重整形で失敗してしまう原因

二重整形における失敗は、手術内容が目の状態に合わない場合だけでなく、クリニック選びにも関わることがあります。

ここでは、選ぶクリニックによって起こる可能性のある、失敗の原因をみていきましょう。

事前カウンセリングの不足

目の特徴や患者の希望は一人ひとり異なるため、二重整形の手術内容を決定する際に事前のカウンセリングは非常に重要です。カウンセリングをしっかりと行わないと、理想的な二重ラインが得られなかったり、手術後すぐに元の目に戻ってしまったりする失敗が起こる可能性があります。

患者が自分の理想を伝えることはもちろん重要ですが、クリニック側がその要望に対して現実的な判断を行い、適切な手術方法を提案することも必要です。

もし患者の希望に応じた仕上がりが難しい場合、医師から別の提案がされることがあります。このとき「なぜこの方法ではできないのか?」と感じるかもしれませんが、むしろ十分にカウンセリングが行われている証拠ともいえるでしょう。

カウンセリング不足で手術を進めると、術後にどのような仕上がりになるかを十分に把握できないまま手術が行われ、失敗につながりやすくなります。二重整形はカウンセリングをしっかり行って、医師と患者がコミュニケーションを取ることが重要です。

医師のスキル不足

二重整形の成功には、医師の技術が非常に重要な役割を果たします。たとえ手術内容が適切であっても、医師のスキルが不足していると、手術が成功しない可能性があります。技術的なミスや不適切な処置は、仕上がりに大きく影響し、満足のいく結果を得られません。

クリニックを選ぶ際には、医師のスキルも重要な要素となります。医師が信頼できるかどうかを判断するためには、経験の豊富さや過去の実績を確認することが大切です。医師の施術実績は、クリニックの公式サイトや口コミなどで確認できます。

アフターケアの不足

アフターケアは、二重整形の結果に大きな影響を与える重要な要素です。手術後のケアが不十分だと、傷跡が目立ったり、作った二重がもとに戻ったりする可能性が高くなります。そのため、アフターケアをしっかりと行うことが、理想的な仕上がりを維持するためには欠かせません。

アフターケアには、医師から指示された術後ケアが含まれますが、患者自身が日常生活で行うべきケアも重要です。たとえば、適切な清潔保持や目元の過度な刺激を避けることなどが求められます。指示されたケアを守ることで、回復がスムーズに進み、良好な結果が得られるでしょう。

さらに、アフターケアがしっかりしているクリニックを選ぶことも大切です。カウンセリング時に、術後のサポート内容を確認し、安心して任せられるクリニックを選びましょう。

二重整形の失敗でやり直しをする場合の知識

二重整形で仕上がりに納得できない場合や失敗した場合、二重埋没法でやり直しが可能ですが、いくつかの重要な注意点を把握しておくことが大切です。

可能だが回数制限がある

二重埋没法のやり直しは、通常3〜4回が限度です。回数を重ねると、以下のリスクがともなう可能性があります。

  • きれいに仕上がらなくなる
  • 施術の難易度が上がる
  • 複数の糸がまぶたに残り、目を開けづらくなる可能性がある
  • まぶたの皮膚に糸が残ると、アレルギーや感染を起こすリスクが高まる

やり直し回数を最小限にするためには、二重が長持ちするように、まぶたに負荷をかけない生活を送りましょう。二重埋没法の持続期間は3〜5年程度と言われていますが、施術方法によって差があります。

術後すぐはやり直しはできない

二重埋没法をやり直すには、術後1か月が経過した後から可能です。術後はまぶたが腫れるなど、状態がデリケートなため、早急なやり直しは避けるべきです。手術から1週間ほどで外見上は腫れが引いてきますが、完全にダウンタイムが終了するまでは、1か月程度の時間をおくことが推奨されます。

ただし、以下のような異常がある場合はすぐにクリニックに相談することが重要です。

  • 糸が飛び出す
  • 強い痛みや異常な腫れが続く
  • 出血や感染の兆候がある

これらの問題が発生した場合、早急に専門の医師による対応を受けることが必要です。

やり直しの費用相場

二重埋没法の費用相場は6〜15万円程度で、平均10万円程度になります。さらに、抜糸費用は2〜3万円程度のため、やり直しの費用相場は8〜18万円程度です。

二重埋没法をやり直すには、1回目と同じように施術費用がかかることに加えて、必要であれば抜糸費用が発生します。

ただし、保証のあるクリニックでやり直す場合、条件を満たしていれば施術費用が無料になることもあります。保証は、事前にクリニックに確認しておきましょう。

城本クリニックでは、1年間の保証と永久保証をご用意しております。医師がカウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応します。二重整形をご検討の方はぜひ一度ご覧ください。

二重整形なら城本クリニックがおすすめ

二重整形をご検討の方には「城本クリニック」がおすすめです。城本クリニックには、日本形成外科学会専門医・日本美容外科学会専門医が多数在籍しております。経験豊富なベテラン医師のなかから、希望の医師を指名することも可能です。

城本クリニックの二重埋没法と二重切開法、それぞれのおすすめの理由を紹介します。

二重埋没法

城本クリニックの二重埋没法は、糸を留める点数と保証制度の内容をもとに価格を設定しています。また、術後1年間の保証と永久保証を用意しており、希望に合った保証の選択が可能です。

カウンセリングは、医療資格を持つ医師が担当し、ブジーと呼ばれる金属製の棒を使用して、二重の折れ込み方を確認します。医師が患者様の目の状態を的確に把握し、最適な治療プランをご提案いたします。

さらに、他院での施術の修正や抜糸にも対応しており、他院での結果に満足できなかった患者様からの相談も受け付けています。他院で修正を依頼することにためらいを感じる方も、お気軽にご相談ください。

<埋没法は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 137,500円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 10~15分
通院回数 必要なし
リスク・副作用 ・内出血
施術後から紫色の内出血となる場合があります。 通常1〜2週間程度で症状は徐々に消失していくことがほとんどです。
・腫れ
施術後から腫れが続く場合があります。翌日・翌々日あたりが腫れのピークで、1週間でおおむね腫れは引いていくことがほとんどです。
・感染
自分の組織ではないため免疫力が及ばず、感染には弱く、一度感染してしまうと抜去しなければいけない可能性があります。しっかりと感染が糸周囲に及んでいる場合、糸の抜去が必要です。
・糸の露出
まぶたの浅い位置に糸がある場合や糸の結び方が甘い場合、皮膚に透けて見えたり糸が露出してしまったりすることがあります。糸が出てしまった場合、医師に相談してください。
・埋没がとれる
埋没の施術を受けてから一定期間経過している場合、埋没が取れる場合もあります。城本クリニックは埋没法術後の切開法での修正も承っております。
・凹み
術直後には目立つこともありますが、経時的に改善します。 ごくまれに経時的な改善が得られない場合があり、再手術の必要がある場合があります。
・ひきつれ感 術直後には痛みに近いひきつれ感が瞼の奥に感じることがあります。多くの場合数日のうちに改善します。症状が強い場合は鎮痛薬を処方します。
・ドライアイ・目が乾きやすくなる・目のかすみ、疲れ目
いずれも手術直後数日間程度は出やすい症状です。1週間もすればおおよそ軽快します。症状が長く続く場合は医師に相談しましょう。
・眼瞼痙攣
埋没の施術は目の使い方やまぶたの筋肉の使い方が変化するため、痙攣が起こる場合があります。抜糸しても症状が完全に回復するとは限りません。眼科での受診も検討しましょう。
・眼瞼下垂
可能な二重幅よりも広く二重の線を作ってしまうと、眼瞼下垂が起こる場合があります。必要に応じて抜去を検討する必要があります。
・角膜損傷
手術時の運針にて眼球を刺して損傷する場合があります。必要に応じてコンタクトシェル(眼球保護用のコンタクトレンズ)や角板などの保護策を用いる場合もあります。
二重切開法

城本クリニックでは、全切開法と部分切開法(ミニ・マイクロ切開法)の二重切開法が可能です。施術前のカウンセリングでは、金属の棒であるブジーを使用し、二重のシミュレーションを行います。これにより、患者様と医師の間で理想の二重ラインについて具体的なイメージを共有します。

ただし、切開法の場合、埋没法とは異なりシミュレーション通りには仕上がらないことがあります。そのため、実際の切開後に生じるラインの食い込みや走り方を考慮し、現実的な形状のイメージを医師とすり合わせます。

また、二重埋没法と同様に術後1年間の保証と永久保証の選択が可能です。半永久的に持続するのが二重切開法の特徴ですが、万が一の場合でも城本クリニックなら安心です。

さらに、術後の強い腫れなど不安な点があった場合でも、医師が診察とアフターケアを適切に行います。二重切開法でも、他院での施術結果に満足できなかった患者様の修正治療を承っています。

<切開法は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 300,000円(税込)※詳しい費用はお問い合わせください。
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 30~60分程度
通院回数 1週間後に抜糸のため1回
リスク・副作用 ・内出血
術後の出血で紫色の内出血となる場合があります。1〜2週間ほどで症状は徐々に改善します。
・腫れ
手術をすることで腫れが発生します。翌日・翌々日あたりが腫れのピークで、1~2週間でおおむね腫れは引きます。
・感染
稀に感染が生じることがあります。症状としては赤く腫れる、痛みが出るなどです。抗生剤の内服や、局所の洗浄が基本的な治療法となります。
・かぶれ
切開縫合部の周りが赤くかぶれる場合があります。治りが遅い場合やかぶれがひどいときはステロイドなどでの治療をする場合があります。
・ニキビのようなものができる
皮脂腺(皮膚のあぶらを出す組織)の詰まりによって生じることが多いです。ニキビ同様潰して治すこともできますが、基本的には温めることで自然と治ります。
・二重が取れた
取れにくい方法ではありますが、稀に切開法でも二重が取れることがあります。その場合再度同じラインで切りなおし二重がきちんと出来るような内部処理をし直す必要があります。
・イメージ違い
埋没法と違い、切開法ではシミュレーション通りにはなりません。術前に打ち合わせて決めた二重とあまりに違いが大きい場合、術後診察の際、担当医に相談しましょう。
・ハム目
二重幅部分がぷっくりと膨らみ、かつ二重の折れ込み自体の食い込みが強く、ボンレスハムのような状態になる場合があります。自然軽快は見込みにくいので、基本的には再手術が必要です。
・二重幅の左右差
腫れや浮腫により二重の幅が広くなったり、左右差が出る場合があります。腫れや浮腫の改善とともに、症状は徐々に消失します。
・眼瞼下垂
可能な二重幅よりも広く二重の線を作ってしまうと、眼瞼下垂が起こる場合があります。症状が強い場合は再手術を検討してください。
・ドライアイ・目が乾きやすくなる・目のかすみ、疲れ目
いずれも手術直後数日間程度は出やすい症状です。1週間もすればおおよそ軽快します。症状が長く続く場合は医師に相談しましょう。

城本クリニックでは、LINEでの予約や相談を受け付けています。友だち追加後、質問に答えるだけで簡単に手続きが完了します。予約変更やその他の質問もトーク画面で対応可能ですので、ぜひご登録ください。

まとめ

二重整形は、まぶたが薄い・蒙古ひだが小さい・まぶたのたるみが少ない人が成功しやすいです。ただし、ダメージを受けていないまぶたの方が理想の仕上がりになりやすいため、まぶたの状態を整えてから施術を受けましょう。

まぶたが厚いから、蒙古ひだがあるからといって二重整形が成功しないわけではありません。まぶたの厚み改善や蒙古ひだをなくすことも同時にできる二重切開法で行うことで、きれいな二重ラインを作れます。

二重手術を失敗させないためには、クリニック選びが重要です。クリニックは、十分なカウンセリングやアフターケアが受けられ、技術力の高い医師が在籍する場所を選びましょう。

城本クリニックは、経験豊富なベテラン医師が多数在籍しているクリニックで、無資格のスタッフは在籍しておりません。医師がカウンセリングやアフターケアに対応するため、的確なアドバイスを受けられます。

初めて二重整形を受ける方や他院で納得のいく仕上がりにならなかった方も、安心してご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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