埋没法の二重整形で後悔しないために注意するべきこと | 二重まぶた・目の整形なら城本クリニック。

COLUMN埋没法の二重整形で後悔しないために注意するべきこと

二重整形埋没法で失敗して後悔したくないと思っても、「どのようにすれば良いかわからない」という方も多いでしょう。そこで、この記事では二重整形埋没法で失敗し後悔しないように、二重整形埋没法のリスクや適切なクリニック選びについてご紹介していきます。目にコンプレックスがあり整形をお考えの方であれば、ぜひ参考にしてみてください。

二重整形の埋没法とは？

二重整形埋没法とは、切らずに糸で二重まぶたと同じ構造を作る事で二重のラインを作る整形術です。二重にするためのプチ整形としても知られており、「切るのが怖い」という方に適しています。
埋没法はダウンタイムが少ないですし、傷跡なども残らず比較的自然な仕上がりになるのが特徴です。
施術が短時間でダウンタイムも短いプチ整形のため、忙しい方にも受けやすい施術法と言えます。

二重メイクの卒業にも人気

普段メイクで二重を作っていたという方が、二重メイクを美容整形で卒業したいという場合にも埋没法は人気です。
埋没法はまぶたの厚みなどによって適応とならないケースもありますが、メイクで作れる二重であれば、確実に埋没法で作る事が出来ます。
二重メイクはまぶたの負担となるため、たるみを進行させてしまう原因ともなり長期間行い続けるのはおすすめできません。また、一回一回は低価格で行う事ができても、それが毎日となると年間数万円の出費となるため、埋没法を受けるよりも高額になってしまう場合もあります。
そうした理由もあって、埋没法で二重まぶたを作る事で二重メイクを卒業する方も多いのですが、そんな二重整形埋没法はリスクも0ではなく、何かしらのトラブルが生じる事で後悔してしまう事もあります。
どのようなリスクがあるのかを以下で解説します。

二重整形埋没法のリスク

二重整形埋没法のリスクとして、次のようなことが考えられます。

角膜の損傷

角膜は眼球の表面の層ですが、埋没法の中でも特に「瞼板法」という手法で手術を行った場合に、二重を作る糸が緩んだ状態となって眼球に触れるようになる事で、眼球が損傷してしまうケースがあります。
通常であれば埋没法の糸は皮膚に埋め込まれた形となるためこのようなトラブルが生じる事はないのですが、厚みのあるまぶたを無理に埋没法で施術した際など、糸に強い負担がかかる事で緩んでしまう事から、こうしたトラブルに繋がる事があります。

角膜が傷つくと視力が低下したり、白目の部分に赤い線が入ったりと、健康面や美容面でのトラブルとなりますので、違和感を感じたら早めに医師に相談しましょう。

眼瞼下垂

まぶたを持ち上げる筋肉が損傷したり老化によって弱体化する事などによって、まぶたがしっかりと開かなくなる症状を「眼瞼下垂」と言いますが、特に挙筋法とよばれる埋没法を行った際に、眼瞼下垂の症状が生じる場合があります。
挙筋法はまぶたを持ち上げる眼瞼挙筋に埋没の糸を通す手法なのですが、眼瞼挙筋を強く圧迫するような形で糸がかかってしまうと、血流が阻害されるなどして眼瞼挙筋の働きが低下し、眼瞼下垂の症状へと繋がってしまうのです。
こちらも埋没法で無理に幅の広い二重を作ろうとした場合などに生じやすいトラブルですので、後悔しないためにも無理のない幅の選択や、適した術式を選択する事が大切です。

眼瞼痙攣

眼瞼下垂以外にも、挙筋法で眼瞼挙筋が圧迫される事で生じるトラブルとしては眼瞼痙攣（まぶたのけいれん）があります。
こちらも血管や神経などが圧迫される事で生じるトラブルですので、埋没法の術後に目の開き方が悪く感じたり、痙攣が頻繁におこるようであれば、早期に医師へ相談しましょう。

まぶたの腫れや違和感

埋没法は体の組織への損傷も少なく比較的腫れや痛みなどが少ない治療ですが、それでも手術を行っている事には違いがありませんので、少なからず腫れや痛み、違和感が生じます。
腫れについては術後2か程度で大きい腫れがおさまり、1週間程度すれば少しむくんだ程度までは落ち着きますが、場合によっては埋没法の手術時に毛細血管が傷ついて内出血を引き起こし、大きく紫色に腫れてしまう場合などもあります。
また、やはり無理のある二重幅などを作った場合、糸の締め方が強くなるため、ひきつれのような違和感が生じる場合があります。

希望通りにならない

希望していた二重のライン通りにならず、幅が広すぎたり狭すぎたりしてしまうケースは多くあります。
これは医師の技術力不足によるケースだけではなく、事前のカウンセリングで十分に理想的な二重のラインを医師と共有できていなかった場合などでおこりやすく、術前のカウンセリングを医師が十分な時間をとって行っていないようなケースでは特に注意が必要です。
埋没法の場合は後からやり直しも可能ですが、ラインを狭くしたい場合は一度糸を取り除いて手術する必要があり、再手術が難しい場合もありますので、しっかりと希望のラインを話し合えるクリニックを選びましょう。

取れてしまう

埋没法は糸で組織を留めているだけの状態ですので、強い負荷や衝撃が加わるなどで緩んだり、とれてしまう事があります。
特に、まぶたが厚い場合や幅の広い二重を作る場合など、無理のある埋没法の手術を行った場合は外れやすくなってしまいますので、注意しましょう。

二重整形で失敗して後悔しないためにはクリニック選びが大切

二重整形埋没法でクリニック選びに失敗してしまうと、施術がうまくいかず、後悔してしまうことになるでしょう。そうならないためにも、適切にクリニックを選ぶことが大切です。クリニックの選び方について以下で解説していきます。

１．保証制度が整っている

埋没法はその術式の特性から、どうしても外れてしまったり緩んでしまったりという可能性が考えられる手術であり、また外れてしまうかどうかは医師の技術だけではなく、治療を受けた方の生活習慣などにも大きく左右されます。
クリニックによっては術後の一定期間内であれば、取れてしまっても無償で再手術が可能というような保証制度が用意されていますので、こうした保証制度がしっかりと整っているところを選ぶ事で、外れてしまったなどのトラブルを回避する事ができます。
また、保証制度が整っているところはそもそもやり直しが少ない施術を行えるという裏返しにもなりますので、安心して施術を受けやすいといえます。

２．アフターケアが充実している

二重整形埋没法を受ければ、もうそれで終わりというわけではありません。アフターケアも非常に重要なため、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことが大切です。中にはトラブルが発生してもなかなか診察が受けられないなど、アフターケアが万全ではないところも少なくないため、可能な限りアフターケアを丁寧にしてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

３．実績が豊富である

二重整形埋没法をする際は、当然ですが、実績が豊富なクリニックでしてください。まだ研修医を終えたばかりの経験の浅いドクターだと、手術を受けるのに不安になるでしょう。そのため、施術実績の豊富なドクターの在籍しているクリニックを選ぶのがベストです。リスクを軽減する意味でも、実績が豊富なクリニックで、また可能であれば医師の指名が可能なクリニックにするのがおすすめです。
とはいえ医師の技術力がどの程度かは分かりにくいものですので、症例写真の公開数や、形成外科専門医を取得しているかどうかなどが参考になります。

４．カウンセリングから医師が担当する

医院によっては術前のカウンセリングを無資格のカウンセラーが行い、医療的に必要な治療内容が曖昧なまま契約が進んでしまうという所もあるようですが、二重整形は元々のまぶたの状態や目指したい二重のラインによって、どのような術式で行うべきかが変わり、最適な手法で行わなければ失敗のリスクが高くなるものです。
しっかりと最初のカウンセリングから医師が担当し、医療的な見地から実施する施術内容などを十分に時間をかけて相談できるクリニックを選ばないと後悔する結果に繋がってしまいますので、クリニック選択の際には注意しましょう。

後悔しない二重整形を

二重整形で理想の目元を手に入れられると思ったのに、全然違う結果になったりトラブルになってしまったりといった後悔をしないためにも、クリニック、そして医師選びが大切です。
信頼できる医師を見つけ、最適な手術を受ける事で後悔するような失敗のリスクは最小限に抑える事ができますので、できればカウンセリングは複数のクリニックに行くなどして自分に合ったクリニックを見つけてください。

本コラムの監修医師