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COLUMN頬のたるみの原因と改善するための具体的な方法10選

頬のたるみの原因はこりやむくみ、コラーゲンの減少などさまざまです。頬のたるみによってフェイスラインが崩れると、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。本記事では、頬のたるみの原因や改善方法について紹介します。
頬のたるみは老けて見えるため、気になる方は多いでしょう。コロナ禍でマスク生活が続き、久しぶりにマスクを取ってみると以前は目立たなかった頬のたるみが気になってしまう方もいます。

たるみは、放置しても改善することはありません。この記事では、頬のたるみの原因と改善するための具体的な方法10選を紹介します。頬のたるみが気になる方は、参考にしてください。

頬のたるみの原因

頬のたるみの原因はさまざまです。いくつかの原因が合わさって、たるみを引き起こしている場合もあります。ここでは、頬のたるみの原因について解説します。

こりやむくみがあるため

たるみの原因のひとつには、こりやむくみがあります。表情を作る表情筋は無表情でいる時間が長くなると、筋肉がこり固まってしまうのです。表情筋がこり固まってしまうと、血流が悪化し、むくみが生じます。

むくみがひどくなると、より頬のたるみが目立ちやすくなるでしょう。

食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、表情筋がこり固まりやすい傾向にあります。片側の歯で噛む癖のある方は、片方の頬の表情筋のみが発達してしまうため、こりやむくみだけではなく、顔のゆがみも起こりやすくなるので注意が必要です。

また、猫背やストレートネックなど姿勢が悪い人は、首が緊張状態になり、顔の筋肉や皮膚が下方向に引っ張られてしまうため、たるみを悪化させてしまいます。さらに下方向に引っ張られる時間が長くなると、頬のむくみも起こりやすいです。

とくにスマートフォンやパソコンを見ていると姿勢が悪くなり、顔や首の血流が悪化し、頬のむくみにつながります。

コラーゲンが減少しているため

コラーゲンが減少すると、頬のたるみが悪化します。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層となっており、真皮層には肌のハリや弾力を作るコラーゲンがあります。このコラーゲンを作り出す繊維芽細胞の働きが弱まると、真皮層のコラーゲンは徐々に減少してしまうのです。

コラーゲンが減ってしまうと肌のハリや弾力が失われてしまうため、頬のたるみは目立ちやすくなるでしょう。コラーゲンの減少は加齢にともなうもの以外に、スキンケア不足も原因になります。

スキンケアがおろそかになり肌が乾燥すると、肌のバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れなどが起こり、コラーゲンを産生する力も衰えてしまいます。コラーゲンの量が減少し、質が劣化すると、表皮を支えきれずにたるみが生じてしまうのです。

筋肉が衰えているため

体の筋肉は、加齢によって衰えてしまいます。同じように顔の表情筋も使う機会が減ると、徐々に筋力が衰えてしまうのです。筋肉の衰えによって頬のたるみは悪化してしまうでしょう。

顔の表情筋は真皮層の奥でつながっており、40種類以上もあります。しかし表情筋のうち、実際に使われているのはわずか30%程度で、残りの70%は日頃動かすことはほとんどありません。

とくに、マスクを着けていると表情筋を動かさない時間が増えて筋力が衰えます。また、リモートワークなどで人と接する機会が減ったことで、無表情で過ごす時間が長くなった方も多いと言われています。

紫外線で肌がダメージを受けているため

紫外線により肌がダメージを受けると、頬のたるみにつながります。紫外線を浴びると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など美肌に必要な成分を作り出す繊維が細胞がダメージを受けてしまうのです。

ダメージを受けた線維芽細胞が正常に働かなくなるとコラーゲンの生成量が減少し、肌のハリ・弾力・つやが失われ、頬はたるんでしまうでしょう。

脂肪が増加しているため

たるみは、脂肪が多い部分で起こりやすいです。急に体重が増えると、顔に脂肪がつきます。脂肪の重みで顔を支えている支持靭帯が弱くなり、脂肪が垂れ下がってたるみが目立つようになります。

体重が増えて頬のたるみが気になる場合は、脂肪が多くついたことが原因です。運動不足や不健康な食生活の方は、頬に脂肪がつきやすく、その結果、顔がたるんで大きく見えることがあります。

頬のたるみを改善する方法

頬のたるみを改善するには、どのようなことをすればよいでしょうか。ここでは、頬のたるみを改善する方法を紹介します。

エクササイズをする

頬のたるみは、エクササイズで改善できます。顔の筋肉を鍛えることで、たるみがよくなるでしょう。

とくにおすすめなのは、表情筋と僧帽筋のエクササイズです。僧帽筋は後頭部から背中にかけて広がる筋肉で、表情筋に大きく関わっています。この僧帽筋がこり固まると、顔全体が下に引っ張られてしまい、たるみが生じてしまいます。

マッサージをする

顔のマッサージは、たるみ改善や予防におすすめです。マッサージをすることで顔の血流やリンパの流れがよくなり、脂肪蓄積やむくみ予防につながります。

マッサージは両手で左右の口角から顎にかけて、痛みを感じない程度にしっかりとつまみ、ほうれい線に沿って位置を変えながらつまみます。

マッサージをする際には、マッサージクリームやオイルの使用がおすすめです。肌に負担がかからないように、力を入れすぎずに行います。

また、頭皮のツボマッサージも頬のたるみ改善に効果的です。頭皮のこりが肌の血流低下を招いているのでマッサージで頭皮を柔らかくし、肌の血流を促進することでたるみ予防につながるでしょう。

頭皮マッサージは指の腹を使って、頭の中心から下にかけてもみほぐします。頭皮がほぐれたら、眉頭や目頭、目尻、口角を指の腹で軽く押さえて、顔のこりもほぐしていきましょう。2〜3秒間押して離すを繰り返すと効果的です。

姿勢をよくする

姿勢をよくすることで、頬のたるみ予防につながります。スマートフォンやパソコンを使用しているとき、無意識に猫背やうつむいた姿勢になってしまう人は多いです。猫背や下を向いた姿勢は、皮膚が重力によって下に引っ張られてしまうため、頬のたるみの原因になります。

また、姿勢の悪さは骨格のゆがみや顔のゆがみにもつながります。顔がゆがむと表情筋をうまく使えなくなるため、筋力が衰え、頬がたるみやすくなります。日頃から背筋を伸ばして目線を上げ、姿勢をよくすることを心がけましょう。

ダイエットをする

体重が増えると皮下脂肪が増加します。脂肪は、顔にもつくため頬がたるみやすくなります。ダイエットをして脂肪を減らすことで頬のたるみも改善されるでしょう。

ただし、無理なダイエットは代謝低下につながり、余計にたるみが目立ってしまうこともあります。急激なダイエットは避け、長く続けられるダイエットがおすすめです。

不規則な生活習慣の改善、偏食をやめる、運動習慣をつけるなどを心がけましょう。有酸素運動で脂肪を燃焼させ、バランスのよい食生活にしましょう。

また、ダイエットには睡眠時間の確保も重要です。睡眠不足になると食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌量が減り、食欲増進のホルモン「グレリン」の分泌が活発になります。質のよい睡眠をしっかりと取ることで痩せやすくなるでしょう。

紫外線対策をする

肌の老化や乾燥は、頬のたるみを悪化させる原因です。たるみを生じさせる肌老化は、紫外線による「光老化」が80%と言われています。肌の老化や乾燥を防ぐためには、紫外線対策が重要です。

紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があり、このうち肌に影響を与えるのはUV-AとUV-Bの2つになります。UV-Bは肌を日焼けさせる紫外線で、UV-Aは真皮層にまで到達してコラーゲンやエラスチンにダメージを与える紫外線です。

夏場や晴れの日だけではなく、季節や天候に関わらず常に日焼け止めを塗って肌を保護するようにしましょう。室内にも紫外線は届いているため、自宅にいるときでも日焼け止めクリームを塗っておくことがポイントです。

日焼け止めクリームでUV-Aを防ぐ目安は「PAが++以上」、UV-Bを防ぐ目安は「SPFが50」になります。日焼け止めクリームは2〜3時間を目安に塗り直しましょう。

そのほかにも日傘を使ったり、帽子や長袖を着用したり、なるべく肌が日に当たらないように注意しましょう。

保湿をする

肌の保湿は、頬のたるみ改善・予防に重要です。真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは、肌の水分が少なくなると減少し変性してしまいます。日頃から肌の保湿を心がけ、肌の水分を逃がさないようにしましょう。

クレンジングや洗顔後にはしっかりと保湿を行います。化粧水をたくさんつけただけでは水分は蒸発してしまい、肌は乾燥状態になります。化粧水で肌が潤っているタイミングで、乳液や美容液、クリーム、オイルなどをつけて肌の乾燥を防ぎましょう。

また、朝・夜の洗顔時の保湿は行っていても、昼間の保湿を怠ってしまう方は多いです。目や口周り、頬などは乾燥しやすいので、メイクの上から乳液やクリームを塗ると乾燥対策になり、たるみを予防できます。

使用するスキンケア用品は保湿力の高い化粧水、クリーム、美容液などを使用しましょう。コラーゲンやヒアルロン酸など美容成分が配合されているスキンケア商品もおすすめです。

美容器を利用する

頬のたるみには、美顔器がおすすめです。たるみ改善や予防目的で美顔器を使う場合は「EMS」や「RF」などリフトケア機能があるかどうかをチェックします。

EMSとは、筋肉に電気刺激を与えて活性化を促すものです。EMSで期待できる効果としては、頬のたるみやしわ・ほうれい線へのアプローチ、ターンオーバー改善、サイズダウンなどがあります。

EMSは筋肉に電気刺激を与えるので、表情筋にアプローチすることで筋肉量を増やし、血行・代謝アップも期待できるでしょう。

RFとはラジオ波とも呼ばれる高周波のことで、気になる部分に当てることで血流促進効果があります。RF波が体内の細胞に刺激を与えると、血液やリンパの流れがよくなりむくみが改善され、頬のたるみが改善されるでしょう。

また、RFは美容成分の浸透力アップや、コラーゲン生成の促進などの効果も期待できます。美顔器を使ってスキンケアをすれば、頬のたるみ改善・予防に効果をもたらすでしょう。

美容整形をする

頬のたるみは、美容整形で治せます。たるみがかなり進行している場合はセルフケアでは改善されないケースもあるため、美容整形する方が多いです。また即効性を重視したい方にも、美容整形がおすすめです。

頬のたるみを改善できる美容整形はいくつも種類があります。医療ハイフや糸リフト、フェイスリフト、RF治療、注入治療などが代表的な治療法です。

城本クリニックでは、カウンセリングを重視しており、医師が患者様に合わせた施術を提案しています。電話やメールのほか、LINEで相談や来院予約も可能です。友だち追加をして質問に答えるだけで簡単にできるため、ぜひ一度ご登録ください。

バランスのよい食事を心掛ける

バランスのよい食事は、頬のたるみ改善につながります。ハリ・つやのある肌を保つためには、スキンケアなど外側からのケアだけではなく、体の内側からのケアも大切です。食事による適切な栄養摂取をすることで、肌のハリ・つやが改善されるでしょう。

頬のたるみを改善するコラーゲンは、タンパク質の一種です。肉・魚・卵・乳製品などタンパク質を豊富に含む食品をしっかりと摂取します。1食のなかで1品はタンパク質を含む食品を摂取するようにしましょう。

また、肌の健康維持やコラーゲン生成を手助けするビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEも積極的に摂取したい栄養素です。ビタミンを多く含む、緑黄色野菜や果物などをタンパク質と一緒に摂取しましょう。

しっかりと睡眠を取る

頬のたるみ改善に必要な肌コラーゲンを維持するためには、しっかりと睡眠を取ることが大切です。肌コラーゲンを維持する成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。睡眠を取ることで、肌の潤いが保たれ、頬のたるみ予防や改善につながるでしょう。

睡眠不足になると成長ホルモンが分泌されにくくなり、コラーゲン生成が妨げられます。睡眠中に成長ホルモンを分泌させるには、眠りはじめの3時間に深い睡眠をとることが重要です。

また、寝る前にスマートフォンを見続けると眠りを浅くしてしまいます。深い眠りにするために就寝1時間前はスマートフォンやパソコンを見ない、湯舟につかって体をしっかりと温めてから寝るなど、健康的な睡眠を心がけるようにしましょう。

頬のたるみを改善するエクササイズ

頬のたるみを改善する方法としてエクササイズが有効です。頬のたるみを改善するエクササイズにはさまざまな種類があります。ここでは、おすすめのエクササイズを紹介します。

あいうえお体操

表情筋は表情を豊かにしゃべると鍛えられます。「あ・い・う・え・お」の形に口をゆっくり大きく開けて動かすエクササイズがおすすめです。顔全体の筋肉を鍛えて、血行を促進し頬を引き上げられます。

「あ」では口と目を大きく開き、「い」では口をできるだけ横に大きく開きましょう。「う」では口をすぼませて、顔のパーツを中心に集めるように意識してください。「え」では口角を引き上げながら笑顔を作り、「お」では口を前に突き出した状態で「お」の形を作ります。

顔の筋肉に力を入れて口を大きく動かし、それぞれ5~10秒間キープしてください。「あ・い・う・え・お」を1セットとして、1日10回を目安に行います。テレビやスマートフォンを見ながらでもできる簡単なエクササイズなので、繰り返しやってみましょう。

笑顔を作るエクササイズ

笑顔をつくるエクササイズでは、表情筋を鍛えられます。また、笑顔の練習にもなるので、積極的に行いたいエクササイズと言えます。

鏡の前に立つまたは座って、口角と頬をしっかりと引き上げた状態で、上の歯を見せるように笑顔を作って10秒間キープします。その後、ひょっとこのように口をすぼめて唇を突き出し、10秒間キープしましょう。これを10回繰り返します。

この流れを1セットとして1日3セットを目安に行ってください。鏡で顔をチェックしながら、表情筋がしっかりと動いているかを確認しながら行いましょう。

ほうれい線エクササイズ

ほうれい線を伸ばすエクササイズでは、ほうれい線を伸ばし薄くすることで血行がよくなりむくみ改善につながります。ほうれい線を薄くする効果と、頬のむくみ改善がどちらも期待できます。

口のなかにできるだけ空気を含んで、風船を膨らますイメージで右頬のみを膨らませて5秒間キープします。左頬も同じように空気をためて、頬を膨らませて5秒間キープしましょう。

次に口を「お」の形にすぼめて、鼻下をしっかり伸ばしましょう。この状態で目線を上にして5秒間キープします。この流れを1セットとして1日3回〜5回を目安に行ってください。

割り箸エクササイズ

割りばしをくわえて口角をあげることで、頬にある大頬骨筋を鍛えられます。割りばしを横向きにして口にくわえたら、口角と頬を上げて「い」の口にして、30秒〜1分間キープしましょう。口角だけではなく、頬全体を引き上げるイメージで行うのがポイントです。

1日3回を目安に、鍛えている筋肉を意識しながらエクササイズしましょう。また、肌が乾燥している状態で割りばしエクササイズをすると、しわができやすくなります。エクササイズ前には顔全体にクリームや乳液を塗って、肌を保湿してから行うのがおすすめです。

頬のたるみを改善するトレーニング

頬のたるみを改善するには、表情筋などのトレーニングが有効です。ここでは3つの顔トレーニングを紹介します。

ウートレーニング

ウートレーニングは、口周りの筋肉である口輪筋と頬筋を鍛えるトレーニングです。マスクをしながらでもできるので、手軽にできるでしょう。とくにたるみが大きく、ほうれい線が深くて目立つ方におすすめです。

まずは姿勢を正して、頭・顔・体で1本の軸を作ります。両手人差し指を両頬にそえて、外側に向かって引きましょう。口をすぼめて「ウー」の口の形にして、できるだけ前に突き出した状態で5〜10秒間キープします。

口をすぼめたまま右側に動かして5〜10秒間キープし、右から左へ動かしてさらに5〜10秒間キープします。このときに人差し指を離して、頬に力が入っていることを確認してください。スピードアップして左右10回動かし、口元の筋肉をトレーニングしていきましょう。

ウートレーニングは顎を引いて行うことがポイントです。口輪筋と頬筋あたりを触ったときに硬くなるように力を入れて行いましょう。

舌回しトレーニング

舌回しトレーニングは、頬のたるみ、顔のゆがみ、ほうれい線改善に効果があるトレーニングです。

姿勢を正し、眉が上がらないように意識しながら目を大きく開きます。口はしっかりと閉じて、舌先を上の歯茎の中央に当ててください。歯茎にそって1周2〜3秒で20回右回しにします。さらに左回しも同様に行いましょう。

1日左右20回ずつ行います。最初は1周2秒程度、慣れてきたら1周3秒ペースで行うと効果的です。同じ方向に連続で回すのがつらい場合には、回数を減らしてみたり、右回し10回左回し10回を2回繰り返したりしても問題ありません。

Vトレーニング

Vトレーニングは、頬の筋肉を鍛える顔トレーニングです。目尻にしわが寄らないように意識しながら目を大きく開きます。上の歯が8本見えるように口角を引き上げて笑顔を作りましょう。

両手を開いて親指をほうれい線、人差し指を頬からこめかみにかけてそえます。エラの下から頬の脂肪を持ち上げ、5〜10秒間キープしてください。笑顔をキープしたまま手を外して、さらに5秒間キープします。

この流れを1セットとして1日3〜5セット程度行いましょう。笑顔を作る際には、口角をしっかりと引き上げることを意識します。また、顎が前に出ないように、首筋をしっかりと伸ばして行いましょう。

頬のたるみを改善する美容医療

頬のたるみがひどい場合は、美容整形外科などクリニックでの美容医療がおすすめです。頬のたるみを改善する治療法はいくつかあります。

どの方法で治療するかは、施術前のカウンセリングで、希望や予算、症状などから決定します。ここでは、城本クリニックで行っている頬のたるみを改善する美容医療について紹介します。

糸リフト

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下組織に挿入して、ハリを失ったフェイスラインをリフトアップさせる施術です。「切らないフェイスリフト」と呼ばれており、大がかりな手術をしなくても、たるみを改善できると人気を集めています。

また、挿入した糸が周囲の皮膚の細胞を活性化させることで、コラーゲン生成を促進する効果も期待できます。肌の再生や引き締め効果も得られるでしょう。

皮膚を切らずにたるみを引き上げるのでダウンタイムが短く、治療当日から通常の生活を送れます。また治療時間も短く、手軽に施術を受けられるのが特徴です。

使用する糸はさまざまな種類があり、それぞれの糸の特徴に合わせたデザインで施術を行うことで、高いリフトアップ効果が期待できます。日本国内では医療用の体内で溶ける糸を使っているため、リスクを最小限に抑えることが可能です。

城本クリニックで使われる糸はバーブアンカー、アンカDXダブル、アンカーMAX、テスリフトソフト、VOVリフトなどがあります。テスリフトソフトのメーカーZISHEL社(韓国)よりトレーニングドクターを任され、リージョナルドクターを務めている医師も在籍しています。

<糸リフトは公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 4本 206,800円(税込)
追加1本 55,000円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 30分程度・1日
通院回数 通院の回数制限なし
リスク・副作用 ・痛み
軽度の痛みや違和感が生じる場合があります。数日から1週間程度で自然に消失します。場合によっては長期間痛みが続くことがあります。
・腫れや赤み 糸を挿入する部位によっては、軽度の腫れや赤みが生じる場合があります。数日から1週間程度で自然に消失します。
・皮下出血
糸を挿入する際に、皮下出血が生じることがあります。多くの場合、出血は軽度で自然に吸収されますが、まれに瘢痕が残ることがあります。
・感染症
糸を挿入する際に、感染症が生じる可能性があります。感染症が生じた場合には、抗生物質などの治療が必要になります。
・糸の切れ・抜け
糸が切れたり、抜けたりすることがあります。糸が切れた場合には、再度糸を挿入する必要があります。
・肌に凹凸ができる
糸を引っ張る力の強さによって肌の表面に凹凸が生じる場合がありますが、凹凸ができても施術後少しずつ目立たなくなります。
・糸が透けることがある
皮膚の浅い部分に糸が埋め込まれると、施術後顔をよく見たときに糸が透けて見える場合があります。
・効果の持続が永続的ではない
リフトアップ効果が永久的に続くわけではありません。多くの場合施術効果が感じられるのは1~2年です。
・強いたるみはリフトアップしきれない場合もある
切開リフトと比べると糸リフトは効果が弱く、強いたるみにはあまり効果がありません。
・顔が引きつる
糸の引っ張り方が強すぎると施術後顔が引きつったような仕上がりになることがあります。施術から2~4週間ほど経つと気にならなくなるケースが多いです。
フェイスリフト

フェイスリフトは皮膚を切開して、たるんだ皮膚を引き上げる施術です。持続期間が5〜10年と長く、効果を実感しやすい治療法といえるでしょう。

フェイスリフトでは、耳の周辺からこめかみにかけての部分の皮膚を切開して引き上げ、余った皮膚を切除してから縫いとめます。切開箇所は頭髪の生え際に合わせて行うため、傷跡も目立ちにくいです。

デメリットは切開をともなう治療のため、手術時間が長くなりやすく、術後のダウンタイムが重くなることがあります。

城本クリニックでは、フェイスリフトよりも傷の範囲が狭く負担が少ない「ミニリフト」の施術も対応可能です。頬から顎のたるみが気になる方に効果的な施術で、髪の毛を極端に結い上げない限り翌日から仕事もできます。

<フェイスリフトは公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 ミニフェイスリフト ¥385,000~660,000(税込) フェイスリフト 660,000円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 2〜4時間程度(治療部位による) 通院回数 3回程度
リスク・副作用 ・痛み
軽度の痛みが生じる場合があります。痛みに対する感じ方は個人差がありますが、全く痛みがないわけではありません。
・顔が引きつる
術後数日〜1か月位は、大きく口を開けたり、笑ったり、顔を洗う時などの際に、引きつれ感や違和感があります。
・内出血
内出血となるケースがありますが、いずれも時間の経過とともに気にならなくなります。
・むくみ、腫れ
切開リフトでは手術をともなうため、施術後は麻酔や炎症による腫れやむくみがおこります。2〜3日目の腫れやむくみがひどく、4日くらい経つと少しずつおさまってきます。2週間程度でおさまります。
・傷跡
耳のまわりやおでこの上など目立ちにくい部分から切開を行うことが多いですが、切開した箇所の傷跡ができます。
・感染症
感染症が生じる可能性があります。感染症が生じた場合には、抗生物質などの治療が必要になります。
・血腫
広い範囲の皮膚を剥がす必要があるため、術後、手術した部分に血がたまってしまうことも多いです。多くの場合は時間とともに吸収されます。
・顔面神経麻痺
顔面のゆがみが起こり、不快な症状が残ってしまう可能性もあります。1年ほど経っても改善せず、後遺症となって症状が残り続けてしまうこともあります。
・知覚障害
皮膚がぴりぴりする、不快な症状が残ってしまう可能性もあります。1年ほど経っても改善せず、後遺症となって症状が残り続けてしまうこともあります。
・唾液ろう
耳下腺を損傷してしまうと、傷口から唾液が漏れ出てしまうことがあります。多くの場合は、傷口を処置することで改善しますが、回復には時間がかかることが多いです。
注入治療

ヒアルロン酸注射やお腹などから採取した脂肪を注入するセルフファイバー法など、注入治療によって頬のたるみを改善できます。施術をしても周囲にバレにくく、自然なたるみ治療として人気です。メスを使用しないので侵襲性が低く、美容医療を初めて行う方に人気があります。

仕上がりのデザイン性を高めるために、糸リフトなど他のリフトアップ治療と複合的に行うケースもあります。城本クリニックではヒアルロン酸注射の担当医師を指名することが可能です。皮膚やしわの状態、目鼻立ちのバランスなどを考慮しながら、希望の仕上がりになるようにヒアルロン酸を選定して注入します。

セルフファイバー法は、お腹や太ももから少量採取した脂肪細胞や総合組織を注入することでしわやたるみを改善する施術法です。脂肪注入法と同じように局部麻酔で行います。

<注入治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 300,000円(税込)※吸引部位によって異なる
目安の治療期間及び回数 治療時間・期間 部位ごとに5分程度(治療部位や範囲による) 通院回数 1回の施術につき1回
リスク・副作用 ・痛み
施術後、吸引部に筋肉痛や打身のような痛みが約1〜2週間感じられる場合があります。決められた日数をきちんと圧迫固定して安静に過ごしましょう。
・赤み・腫れ
針を刺した部分が赤くなることがありますが、当日中に気にならなくなる方はほとんどです。
・内出血
稀に吸引部が内出血を起こす場合もありますが約1〜2週間で治ります。万が一、症状が強く見られる場合は医師に相談しましょう。
・凹凸感
必要以上に多く注入したり、皮膚の浅い部分に注入すると、凸凹になるリスクがあります。
・生着率は100%ではない
注入した脂肪細胞が生着すれば永続的となりますが、注入した細胞の一定数は生着する事ができず異物として、一定の時間をかけて体外に排出されてしまいます。そのため、注入直後の状態が完璧に持続するとは言えません。
ハイフ

ハイフは「高密度焦点式超音波治療法」のことであり、メスを使わないたるみ治療です。皮下組織やSMAS筋膜に超音波をピンポイントで照射して、熱変性で皮膚が収縮することでたるみを解消させます。

肌表面を傷つけることなくリフトアップができるだけではなく、熱を受けた皮膚組織がコラーゲンやエラスチンの生成を促進するので弾力のある肌になれます。

城本クリニックでは、医師の管理下でしか取り扱いできない高出力のウルトラハイフSを導入しています。皮膚の表層・中間層・深層にアプローチできるように、1.5mm、3.0mm、4.5mmカートリッジで照射。頬のたるみには、4.5mmのカートリッジを使用し、たるみの原因となるSMAS筋膜のゆるみに働きかけます。

<ハイフは公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 顔全体(あご下含む) 65,780円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間 1~1.5時間
通院回数 3か月~半年に1回のペースで通院
リスク・副作用 ・痛み
術中に熱による痛みを感じる可能性があります。痛みが苦手な方などは、笑気麻酔の併用など、対処できます。
・赤み・腫れ・むくみ 肌に赤み、むくみや腫れが起こることがあります。1週間ほど経てば治まる場合がほとんどです。
・やけど、水ぶくれ
・乾燥しやすくなる 熱の照射により一時的に肌の水分量が低下します。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。
・顔がこける
顔の脂肪が少ない方は、頻繁にハイフ施術を受けることで顔がこけてしまうこともあります。自分にあった施術や照射方法を受けることが大切です。
・紫外線ダメージ
乾燥で肌のバリア機能が低下すると、紫外線ダメージを受けやすくなります。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。
・しびれ、神経損傷
稀なケースですが、誤った部位への照射や過度な出力によってしびれや神経損傷が発生することもあります。施術後にこれらの症状が現れた場合はすぐ医師に相談してください。
RF治療

RF治療は、ラジオ波で肌を引き締めて頬のたるみを改善する治療法です。真皮層から脂肪層まで広く熱照射できるので顔痩せ効果が期待でき、頬をすっきりさせることができるでしょう。

城本クリニックでは、イントラジェンGFRを導入しています。ラジオ波(RF)を真皮下層に照射し、熱を加えることでコラーゲン繊維を収縮させ皮膚を引き締めます。

施術方法はハンドピースを30分程度肌に当て、ラジオ波(RF)を照射するだけなので手軽です。イントラジェンGFRではGFRという新しいラジオ波照射テクノロジーを用いて、照射面を格子状にしてラジオ波の熱エネルギーを照射しています。

照射面積を小さくし、表皮へのダメージを最小限に抑えることが可能です。

<RF治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 300ショット29,800円、500ショット39,800円、700ショット49,800円
目安の治療期間及び回数 30分程度・1日
通院回数 1回
リスク・副作用 ・皮膚の赤み
施術を受けた半数近くの人に、施術後、皮膚の赤みが出ます。この赤みは、時間が経過すると消えるもので、多くの人は数時間、長くて1日あれば治まります。

城本クリニックでは、紹介した施術以外にもさまざまな若見え施術を行っています。症例も紹介しているため、たるみなどでお困りの方はぜひ一度ご覧ください。

まとめ

頬のたるみが生じるのは、こりやむくみ、コラーゲンの減少などさまざまな原因があります。頬のたるみを改善する方法は、エクササイズやマッサージ、ダイエット、紫外線対策など手軽にできることが多くありますが、即効性を期待する方は美容整形がおすすめです。

城本クリニックでは、頬のたるみを改善できる美容医療のメニューを数多く取りそろえています。メスを使用するリフトアップのほか、切らない糸リフトや注入治療、ハイフ治療、RF治療などの施術が可能です。

資格のある医師・看護師が、患者様にあった治療を提案いたします。十分なカウンセリングやアドバイスと、しっかりしたアフターケアシステムを整えています。

頬のたるみでお悩みの方は、ぜひ一度城本クリニックにご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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