コラム
COLUMNふくらはぎが太いのはなぜ?原因や細くする方法を紹介
ふくらはぎが太い原因は、主に筋肉、脂肪、むくみの3つが関係しています。適切なケアを継続することで、スリムで引き締まった足を手に入れられます。この記事では、ふくらはぎが太くなる理由や細くする方法、美容治療について解説します。
ふくらはぎは、女性にとって気になる部位のひとつです。パンツやスカートを選ぶとき、ふくらはぎが気になって、思わず迷ってしまうこともあるでしょう。ふくらはぎが太くなる原因はさまざまで、正しいケアをすれば改善が期待できます。
本記事では、ふくらはぎが太くなる主な原因や効果的に細くする方法を紹介します。マッサージやストレッチ、筋肉の使い方に加え、日常生活でできる工夫も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ふくらはぎが太い原因と見分け方
ふくらはぎが太く見える原因はさまざまです。一般的に「脂肪」「むくみ」「筋肉」の3つの要素が主な原因です。自分のふくらはぎがどのタイプに当てはまるかを知ることで、適切な対策を取りやすくなるでしょう。
ここでは、それぞれの原因や見分ける方法を紹介します。
太い原因
ふくらはぎが太く見える原因には、大きく分けて脂肪太り、むくみ太り、筋肉太りの3つです。それぞれの原因がどのようにふくらはぎを太く見せるのか、詳しく見ていきましょう。
脂肪太り
脂肪が原因でふくらはぎが太くなる場合、皮膚の下に余分な脂肪が蓄積されることが特徴です。この脂肪がふくらはぎを丸く膨らませ、全体的に太く見せます。脂肪が溜まる原因は、主に生活習慣が原因です。
運動不足や過剰なカロリー摂取を続けることで、余ったエネルギーが体に脂肪として蓄積されます。脂肪太りの場合、食事の見直しや運動を行うとよいでしょう。
むくみ太り
むくみは、体内に余分な水分が蓄積されることによって起こります。とくに、長時間の立ち仕事や座りっぱなし、塩分の摂取過多、アルコールの飲み過ぎ、水分の取り過ぎもしくは水分不足などが原因でむくみが発生します。
女性の場合、生理などの影響で女性ホルモンバランスが変化すると、むくみやすくなることがあります。むくみがあると、下半身に余分な脂肪がつきやすくなるとも言われているため、注意が必要です。
ホルモンの影響によるむくみを防ぐためには、適切なケアや生活習慣の見直しが大切です。
筋肉太り
筋肉が発達することによって、ふくらはぎが太く見える場合もあります。とくに、スポーツや運動を行っている人や、立ち仕事をしている人は、ふくらはぎの筋肉が自然に発達します。
ただし、筋肉は加齢とともに減少します。そのため、50代以上の女性では筋肉太りが原因でふくらはぎや足が太く見えることは少ないでしょう。むしろ、加齢や運動不足により筋肉量が減り、基礎代謝が低下するため、積極的に運動や筋力トレーニングを行って筋肉量を増やすことが重要です。
原因の見分け方
ふくらはぎが太い原因を正しく見極めることは、適切な対策を取る上で非常に重要です。以下のポイントを参考にして、ふくらはぎがどのタイプかチェックしてみましょう。
脂肪太りの場合は、ふくらはぎをつまむと皮膚が簡単に持ち上がり、全体的に柔らかいです。改善にはダイエットや適度な運動が効果的ですが、急激な体重減少はリバウンドのリスクがあるため、注意が必要です。
むくみ太りの場合は、指で押すと跡が残り、1日で太さが変わります。朝と夕方でサイズが異なることがあり、重い・だるいと感じることも多いです。リンパマッサージや適度な水分補給、塩分の摂取を控えることで改善が期待できます。
筋肉太りの場合は、ふくらはぎが硬く、筋肉の形がはっきりわかります。無理に筋肉を落とすことは逆効果になることがあるため、ストレッチや姿勢改善など取り入れることが重要です。
ふくらはぎが太くなりやすい習慣
ふくらはぎが太くなりやすい原因の多くは、日々の生活習慣に潜んでおり、何気ない行動がふくらはぎを太くする要因となることもあります。以下では、ふくらはぎが太くなりやすい5つの習慣について紹介します。
内股になる
内股で歩く習慣があると、ヒザが内側に向いてしまい、腓骨のズレや姿勢の悪化を引き起こします。また、下半身の筋肉がうまく使えず、ふくらはぎの筋肉が発達してふくらはぎが太くなりやすいです。
内股を確認する方法は、立っているときや座っているとき、歩いているときにヒザが内側に向いているかどうかを見ることです。改善するためには、正しい歩き方を意識し、足の裏全体で地面を踏むよう心がけましょう。
同じ姿勢でいる
長時間同じ姿勢で過ごすことも、ふくらはぎが太くなる原因です。立ち仕事やデスクワークが続くと、血流が悪くなりむくみが生じやすくなります。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど血液循環に重要な役割を果たしています。
血流を促進するために、定期的に立って歩いたり、つま先立ちをしてから戻す運動をしたりして、意識的にふくらはぎを動かすようにしましょう。
運動をしない
運動不足も、ふくらはぎが太くなる原因です。運動不足で筋肉が低下するとむくみや脂肪の蓄積が目立ちやすくなります。
運動と言っても、必ずしもハードなものをする必要はありません。自分のペースでウォーキングやランニングを始めたり、筋トレでふくらはぎを鍛えたり、忙しくて時間がない方は一駅分歩いてみたり、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使ってみたりしてみましょう。
とくに運動習慣がない方が急に激しい運動を始めると、ケガをしたり、辛くて続けられなくなったりすることがあります。続けられるトレーニングを見つけて、無理なく続けていきましょう。
食生活が乱れている
食生活が乱れると、ふくらはぎに脂肪やむくみが付きやすくなります。とくに塩分の過剰摂取はむくみを引き起こす原因です。また、高カロリーな食事や栄養バランスの偏りも脂肪の蓄積を招きます。
食事を摂るときは摂取カロリーを意識しつつ、バランスのよい食事を心がけ、塩分を控えることが大切です。
湯船につからない
シャワーだけで済ませる習慣があると、ふくらはぎのむくみが解消されにくくなります。湯船に浸かることで全身の血行がよくなり、筋肉の疲労やむくみが軽減されます。毎日とはいかなくても、週に数回は湯船に浸かる習慣を取り入れることで、ふくらはぎの負担を軽減できるでしょう。
日々の習慣がふくらはぎの見た目に大きな影響を与えます。上記の習慣に心当たりがある場合は、改善を意識して生活を見直してみましょう。
ふくらはぎを細くする方法
ふくらはぎが太く感じる方にとって、スラっとした足は憧れです。日常的な習慣を取り入れることで、理想的なふくらはぎを作り上げられます。
ここでは、ふくらはぎを細くするために実践できる方法をいくつか紹介します。自分に合った方法を見つけ、理想的な美足を目指しましょう。
姿勢に気をつける
姿勢が悪いとふくらはぎに負担がかかり、筋肉が発達しやすくなります。とくに猫背や内股などの姿勢は、ふくらはぎの筋肉を使いすぎる原因となります。
背筋を伸ばし、耳・肩・腰・かかとが一直線になるよう意識しましょう。立ち仕事の方は、体重を均等に分けることが大切です。正しい姿勢を保つことで、ふくらはぎの負担を軽減できます。
正しい歩き方を意識する
歩き方を見直すことも大切です。正しい歩き方のポイントは、いくつかあります。まず、足裏全体でしっかり地面を踏みしめることが最も重要です。
また、歩幅を広げすぎず、自然なペースで歩くように心がけましょう。背筋を伸ばし、目線は前方に向けることも、筋肉を均等に使うために意識したいポイントです。さらに、普段から腕をリズミカルに振ることで、全身のバランスも整えられます。
日々の歩き方を見直すだけで、ふくらはぎの形が変わってくるため、ぜひ意識して歩いてみてください。
湯船につかる
現代の生活ではシャワーだけで済ませる方も多いですが、ふくらはぎを細くするためには湯船につかる習慣が効果的です。温かいお湯に浸かることで、血流がよくなりむくみが解消されます。
湯船につかるといっても1時間以上つかる必要はありません。38℃くらいであれば25〜30分ほど、42℃くらいであれば5分ほどつかるだけで体温を上げることが可能です。
また、入浴と同時にふくらはぎを軽くマッサージするとさらに効果的です。日常的に湯船につかることで、健康的なふくらはぎを目指しましょう。
食生活を見直す
ふくらはぎを細くするためには、栄養バランスのよい食生活も欠かせません。とくに、むくみの原因となる塩分の過剰摂取や、筋肉の回復を助けるタンパク質には注意が必要です。
たとえば、インスタント食品には塩分が多く含まれているため、体が余分な水分を溜め込みやすくなります。また、揚げ物やお菓子を頻繁に食べていると、摂取するエネルギーが増え、運動でそのエネルギーを消費しきれずに脂肪として蓄積されやすくなります。
極端な食事制限は避け、食事の際には摂取カロリーを意識し、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
マッサージをする
ふくらはぎを細くするためには、日々のマッサージが非常に効果的です。リンパの流れを促進することで、老廃物や余分な水分が排出され、むくみが解消されます。とくに、長時間立ち仕事や座りっぱなしで血行が悪くなった場合や運動後に行うと、よりいっそうの効果が期待できるでしょう。
また、オイルやクリームを使用すると、マッサージ中の滑りがよくなり、肌への負担を軽減できます。これにより、摩擦が少なくなり、マッサージによる肌ダメージを防ぎながら効果を高められます。
さらに、マッサージの際には力を入れすぎないことが大切です。過度な圧を加えると、筋肉に負担がかかり、逆効果になる場合があります。心地よいと感じる力加減で、リラックスしながら行うことが重要です。
ふくらはぎリンパマッサージのポイントは、足首からヒザ裏にかけて優しく揉み上げることです。この部分にあるリンパ節を刺激することで、リンパの流れが改善され、むくみの解消や血行促進が期待できます。
とくに仕事で長時間同じ姿勢を続けることが多い場合は血流が滞りがちです。定期的にマッサージを取り入れることで足の疲れやむくみを軽減し、スッキリとした足を作れます。
ツボを押す
ふくらはぎのツボを押すことで、むくみや疲労感を和らげる効果があります。指や親指で心地よい強さで押して、血流を改善しましょう。
とくに「足三里」というツボを刺激することで、さらに多くの健康効果が得られます。足三里はヒザの皿の下にあるくぼみから指4本分(三寸)下に位置しており、胃腸の働きを促進し、消化不良や食欲不振の改善に効果的です。
また、このツボを押すことで、ふくらはぎの血行が促進され、むくみや足のだるさを軽減できます。
足三里のツボマッサージは、親指を使ってツボを5秒間押し、ゆっくりと力を抜くという動作を繰り返す方法です。このマッサージを3分程度続けることで、リンパや血液の流れが良くなり、体全体の疲れが取れる感覚を実感できます。強く押しすぎないように注意し、心地よい圧力を心がけることが重要です。
ツボを押すことで、リフレッシュ効果が得られるだけでなく、体調が整いやすくなり、日常生活の疲れやむくみを防げます。
ストレッチをする
ストレッチは、ふくらはぎの柔軟性を高め、筋肉の張りを緩和するために効果的です。とくに、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの生活を送る方には、ストレッチが大きな助けとなります。
簡単なストレッチは、家の中でも手軽にできるものが多いです。簡単な動作を続けることで、ふくらはぎのたるみが解消され、引き締まった足を作る手助けをしてくれます。
ストレッチは無理のない範囲で行い、毎日続けることが重要です。ふくらはぎを柔らかく保つことで、むくみや筋肉の張りを防ぎ、足全体がスリムに見える効果が得られます。
トレーニングをする
ふくらはぎを細くするには、適切なトレーニングを取り入れることも効果的です。ただし、筋肉を過剰に鍛えるのではなく、引き締め効果を狙ったトレーニングを選ぶことがポイントです。カーフレイズや縄跳びなどのトレーニングを取り入れることで、ふくらはぎを引き締められるでしょう。
とくにカーフレイズは、ふくらはぎを効率的に引き締めるための基本的なエクササイズで、初心者にも取り組みやすいトレーニングです。足を肩幅に開いて立ち、ゆっくりと足の指で床を押しながらかかとを上げる動作を繰り返します。この動きでふくらはぎの筋肉を収縮させ、引き締め効果が得られます。
カーフレイズのポイントは、速さよりも動作の質を重視することです。かかとを下ろす際は完全に下ろしきらず、少し浮かせた状態で上げ下げを繰り返すと、筋肉がしっかりと刺激され、より効果的にふくらはぎを引き締められます。
また、テレビを見ながらや歯磨きをしながらなど、日常の動作に組み込んで、継続的に行うことが大切です。無理なく続けることが、ふくらはぎをスッキリと引き締めるための鍵です。
適度に運動する
ふくらはぎを細くするためには、全身の代謝を上げる適度な運動も必要です。ウォーキングやジョギング、サイクリングといった有酸素運動を取り入れることで、血行をよくし、むくみの解消や脂肪燃焼を促進します。
とくに、ウォーキングは負担が少なく、初心者にもおすすめです。運動後にはストレッチを取り入れると効果的です。運動後にはストレッチを組み合わせることで、筋肉の疲労を和らげ、柔らかさを保てます。
美容治療を受ける
セルフケアで一定の効果を感じられる場合もありますが、思ったような結果がすぐには得られないこともあります。また、セルフケアには時間がかかることが多く、効果が現れるまでに時間を要するため、結果をすぐに求める方には不向きな場合があります。
とくに、理想的なふくらはぎを手に入れるためには、食事制限や運動を継続し、生活習慣全体を見直す必要があり、それが長期間続くことでモチベーションが低下し、途中で挫折してしまう可能性もあります。
そのため、セルフケアで効果を感じない場合や短期間で結果を出したい場合は、美容治療を検討するのもひとつの方法です。美容治療は、専門的な技術と最新の医療設備を駆使して、短期間で理想のふくらはぎを実現できる方法を提供します。
治療法には、ボトックス注射や脂肪吸引など、即効性があり、確実に細くするための選択肢があります。専門の医師が個別にカウンセリングを行い、最適な治療方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。
城本クリニックでは、ふくらはぎに特化した美容治療を提供しております。患者様一人ひとりのニーズや理想に合わせた治療を行うため、安全性と効果を最優先に考えた体制を整えています。
とくに、安全管理を徹底的に配慮しており、カウンセラー・コンシェルジュなど無資格者は在籍していません。カウンセリングでは、経験豊富で高度な技術を持つ医師が患者様を直接担当し、お悩みやご希望を詳しくお伺いします。
城本クリニックでは、メールや電話だけでなく、LINEを使って予約や相談ができるサービスも提供しています。簡単な質問に答えるだけで登録できるため、ぜひ一度ご相談ください。
ふくらはぎを細くする場合の注意点
ふくらはぎを細くするためにはさまざまな方法がありますが、実践する際にはいくつかの重要な注意点があります。無理なく効果を実感するためには、短期間で結果を求めすぎないことや、全体的なアプローチを意識することが大切です。
ここでは、ふくらはぎを細くするために取り組む前に知っておくべき注意点を紹介します。
すぐに効果は表れない
ふくらはぎを細くするための方法には、運動や食事制限、マッサージなどさまざまな手段がありますが、すぐに効果は現れません。時間をかけて徐々に変化が現れるため、短期間での効果を焦らずに待ちましょう。とくに脂肪の燃焼や筋肉の引き締めには時間がかかります。
たとえば、ウォーキングやストレッチなど、血行を促進する運動を習慣化することで、時間の経過とともにふくらはぎがスッキリとしていくのを実感できるようになります。焦らずに、継続して取り組むことが成功のカギです。
部分痩せは難しい
ふくらはぎを細くするために運動やマッサージを行う際「部分痩せ」を狙うのは非常に難しいことを覚えておきましょう。過度にその部位を集中的にケアしすぎると、逆に筋肉が増えてしまい、太る場合もあります。
そのため、ふくらはぎを細くしたい場合は、全体的に体脂肪を減らすことを目指し、有酸素運動やバランスの取れた食事を心がけることが重要です。
ふくらはぎを細くするには、方法を実践するだけでなく、根気よく継続することが大切です。効果はすぐには現れませんが、正しい方法で取り組めば、理想のスタイルに近づけるでしょう。
ふくらはぎを細くするなら美容治療がおすすめ
ふくらはぎのサイズに悩んでいる方にとって、美容治療は効果的な選択肢のひとつです。運動や食事制限で理想のふくらはぎを手に入れるのは難しいことがありますが、美容治療では専門的な技術と即効性のある効果を期待できます。
美容治療には、体に優しく手軽にできるものから、より確実な結果を求める方法までさまざまな選択肢があります。
ここでは、ふくらはぎを細くする美容治療について紹介します。
ボトックス注射
ボトックス注射は、ふくらはぎの筋肉の活動を抑制して筋肉を小さくする作用のある薬剤を注入する治療のことです。とくに筋肉質なふくらはぎを持つ方には効果的です。ボトックス注射は、継続的に注入することによって実感できる効果がどんどん高まっていく治療です。
通常、3回程度繰り返し注入することで、より確実に効果を実感できるようになります。ボトックス注射の効果は、約半年から1年程度持続するため、定期的に施術を行うことで、理想的な細さをキープすることが可能です。
ボトックス注射はメスを使用しないため、日帰りで施術でき、ダウンタイムがほとんどありません。そのため、施術後も日常生活に支障をきたすことなく過ごせます。
また、顔などの目立ちやすい部位と比べると、ふくらはぎは施術後に気づかれにくい部位です。そのため、ボトックス注射を受けた後も普段通りに過ごせ、ほかの人に施術を受けたことを気づかれる心配は少ないでしょう。
ただし、ボトックスの効果は永久的ではありません。もし結果に満足できなければ、効果が自然に薄れて元の状態に戻ることになります。この点がデメリットでもあり、逆にいえば、気に入らなければ、無理に維持する必要がないというメリットともいえます。
城本クリニックのボトックス注射は、解剖学に精通した経験豊富な医師による治療が特徴です。医師は美容外科や形成外科の専門知識を活かし、正確な注入技術を駆使して患者様の希望どおりの仕上がりを提供します。
使用するボツリヌストキシン製剤は、すべて正規ルートで調達した高品質な薬剤であり、効果が確実に発揮されるよう、温度管理や希釈濃度にも細心の注意を払っています。
また、クリニック内では、注入技術や薬剤の使用法に関して、医師と看護師が厳密に管理しており、安全性を最優先しています。
<ボトックス注射は公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | ふくらはぎ(両側):63,800円〜(税込) |
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目安の治療期間及び回数 |
治療期間 1部位につき5分程度 通院回数 1回〜 |
リスク・副作用 |
・腫れ・内出血・むくみ 注入した部位に腫れや内出血、むくみ、かゆみなどが起こることがあります。1週間程度で症状が治まります。 ・痛み ボトックスを注入することで体内で異物と察知して、アレルギー反応が起こることがあります。1週間〜1か月で治まることがほとんどです。 ・痛み 術後の頭痛や倦怠感の症状は安静に過ごしていれば数日間で治まります。発熱や吐き気、めまいといった症状がある場合は医師に相談しましょう。 ・痛み 注入量や注入箇所を誤ると左右がより非対称になり、不自然な仕上がりになってしまうことがあります。技術力のある医師に依頼しましょう。 ・痛み 年配の方や皮膚の薄い方、皮膚が柔らかく弾力性があまりない方は、術後に筋肉が緩んで表面の皮膚が余ってしまい、たるみが出ることがあります。 |
脂肪吸引
脂肪吸引は、ふくらはぎの脂肪が原因で太く見える場合に効果的な治療法です。脂肪吸引は、蓄積された脂肪を直接取り除ける美容治療で、ダイエットや運動では落としにくい部分的な脂肪を効果的に減らします。
脂肪吸引は、カニューレという太さ数mmの細長い筒状の器具を使用します。術後は一定期間切開の跡が残りますが、ほとんどの場合で切開を行う場所は目立たない場所になるため、術後に目立つような跡が残り続けるという事はありません。
脂肪吸引は、脂肪細胞そのものを除去することにより、脂肪を蓄える細胞の数が減少します。これにより、脂肪吸引を行った部位は脂肪を蓄えにくくなり、成人後は細胞の数がほとんど増減しないため、リバウンドの可能性が非常に低くなります。
さらに、通常のダイエットでは全身の脂肪が均等に減少するため「部分痩せ」が難しいですが、脂肪吸引ではターゲット部位の脂肪細胞のみを減少させるため、部分的に痩せることが可能です。
ただし、術後にダウンタイムやリスクがあるため、信頼できるクリニックで治療を受けることが大切です。カウンセリングを通じて、最適な治療方法を選びましょう。
城本クリニックの脂肪吸引は、経験豊富な医師による高い技術力と安全管理が特徴です。手術は、解剖学に精通した専門医が担当し、患者様一人ひとりに合わせた最適なデザインと吸引量を提供します。
小さな切開からカニューレを挿入して脂肪を吸引するため、医師の熟練した手技が求められますが、城本クリニックではその技術力が保証されています。
また、安全面でも麻酔管理や術後の回復に細心の注意を払い、患者様が安心して手術を受けられる体制を整えています。
さらに、手術前には徹底した診察を行い、体調や体質に合わせた適切な施術を提案するため、無理な手術は行いません。
<脂肪吸引は公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | ふくらはぎ(足首も含む)217,800~385,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 |
治療時間・期間 1~3時間程度・1日 通院回数 2回~3回 |
リスク・副作用 |
・痛み 術後、2~3日目をピークにしてその後徐々に軽減されていきます。痛み止めが処方されますので、痛みが強い場合は処方薬を服用する事で軽減が可能です。 ・痛み 皮下の血管が傷つく事で、内出血となるリスクがあります。1~2週間程度で徐々に落ち着きます。内出血がおこっている間は黄色や紫色に変色して見える場合があります。 ・痛み 術後、治療部位に腫れやむくみが生じます。目立つような腫れは1か月程度で治まり、軽いむくみのような状態は半年から1年程度続くこともあります。治療の最終的な効果が完全に分かるまでにはある程度の期間が必要となります。 ・痛み 治療部位に傷跡として赤く残るケースがあります。傷跡が完全に目立たなくなるまでには1~2年程度が必要となる事もあります。傷跡がなるべく目立たないように工夫がなされます。 ・痛み 治療部位が、3週間程度が経過した頃からまるで「厚い段ボールが入っているような硬さ」になる「拘縮」とよばれる現象になることがあります。自然と回復しますので、3か月から半年程度で硬さはなくなります。早めに改善するためにマッサージなどが指導される場合もあります。 |
メソセラピー(脂肪溶解注射)
メソセラピー(脂肪溶解注射)は、脂肪細胞を分解し、体外に排出する治療法です。ふくらはぎの脂肪を減らしたい方におすすめで、手軽かつ効果的な方法です。
この治療の特徴は、手術が不要でダウンタイムがほとんどないことです。数回通院するだけで効果が現れるため、忙しい方でも自分のペースで受けられます。施術後は普段通りの生活ができ、日常生活に支障をきたしません。
さらに、脂肪吸引などの手術に比べてリスクが低く、痛みや腫れも最小限に抑えられるため、気軽に試せます。治療では専用の細い針を使い、気になる部分に薬剤を少しずつ注入します。この方法により、周囲の組織への影響を抑えながら脂肪を分解します。
脂肪溶解注射で使用する薬剤は、さまざまなものがあります。城本クリニックで脂肪溶解およびセルライト軽減目的で使用している薬剤は「BNLS ultimate(ビーエヌエルエスアルティメット)」と「セルフォーム」という薬剤です。それぞれ効果や特徴が異なるため、医師と相談しながら自分に合った治療を選べます。
<メソセラピー(脂肪溶解注射)は公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | 1か所27,500円(税込)・1クール(3回)66,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 1部位につき5分程度・1日 通院回数 1回~ ※箇所と仕上がりの希望による |
リスク・副作用 |
・赤み 針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、ほとんどの方が当日中には気にならなくなります。 ・痛み 治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。 ・痛み 顔に薬剤を注射するため、一時的に腫れやむくみ、内出血が生じることがあります。個人差がありますが、数日から1週間程度で収まります。 ・痛み 脂肪溶解注射は、脂肪吸引ほどの大きな変化は望めません。ゆっくりと変化するのが特徴で、複数回の施術を通じて徐々に脂肪が減っていきます。 ・痛み 脂肪溶解注射は脂肪細胞を減らすため、リバウンドが少ないとされていますが、食生活や運動習慣によっては脂肪細胞が大きくなり、再び脂肪が増える可能性があります。 |
城本クリニックでは、さまざまなダイエット治療を提供しています。安全性を最優先にした施術を行っていますので、ぜひ一度ご覧ください。
まとめ
ふくらはぎが太く見える原因は、筋肉のつき方、むくみ、脂肪の蓄積など多岐にわたります。それぞれの原因に合った対策を取ることで、ふくらはぎの見た目に確実な変化を得られます。
日常的なマッサージやストレッチ、食生活の改善は非常に効果的ですが、無理な運動やダイエットは逆効果を招く場合もあるため、正しい方法を知ることが大切です。
ふくらはぎを細くするためのセルフケアはもちろん有効ですが、思うような結果が出ない場合、ストレスが溜まってしまうこともあります。その際は、美容治療を視野に入れるのもひとつの選択肢です。
城本クリニックでは、高い技術力をもった経験豊富な医師が施術を担当します。医師と看護師のみで構成しており、カウンセラーやコンシェルジュなどの無資格者は在籍しておりません。安全を第一に患者様が安心して、理想が叶えられるように努めております。
当院では、幅広い悩みに対応できるよう、さまざまな施術を取りそろえています。カウンセリングは無料で、メールの無料相談は24時間受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
本コラムの監修医師
1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック
医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹