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COLUMN埋没法と切開法の違いを徹底比較!あなたに最適な二重整形は?

二重整形には埋没法と切開法の手術方法があります。埋没法はメスを使わない二重整形であり、切開法はメスを使って二重ラインを作る施術です。この記事では、埋没法と切開法の違いを解説します。

二重整形には「埋没法」と「切開法」の2種類の施術方法があります。二重整形は、手軽に受けられる美容整形として人気がありますが、できるだけ自然な二重にしたいという声が多いです。二重整形をする場合、埋没法と切開法のどちらがよいのでしょうか。

この記事では、埋没法と切開法の施術内容やそれぞれのメリット・デメリット、どちらがおすすめなのかや違いについて解説します。最適な二重整形がどちらなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

埋没法とは?切らずに実現する二重整形

埋没法はまぶたを切らずに二重を実現する手術方法です。髪の毛よりも細い医療用の糸を使用して、まぶたの皮下を数か所縫い留めて二重のラインを作ります。縫い付けた糸は外から見えず、まぶたの内部に埋没してしまうことから「埋没法」と呼ばれています。

埋没法はメスを使っていないため、糸を取り除けばもとに戻せます。そのため、仕上がりに納得できなかったときでも糸を取ってしまえば、元のまぶたに戻すことが可能です。手術後に時間が経過して、二重の幅を少し変えたいと心境の変化があった場合も、柔軟に変更できます。

まぶたに留める箇所は、1点留め・2点留め・3点留め・4点留めも可能です。糸を縫い留める点数が多くなればなるほど、二重の持続力が増します。

埋没法では、希望する高さやラインで二重をつくることが可能です。カウンセリング時に二重の幅や高さなどの希望を伝えれば、理想としている二重やなりたい目元になれるでしょう。

また、埋没法には「挙筋法(きょきんほう)」と「まぶた板法(けんばんほう)」という2種類の術式があります。それぞれ術式によって医療用の糸を留めて結ぶ組織が異なるため、メリット・デメリットにも違いがあります。

以下では、挙筋法とまぶた板法についてくわしく解説します。

挙筋法(きょきんほう)

挙筋法は、まぶたを持ち上げる時に使う筋肉である「上眼まぶた挙筋」と、まぶたを糸で結びつけることで二重をつくる術式です。上眼まぶた挙筋に糸をかけるため、糸の位置は必然的にまぶたの上側になります。多くの血管や神経が通っている眼まぶた挙筋は、優しく糸を結ぶ必要があります。

挙筋法は、二重の幅を広く作りたい人に適している方法であり、かなり広い幅の二重でも対応できます。また、ある程度のまぶたにたるみがある方でも施術可能です。ナチュラルな仕上がりにしたい方にもおすすめの方法です。

メリットは「角膜を傷つける危険性が低いこと」です。まぶた板を通さずに上眼まぶた挙筋とまぶたを縫い留めるため、医療用の糸が眼球に触れてしまう可能性はありません。糸が取れた場合や緩んでしまった場合に、糸が眼球に触れて角膜を傷つけてしまうというリスクは少ないです。

デメリットは、二重のラインを作っている糸が取れやすいことです。糸を通す部位である眼まぶた挙筋は筋肉組織のため柔らかく、加齢によって筋肉が伸びると二重のラインが緩むことがあります。また、体調による変化も受けやすいため、二重のラインが安定せずに崩れてしまうこともあるのです。

そのほかのデメリットは、かける糸の長さがまぶた板法と比べて長くなることがあります。糸を通す距離が長くなるとまぶたの組織を損傷する範囲が広くなるため、術後の腫れが出やすくなります。その結果ダウンタイムも長引きやすいです。

挙筋法によって上眼まぶた挙筋に負荷がかかってしまうと、眼まぶた下垂が起こる可能性があることを覚えておきましょう。ただし眼まぶた下垂が起こるケースは高くありません。

まぶた板法(けんばんほう)

まぶた板法は、まぶた板とまぶたの皮膚に糸をかけて結びつけることで二重をつくります。

まぶた板は、まぶたの裏側にある硬い組織になるので糸のかかり方が変化しにくいです。そのため、まぶたのむくみなどによって多少の変化は起こるものの、安定した形の二重まぶたを維持しやすいです。常に安定した形の二重を維持したい方に人気の術式と言えます。

狭い二重幅を作りたい方はまぶた板法での施術がおすすめです。逆に幅の広い二重ラインを作るには適していない施術になるため、幅の広い二重ラインにしたい場合には、挙筋法を選ぶとよいでしょう。

手術時間が短いのもメリットのひとつです。施術が簡単で、医師の技量による差が出にくいと言われています。デメリットは「糸によって眼球が傷つく恐れがあること」です。まぶた板に糸を通すため、糸を結んで留める糸玉が眼球の目の前に作られてしまいます。

眼球の目の前に糸玉を作った場合には、眼球に糸玉が触れてしまい、角膜に傷がついてしまう可能性があります。また、糸の結び目が緩んだり外れたりした場合には、糸が眼球に直接触れている状態になってしまうのです。

そのほか、パッチリとした幅広の二重まぶたにできません。無理に広めの二重幅を作ろうとすると、不自然な目元になってしまいます。

<埋没法は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 137,500円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 10~15分
通院回数 必要なし
リスク・副作用 ・内出血
施術後から紫色の内出血となる場合があります。 通常1〜2週間程度で症状は徐々に消失していくことがほとんどです。
・腫れ
施術後から腫れが続く場合があります。翌日・翌々日あたりが腫れのピークで、1週間でおおむね腫れは引いていくことがほとんどです。
・感染
自分の組織ではないため免疫力が及ばず、感染には弱く、一度感染してしまうと抜去しなければいけない可能性があります。しっかりと感染が糸周囲に及んでいる場合、糸の抜去が必要です。
・糸の露出
まぶたの浅い位置に糸がある場合や糸の結び方が甘い場合、皮膚に透けて見えたり糸が露出してしまったりすることがあります。糸が出てしまった場合、医師に相談してください。
・埋没がとれる
埋没の施術を受けてから一定期間経過している場合、埋没が取れる場合もあります。城本クリニックは埋没法術後の切開法での修正も承っております。
・凹み
術直後には目立つこともありますが、経時的に改善します。 ごくまれに経時的な改善が得られない場合があり、再手術の必要がある場合があります。
・ひきつれ感 術直後には痛みに近いひきつれ感がまぶたの奥に感じることがあります。多くの場合数日のうちに改善します。症状が強い場合は鎮痛薬を処方します。
・ドライアイ・目が乾きやすくなる・目のかすみ、疲れ目
いずれも手術直後数日間程度は出やすい症状です。1週間もすればおおよそ軽快します。症状が長く続く場合は医師に相談しましょう。
・眼まぶた痙攣
埋没の施術は目の使い方やまぶたの筋肉の使い方が変化するため、痙攣が起こる場合があります。抜糸しても症状が完全に回復するとは限りません。眼科での受診も検討しましょう。
・眼まぶた下垂
可能な二重幅よりも広く二重の線を作ってしまうと、眼まぶた下垂が起こる場合があります。必要に応じて抜去を検討する必要があります。
・角膜損傷
手術時の運針にて眼球を刺して損傷する場合があります。必要に応じてコンタクトシェル(眼球保護用のコンタクトレンズ)や角板などの保護策を用いる場合もあります。

切開法とは?まぶたを切る二重整形

切開法とは、まぶたの皮膚を切開して、戻りにくい二重をつくる手術方法です。埋没法は、糸によって二重ラインの皮膚の折れ込みを作っています。しかし、切開法では天然の二重に近いまぶたの内部構造を作り直します。それによって、半永久的な二重まぶたを作ることが可能です。

希望の二重幅やデザインを選べ、さまざまなまぶたの状況に対応できます。たとえば、まぶたがぶ厚く脂肪が多い場合やまぶたにたるみのある場合でも、手術時に余分なまぶたの脂肪やたるみを除去できるため問題ありません。

眼まぶた下垂でまぶたが下がっている症例や、まつ毛が下向きに生えている症例も、状況に対応した手術を受けられます。

希望する二重ラインに沿って皮膚を切開すれば、理想通りのデザイン性の高い目元を作れます。埋没法をしたものの複数回二重が取れてしまった方や、安定した二重にしたいという方にぴったりの手術方法です。

切開法は「全切開法」と「部分切開法」の2種類の術式があります。切開する長さで全切開法と部分切開法に分別されます。それぞれの特徴について紹介します。

全切開法

全切開法は、目頭から目尻のラインまで切開する術式です。まぶたの内側から外側までほぼ全長に渡って皮膚切開をします。切開して余分な脂肪を除去し、皮膚とまぶた板や筋肉を縫い留めて癒着させることで二重ラインを形成します。

希望に合わせて二重ラインの幅や食い込みの調整ができるため、さまざまなデザインに対応可能な手術方式です。重たいまぶたの場合は、原因となっている眼窩脂肪や隔膜前脂肪(ROOF)を除去することで、理想の二重まぶたを実現できます。三日月状に皮膚切開をデザインすれば、まぶたの皮膚のたるみ除去が可能です。

メリットは「しっかりとした術野展開が出来ること」です。二重の食い込みや目つきの矯正など、たくさんのパラメータの調整ができます。皮膚のたるみを切り取れるのも全切開法の長所です。

デメリットは「ダウンタイムが長いこと」です。切開する範囲が広いため、術後1〜2週間程度ダウンタイムが発生します。術後経過は術後3か月以降から落ち着きはじめ、半年程度で理想の二重になる流れです。部分切開と比べるとどうしてもダウンタイムは長くなってしまうでしょう。

あらかじめ希望の二重ラインが決まっている方や、まぶたが腫れぼったくてキレイな二重ができるか心配な方、まぶたのたるみや脂肪が気になる方におすすめです。

部分切開法

部分切開法は、まぶたを小範囲切開して縫い合わせたラインを二重にする術式です。予定する二重のラインにそって、上まぶたの1か所〜2か所を部分的に切開して二重を作ります。

切開する部位、長さはまぶたの状態によって異なります。先天的な二重の微調整や自然な二重ラインの形成に適している手術方法です。

「ミニ切開法」と「マイクロ切開法」があり、マイクロ切開法では皮膚の切除は行いません。そのため、もともと一重でまぶたの厚みがある方や目元に余剰の皮膚が多い方は、マイクロ切開法で二重ラインをきれいに作ることは難しいです。

メリットは、ダウンタイムが短いことです。切開する部分が少ないため、手術跡の腫れや痛みが少なくダウンタイムを抑えられます。

デメリットは、皮膚のたるみを除去することはできません。また、まぶたの厚みが一定以上ある場合には、手術は難しい場合があります。切開した部分と切開していない部分の境界部分に食い込み感が出てしまうこともあります。

まぶたの脂肪が少ない方やまぶたの厚みや腫れぼったさは気にならない方、埋没法では治療が難しいと判断された方におすすめです。

<切開法は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 300,000円(税込)※詳しい費用はお問い合わせください。
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 30~60分程度
通院回数 1週間後に抜糸のため1回
リスク・副作用 ・内出血
術後の出血で紫色の内出血となる場合があります。1〜2週間ほどで症状は徐々に改善します。
・腫れ
手術をすることで腫れが発生します。翌日・翌々日あたりが腫れのピークで、1~2週間でおおむね腫れは引きます。
・感染
稀に感染が生じることがあります。症状としては赤く腫れる、痛みが出るなどです。抗生剤の内服や、局所の洗浄が基本的な治療法となります。
・かぶれ
切開縫合部の周りが赤くかぶれる場合があります。治りが遅い場合やかぶれがひどいときはステロイドなどでの治療をする場合があります。
・ニキビのようなものができる
皮脂腺(皮膚のあぶらを出す組織)の詰まりによって生じることが多いです。ニキビ同様潰して治すこともできますが、基本的には温めることで自然と治ります。
・二重が取れた
取れにくい方法ではありますが、稀に切開法でも二重が取れることがあります。その場合再度同じラインで切りなおし二重がきちんと出来るような内部処理をし直す必要があります。
・イメージ違い
埋没法と違い、切開法ではシミュレーション通りにはなりません。術前に打ち合わせて決めた二重とあまりに違いが大きい場合、術後診察の際、担当医に相談しましょう。
・ハム目
二重幅部分がぷっくりと膨らみ、かつ二重の折れ込み自体の食い込みが強く、ボンレスハムのような状態になる場合があります。自然軽快は見込みにくいので、基本的には再手術が必要です。
・二重幅の左右差
腫れや浮腫により二重の幅が広くなったり、左右差が出たりする場合があります。腫れや浮腫の改善とともに、症状は徐々に消失します。
・眼まぶた下垂
可能な二重幅よりも広く二重の線を作ってしまうと、眼まぶた下垂が起こる場合があります。症状が強い場合は再手術を検討してください。
・ドライアイ・目が乾きやすくなる・目のかすみ、疲れ目
いずれも手術直後数日間程度は出やすい症状です。1週間もすればおおよそ軽快します。症状が長く続く場合は医師に相談しましょう。

埋没法のメリット

埋没法には、以下のようなメリットがあります。

  • 短時間の施術
  • ダウンタイムが短い
  • やり直しが可能
  • 施術の跡が目立たない
  • リーズナブルな施術費用

ここでは、各メリットについて解説します。

短時間の施術

治療時間は10〜15分程度と短時間の施術で二重にできます。いわゆる「プチ整形」と呼ばれる整形手術であり、仕事や学校帰りに気軽に受けることもできます。また術後の抜糸も必要ないため、スケジュールの調整がしやすいです。

入院はもちろん必要なく、日帰りで手術が可能です。洗顔は翌日からOK、アイメイクは約1週間後からできます。カウンセリングなどの時間を考慮しても時間はそれほどかからないので、忙しくて病院に行く時間を確保できないという方でも挑戦しやすいです。

ダウンタイムが短い

メスを使わない埋没法では組織を深く切る、縫うということはありません。そのため、皮膚へのダメージを抑えられるため、ダウンタイムが短めです。個人差はありますが一般的には、施術後2日〜1週間程度の腫れ、1〜2週間程度の内出血が起こります。

ダウンタイムが短いので術後数日で仕事に復帰される方もいます。ダウンタイムのために職場や学校などのスケジュールを調整しにくい方におすすめの手術方法です。まとまった休みを取りづらい方でも気軽に受けられるでしょう。

ただしダウンタイムが短いと言ってもすぐに活発に動いていいというわけではありません。 ダウンタイムの期間中は安静を基本として、穏やかに過ごすことをおすすめします。

やり直しが可能

上眼まぶた挙筋やまぶた板を糸でまぶたと縫い留めて固定しているだけなため、施術後に糸を取り除けば二重はなくなり元のまぶたの形に戻ります。まぶたの構造そのものを変えているわけではなく、まぶたに折り目をつけて仮止めしている状態なため、糸をほどけば簡単に元のまぶたに戻せるのです。仕上がりが気に入らなければ何度でもやり直しが可能です。

施術後に二重の仕上がりが気に入らなかった場合や、予想していた二重と違っていた場合、もっと二重の幅を広くしたい場合などは再度施術を受けることで、二重の仕上がりを変えられます。

修正手術ややり直しに対応してくれるクリニックも多いです。二重整形を受ける前には、失敗した際に再手術を行ってくれるかなどアフターフォロー内容をきちんと確認しておきましょう。

施術の跡が目立たない

まぶたを切開しないので傷跡が残りません。医療用の糸でまぶたの裏側から縫い留めるので施術の跡は少しありますが、それもほとんど目立ちません。糸をまぶたの裏側で縫い留めるまぶた板法を選択すれば、糸の結び目が目立たないためより自然な仕上がりになります。

リーズナブルな施術費用

リーズナブルな施術費用が魅力です。少ない予算であっても満足度の高い二重を手に入れられる可能性が高いため、学生などお金に余裕がない人でも挑戦しやすいです。

予算に合った施術を選択しやすいのもメリットのひとつです。

埋没法のデメリット

埋没法には、以下のようなデメリットがあります。

  • 糸がゆるむと元の状態に戻ってしまう
  • 埋没法が向いていない場合もある

ここでは、各デメリットについて解説します。

糸がゆるむと元の状態に戻ってしまう

半永久的に二重になるわけではなく、糸がゆるむと元の状態に戻ってしまいます。まぶたに折り目をつけて二重の人のまぶたに寄せている状態なため、糸がなんらかの理由でゆるんだり解けたりしてしまうと二重はなくなってしまうのです。

戻りやすさには個人差があります。まぶたに厚みのある方やたるみのある方は糸がとれやすい傾向があります。また、時間の経過とともに糸はゆるみやすいです。

施術中の処理の仕方や術後の過ごし方によってすぐに糸が取れてしまう可能性もあります。たとえば、ダウンタイム期間中にまぶたを擦るなど患部に負担をかけてしまうと、糸がゆるみやすくなります。目を擦って刺激を与えると固定していた糸がゆるんで元の状態に戻ってしまうのです。

2点留め・4点留めなど糸を何か所で留めるか選択できます。糸が取れてしまわないか気になって仕方がないという人は、しっかりと留める施術方法を選択するのがおすすめです。

埋没法が向いていない場合もある

まぶたの状態によって施術ができない場合があります。適用しないケースは、まぶたに脂肪が多く厚みがある方、アイプチなどをし過ぎてまぶたがたるんでいる方、加齢にともないまぶたがたるんでいる方などです。

過去に埋没法で何度か手術を行ったものの、何度も元の形に戻ってしまう場合は切開法を検討してみましょう。

埋没法では眼窩脂肪や眼輪筋、余分な皮膚などを手術中に切除することはしません。そのためまぶたが元々分厚い方やたるみがひどい方が埋没法を行ってしまうと、糸で留めるだけでは十分に固定ができず不自然な仕上がりになってしまうのです。

予想と違う二重になったり、細かいデザインの指定ができなかったりします。

また、目頭の蒙古ひだが強い方の場合、平行二重にならない場合があります。そのような症例では目頭切開を組み合わせる施術が効果的です。幅の広い二重を希望される場合も、望み通りの形状にならないことがあるので、切開法にした方がよいでしょう。

自分の目元が埋没法に適合しているかどうかは自己判断はできません。医師のカウンセリングを受けてから施術方法を決定しましょう。

切開法のメリット

切開法には、以下のようなメリットがあります。

  • 効果の持続性が高い
  • デザインを調整できる
  • まぶたが厚い方でも対応可能

ここでは、各メリットについて解説します。

効果の持続性が高い

二重ラインを維持しやすく、効果の持続性が高いというメリットがあります。とくに全切開法は、二重整形術のなかでも二重ラインの持続効果が高いです。

切開法ではまぶたの内部構造を作り替えます。メスで切開した後まぶたは二重のラインに沿って縫合されます。まぶたは組織が再生する時に、二重ラインに沿ってまぶたの筋肉や皮膚が癒着するのです。

その結果、二重のラインが形成され、元々二重の人と同じようなまぶたの内部構造を作れます。

持続年数は3年〜10年程度が一般的であり、糸が取れると手術前の元のまぶたに戻ってしまいます。一方切開法の場合は、半永久的に二重にすることが可能です。二重整形を何度もしたくない方、半永久的な二重を手に入れたい方、埋没法で糸がとれてしまった経験がある方などには切開法がおすすめです。

デザインを調整できる

細かく二重のデザインを調整できます。メスを用いて切るため、さまざまな二重ラインに対応可能です。

幅の広い二重になりたい、できるだけ自然に見える二重にしたいなど、理想とする二重は人によってそれぞれ異なります。二重ラインの幅を細かく調整できるため、幅の広い二重もナチュラルな仕上がりの二重も希望に合わせて柔軟に対応できます。

希望内容によっては、埋没法で実現するのが難しいと診断されることがあります。しかし、切開法にすることで理想的な二重を実現できるケースもあります。

埋没法では理想の二重ラインを実現できなかった方、理想の二重ラインへの思い入れが強い方におすすめの施術方法です。

まぶたが厚い方でも対応可能

適用できない症例がありません。埋没法ではまぶたが厚い人、まぶたにたるみがある人は施術ができませんが、切開法では手術ができ無理なく二重ラインを作ることが可能です。

まぶたの余分な脂肪を除去したり、まぶたのたるんだ皮膚を取ったりと、手術時にほかの施術も同時に進行できます。そのため、まぶたに厚みがある人でも、まぶたがたるんでいる人でも一度の手術でくっきりした二重になれるのです。

掛け合わせる施術はカウンセリングによって決定します。まぶたの状態によって適した施術は異なるので、しっかりと相談してから決めましょう。「まぶたに厚みがあるので二重にできないのでは」とお悩みの場合でも切開法であれば、悩みを解消してくれる可能性があります。

切開法のデメリット

切開法には、以下のようなデメリットがあります。

  • やり直しは難しい
  • ダウンタイムが長い
  • 埋没法に比べてコストの負担が大きい

ここでは、各デメリットについて解説します。

やり直しは難しい

まぶたの組織を癒着させることで二重のラインを作っているため、一度完成するともう一度やり直しするということは困難です。

人によっては、手術を受けた後に「イメージと違う」と感じてしまうこともあるかもしれません。年を重ねて別の二重デザインにしたいと気持ちが変わることもあります。しかし、切開法では二重のラインを変えたい、仕上がりが気に入らないと思ってもやり直すことはできません。

とくに一重に戻したい、二重幅を狭くしたいという修正は困難です。一度手術をしてしまうとメスで切っているため、元のまぶたに戻せません。

手術をする前には、よく考えてから行うようにしましょう。切開法で二重整形をして後悔しないようにするには、術前に医師と入念なカウンセリングを行うことが大切です。

手術前には、二重ラインの仕上がりがどのようになるのかをシミュレーションしておくと、納得のいく施術が受けやすくなります。しっかりとカウンセリングに時間をかけてくれるクリニックを選びましょう。

ダウンタイムが長い

まぶたをメスで切開し、余分な眼輪筋や脂肪、皮膚などを取り除いて二重整形を行います。そのため、どうしても腫れや内出血などのダウンタイムが長くなってしまいます。

ダウンタイムの期間は施術内容や体質によって異なり、個人差もあります。そのため、事前にダウンタイムの目安を確認して、仕事や学校を休む予定を組むなど、生活に支障が出ないように調整する必要があります。

手術の日程を決める際には、ダウンタイム期間もしっかりと考えておきましょう。

また、二重の持続効果が高く、まぶたに加わるダメージは大きくなります。術後の腫れや内出血も目立ちやすいため、ダウンタイム中は無理をせずに安静に過ごす必要があります。

埋没法に比べてコストの負担が大きい

コスト面での負担が大きいです。切開法による二重整形は施術の難易度が高いため、施術費が高めに設定されています。一般的な埋没法の費用相場は1万円〜15万円程度です。一方切開法の手術費用の相場は20〜40万円前後となっています。

ただし、費用に関しては自由診療になるため各クリニックでの費用の差が大きいです。気になるクリニックを下調べすることで、予算に合った施術を選びやすくなります。予算内で施術できるかどうかを複数のクリニックで比較するとよいでしょう。

城本クリニックでは、極細の針で治療するため、痛みや腫れが少ないのが特徴です。幅の修正も可能で、男女問わず気軽に相談できます。埋没法・切開法でお悩みの方は、ぜひ一度ご覧ください。

施術法に合った二重のデザイン

二重整形にはさまざまな施術方法があります。施術方法によって、適しているデザインとそうでないデザインがあります。ここでは、それぞれの施術方法に合った二重のデザインを解説します。

末広型二重

末広型二重に適した施術方法は「埋没法」です。末広型二重とは日本人に最も多く見られる二重になります。

二重ラインが「蒙古ひだ」から始まっているのが特徴です。蒙古ひだとは上まぶたから目頭にかけて覆いかぶさる皮膚のことで、目頭方向で蒙古ひだのなかに入って隠れる形状をしています。また、目尻に近づくにつれて二重ラインの幅は広がります。

目頭側から目じり側にかけて二重のラインがだんだん広がっていくので「末広型二重」と呼ばれるようになりました。自然で愛らしい目元の印象になります。整形した目元と思われたくない方や控えめな二重を作りたい方におすすめです。

埋没法は自然でやわらかい印象の二重ラインを作るのに適している施術法であるため、末広型二重に適しています。凹凸の少ないアジア人の顔に馴染みやすく、ナチュラルな印象になれます。

平行型二重

平行型二重に適した施術方法は「切開法」です。平行型二重は欧米人に多く見られる二重です。

上まぶたから目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚である「蒙古ひだ」に二重のラインが隠れることはなく、二重ラインが目頭まであるのが特徴です。目頭から目尻に向かって平行に同じ幅で二重のラインが続いています。

ぱっちりとした印象的な目元になり、華やかに見られたい方に人気のある二重デザインです。

切開法は、くっきりした二重ラインを作るのに向いている施術方法なため、平行型二重に適しています。欧米人によく見られるぱっちりした大きな目元を演出でき、メイク映えもしやすいです。

ただし、誰にでも似合う二重ではありません。とくに日本人は薄顔の方が多いため、あまり似合わないという人もいます。

蒙古ひだが張っていない方、まぶたが厚ぼったくなく薄い方、目鼻立ちがはっきりしている彫りの深い方などは日本人であっても似合います。人によっては二重幅が不自然に見えてしまうこともあるので、十分に考えた上で手術を受けるようにしましょう。

蒙古ひだによる巻き込みが強い場合には、目頭切開が必要となる場合もあります。

MIX型二重

MIX型二重とは末広型二重と平行型二重の中間に位置している二重のことです。最近では二重整形をする際にMIX型二重のデザインを希望する人が増えています。

MIX型二重は二重ラインの始まりが蒙古ひだの外側になっているので、平行型二重の一種に分類されます。しかし目尻にかけては二重幅が広がっていくので、パッと見ると末広型二重のようにも見えるのです。

二重ラインの始点の位置で「インライン」「インアウトライン」「アウトライン」の3つに分類できます。インラインは二重のラインが目頭に近い部分から始まるタイプです。蒙古ひだの外側ギリギリのところに二重の始点があります。

二重ラインの始まりが目頭よりも少しだけ離れているのがインアウトラインタイプです。自然な二重なので、整形オーダーとしてインアウトラインは人気です。

アウトラインタイプは二重のラインの始まりが目頭から完全に離れているタイプです。まぶたの皮膚が薄い方や目が大きい方に似合うデザインになります。

二重整形は埋没法と切開法のどちらがおすすめ?

二重に整形したい場合は、埋没法と切開法どちらを選ぶべきなのでしょうか。ここでは、埋没法が向いている人と切開法が向いている人をそれぞれ紹介します。

埋没法が向いている人

先述の通り、埋没法による二重整形にはメリットとデメリットの両方が存在します。埋没法がおすすめの人は以下のとおりです。

  • 長期の休みを取れない人
  • 腫れや内出血、ダウンタイムを最小限にしたい人
  • まぶたが薄くて二重ラインのクセがつきやすい人
  • まぶたに脂肪やたるみが少ない人
  • 元のまぶたに戻したくなる可能性がある人
  • メスを使う整形手術に抵抗がある人
  • スケジュールが合わせにくい人
  • ナチュラルな仕上がりの二重ラインにしたい人
  • 費用を抑えて二重整形したい人

埋没法では、手術による腫れや内出血が少なく、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。そのため、腫れや内出血を最小限に抑えたい方や、ダウンタイムをできるだけ早く終わらせたい人には最適です。

とくに、ダウンタイムが長引くと仕事や学校を休む期間も延びてしまうため、仕事の休みが調整しにくい方や長期休暇が取りづらい方にも埋没法はおすすめといえます。さらに、術後の抜糸が必要ないため、問題がなければ来院する必要もありません。そのため、忙しくて予定調整が難しい人にも適しています。

また、糸を取れば元の二重に戻すことができるため、トレンドや気分に合わせて二重のデザインを変更したい人にとっても魅力的な方法です。切開に抵抗がある人や、整形手術自体に不安を感じる人でも手軽に始められるプチ整形である点も大きな魅力です。

自然な仕上がりになるため、整形したことが周囲にバレたくない人も、初めての二重整形を考えているひとにおすすめの方法といえるでしょう。

切開法が向いている人

切開法がおすすめの人は以下のとおりです。

  • まぶたの皮膚や脂肪が厚い人
  • まぶたがたるんでいる人
  • 幅の広い二重を希望している人
  • 埋没法をしたけれど二重が取れてしまった人
  • 糸が取れる心配をせずに快適に過ごしたい人

切開法は、まぶたの分厚さやたるみが気になる方、またまつ毛が下向きに生えている方など、幅広いまぶたの形状や悩みに対応できる施術です。埋没法では適用が難しいと言われたケースでも、切開法ならしっかりとした二重ラインを作り、理想的な仕上がりを実現することが可能です。

また、埋没法を試したものの短期間で糸が取れてしまったり、二重の幅が希望よりも狭くなってしまったりといったトラブルを経験した方が再手術を求めて切開法を選ぶケースも多く見られます。

切開法であれば、メスを使って確実に二重ラインを形成するため、一度施術を受ければまぶたが分厚い方でも元に戻る心配はなく、半永久的に理想の二重を保つことができます。

切開法は、メスを入れることに抵抗がない方や、よりはっきりしたラインを持続的に望む方にとって最適な選択といえるでしょう。

城本クリニックでの二重整形の特徴

城本クリニックでは「埋没法」「切開法」の両方の施術が可能です。

埋没法の針埋没法の施術で使用する極細の糸と針は、安全性の高いものを厳選しております。病棟などで受ける注射はおおよそ20〜24G(0.88〜0.55mm)あたりが一般的です。城本クリニックでは、27G(0.4mm)、 30G(0.3mm)、 34G(0.18mm)の針を使用しており、極細のため、痛みも少なく、腫れや内出血がほとんどありません。

また、糸は髪の毛よりも細い医療用の極細糸(7-0ナイロン糸 直径0.050-0.069mm)を使用しています。極細のため糸の結び目が目立たず綺麗な二重のラインを出せます。張力も安定しているため、取れにくく長く持ちます。

切開法では、切開する長さで全切開法と部分切開法(ミニ・マイクロ切開)とに分かれます。全切開法は、三日月状に皮膚切開をデザインすればまぶたの皮膚のたるみを取ることが可能です。二重の食い込みや目つきの矯正などの多くのパラメータの調整が出来ることが長所です。

部分切開法は、まぶたを小範囲切開し、縫い合わせたラインを二重にする治療です。皮膚の切除は行わないため、傷が小さく済みます。

ここでは、城本クリニックでの二重整形の特徴を解説します。

他院での施術修正も可能

城本クリニックでは、他院で二重整形を受けた方でも対応可能です。他院で施術を行ったけれど二重を修正したい方、加齢とともに変化した二重の幅を変えたい方などどんな要望にも柔軟に対応しています。

他院で受けた埋没法が取れてしまった場合は前回の糸の抜糸は行わず、そのまま施術を受けることが可能です。

埋没法では、患者さんの希望に合わせて担当医が最適な治療法を提案します。埋没法+マイクロ脱脂や埋没法+目頭切開などほかの施術と組み合わせて行う症例も多いです。

切開法ではまぶたの厚みがある方もくっきり幅広の二重にしたい方も希望のラインに仕上げます。埋没では解決できなかった二重のラインを作るために、まつ毛がしっかりと上がり、皮膚のたるみや脂肪の厚ぼったさを解消した二重になるようにしっかりと切開します。

施術前にはカウンセリングを丁寧に実施するのが特徴です。カウンセリングの中で無理のない自然かつ希望にそった仕上がりになるように、希望とするデザインと実際にできるデザインを医師とすり合わせていき、最終的なデザインを設定します。

片側が二重で片側が一重や奥二重という場合には片目だけの手術にも対応可能です。

男性患者にも対応

二重整形を受ける患者さんは女性だけではありません。男性でも目を大きくしたい、二重にしたい、まぶたの腫れぼったさをどうにかしたいなど目の悩みをお持ちの方は多いです。近年では、男性でも二重手術を行う方が増えています。

城本クリニックでは、男性の方でも気軽に相談できる体制を整えています。

選べる充実した保証制度

二重まぶたの施術では「1年保証」と「永久保証」の2つの保証制度から選べます。

1年保証と永久保証は、期間の長さの違いのみであり治療方法はまったく同じです。「糸が万が一途中で取れてしまった場合、同じラインでの再手術を無料で受けられる」という保証内容です。

1年保証は、手術してから1年以内であれば再手術を無料で受けられます。一方、永久保証は永久的に再手術を無料で受けられることになるので安心です。

保証制度は、カウンセリングの際に医師から詳しく説明を受けられます。

城本クリニックでは経験豊富な医師が施術を行っています。医師と看護師のみで構成しており、カウンセラーやコンシェルジュなど医療資格のないスタッフは在籍していません。また施術担当医師の指名も可能です。

充分なカウンセリングやアドバイスを受けられるため、納得した上で手術が受けられます。また1年保証や永久保証などアフターケアシステムも充実しているため、安心を重視して二重整形したい方にぴったりのクリニックです。

城本クリニックのカウンセリングでは、医師が対応し、よい点以外にも、リスクや副作用について詳しく説明したうえで施術いたします。メールや電話だけでなく、LINEでの予約・相談が可能なため、ぜひ一度登録ください。

まとめ

二重整形は手軽にできる美容整形手術として人気があります。二重整形には埋没法と切開法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

埋没法はコストが安く、侵襲性も少ないためダウンタイムが短めです。糸を取ればもとに戻るので気軽に美容整形できる施術方法と言えます。

切開法は確実に二重を作れる施術法であり、まぶたに厚みがある場合やたるんでいる場合でも手術ができます。幅の広い二重ラインも作れるため、なりたい二重のデザインがある方に人気の施術です。

また、埋没法で失敗した人でも切開法であれば上手く二重が作れる可能性があります。なりたい二重のデザインによっても向き不向きがあるため、どちらの施術方法がよいかはカウンセリングで相談するのが安心です。

城本クリニックでは、形成外科・美容外科専門医の数が最も多く、35年以上の歴史と実績があります。カウンセリングはお客様を第一に考え、有資格者の医師・看護師が対応いたします。二重でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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