コラム
COLUMN脂肪冷却は効果ない?施術のメリットと注意すべきこととは?
脂肪冷却が効果ないといわれる理由は、次第に効果が現れるためです。理想的なボディラインを手に入れたい方へ向けて、施術のメリットや注意点を詳しく解説します。城本クリニックで受けられる脂肪冷却や脂肪溶解注射や脂肪吸引との違いも紹介します。
脂肪冷却は、特定の温度で脂肪細胞を凍らせて破壊することで、切開や麻酔なしに部分痩せを実現する画期的な痩身治療です。しかし、口コミを調べると「効果がなかった」「失敗した」という声も見受けられ、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
脂肪冷却は、医療従事者による施術が必要な医療行為であり、安全性と効果はクリニック選びに大きく影響されます。そのため、実際に脂肪冷却の施術を受ける前に、メリットや注意点をしっかり理解しておくことが大切です。
そこで今回は、脂肪冷却が効果ないといわれる理由や施術のメリット、注意点を詳しく解説します。城本クリニックで受けられる脂肪冷却や脂肪溶解注射、脂肪吸引などの痩身治療についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
脂肪冷却は効果ないといわれる理由
脂肪冷却は、物理的に脂肪細胞を破壊し、体外に排出させる施術です。
個人差はありますが、施術を受けた部位の脂肪細胞は確実に破壊されるため、痩身効果が期待できます。ここでは、脂肪冷却の効果について振り返りながら、効果がないといわれる3つの理由を詳しく紹介します。
脂肪冷却とは
脂肪冷却は、皮膚や周囲の組織を傷つけることなく脂肪細胞を体外に排出させる施術です。水が0度で凍るのに対し、脂肪は4度で凍るという特性を利用し、脂肪細胞のみをターゲットにして効果的に破壊し、減少させます。
施術は専用の機器を用いて行い、痩せたい部位を吸引しながら凍結します。凍結によって破壊された脂肪細胞は、リンパ系を通じて体外へ次第に排出されることにより、脂肪量が減少し、ボディラインの改善が期待できるのです。
脂肪冷却施術では、1回で約20%の脂肪細胞が減少するとされており、腹部、腰回り、太もも、二の腕など、局所的な脂肪が気になる部位にとくに効果的です。定期的に施術を受けることで、より効果的な痩身が期待でき、理想的なボディラインを維持できるでしょう。
また、脂肪冷却は食事制限や運動と組み合わせることで、痩身効果をさらに高められます。
体重の変化が大きくない
脂肪冷却は、体重そのものを劇的に減少させる施術ではありません。
腹部や太もも、二の腕などの部位に脂肪冷却を行うと、その部分の脂肪細胞が破壊され、ボディラインが改善されます。しかし、脂肪冷却によって排出される脂肪細胞は、体全体に対する割合が少ないため、変化が体重に大きく反映されるわけではありません。
体重を大幅に減少させたい場合は、脂肪冷却とあわせて、毎日のウォーキングやバランスの取れた食事を実践することで、体重全体を減らすことが可能になります。
すぐには効果が出ない
脂肪冷却は即効性がある施術ではなく、効果が現れるまでに時間がかかることから「効果がない」と感じる人も多い傾向にあります。
具体的には、冷却された脂肪細胞が死滅し、老廃物として自然に体外へ排出されるまでに時間を要します。一般的に、施術後2〜3週間で初めて効果を実感し始め、最終的な結果が現れるのは2〜3か月後です。
次第に脂肪が体外に排出されるため、すぐに痩せたいという方にはあまり適していない施術方法といえるでしょう。
また、効果の実感には個人差も影響します。脂肪量や生活習慣、施術後のケアが不十分な場合など、効果を実感するまでにさらに長い時間がかかるケースも少なくありません。
結果が出るまでの時間が個々の状況によって異なるだけでなく、施術後すぐに目に見える変化がないことで、施術が失敗したのではないかと不安や失望を感じるケースもあるでしょう。
脂肪冷却を検討している場合は、施術後にすぐに効果を期待せず、長期的な視点で見守ることが大切です。施術前にしっかりとカウンセリングを受け、期待する効果やその期間について十分に理解しておくことが、後悔しないためのポイントになります。
施術後のアフターケアも重要で、適切なケアを行うことで、効果を最大限に引き出すことが可能です。
回数を重ねないと効果が出にくい
脂肪冷却は、一度の施術で減少させられる脂肪細胞は約20%です。体全体に対して割合が少ないため、施術後にすぐに大きな変化を実感する方もいれば、複数回の施術を受けて初めて効果を感じる方もいます。
ただし、脂肪冷却は単なる体重減少を目指すのではなく、脂肪細胞そのものをターゲットにした施術です。脂肪の燃焼とは異なり、脂肪冷却は科学的に脂肪細胞を冷却し、破壊することでボディラインの変化をうながします。
そのため、初回施術後の変化がわかりにくい場合でも、複数回の施術により、明確な結果を得ることが可能です。施術を受ける際には、効果を実感するまでには一定の時間と回数が必要であることを理解し、専門家と相談の上、適切な施術プランを立てましょう。
脂肪冷却のメリット
脂肪冷却は、効果を実感するまでに時間がかかる施術ですが、幅広いニーズに対応できるメリットがあります。
なかでも、以下の点がほかの痩身術と比較して注目されています。脂肪冷却のメリットを、詳しく見ていきましょう。
リバウンドするリスクが低い
脂肪冷却は、リバウンドしにくい施術方法として高く評価されています。なぜなら、施術によって脂肪細胞そのものが破壊されると、体内に再生されることがないからです。
具体的には、成人の体には約300億個の脂肪細胞が存在し、肥満者はその数が400億から600億個に増えます。太ったり痩せたりするのは、脂肪細胞の大きさに関係しており、食べ過ぎや運動不足、基礎代謝の低下により脂肪細胞内に脂肪が蓄積されることで起こります。
また、脂肪細胞の数は、一度増えると減量によって痩せても減少しないといわれています。そのため、一般的な食事制限や運動によるダイエットでは、肥大した脂肪細胞が小さくなることで痩身効果を実感するのです。
ただし、脂肪細胞の数が変わらないため、ダイエットを中止すると脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドが起こりやすくなります。脂肪細胞の数が減少することで、リバウンドのリスクが低くなり、ダイエット後も安定したボディラインを保ちやすくなるでしょう。
食事制限や激しい運動が必要ない
脂肪冷却は、厳しい食事制限や過度な運動を必要とせずに、理想的なボディラインを手に入れることが可能です。
また、ダイエットの基本はバランスの取れた食事、適度な運動、そして十分な休養です。摂取するカロリーが消費するカロリーを超えると、体は余分なカロリーを脂肪として蓄えてしまいます。これにより、体重が増加し、ダイエットが難しくなってしまうのです。
しかし、無理な食事制限や激しい運動をして、摂取カロリーが基礎代謝を下回ると、体は飢餓状態になり、筋肉量が減少してリバウンドしやすい体になる恐れもあります。
脂肪冷却では、施術後、冷却された脂肪細胞は自然に体内から排出されるため、体に余分な負担をかけることはありません。そのため、毎日の忙しさでジムに通う時間がない方でも、日常生活に負担をかけることなく、理想の体型に近づけます。
また、食事制限をしすぎて健康を損なう心配もなく、ストレスフリーで効率的にボディラインの改善が期待できるでしょう。
痩せたい部分が選べる
脂肪冷却の大きなメリットは、特定の部位にピンポイントで施術できる点です。二の腕、お腹、太もも、さらには背中やあごラインなど、気になる部分を選んで集中してアプローチできるため、狙った部位の脂肪減少が可能です。
運動や食事制限などダイエットを始めて、全体的に体重が減ったものの、腹部や太ももなどの気になる部分だけ細くならなかった経験がある方は多いのではないでしょうか。人間の体は、特定の部位の脂肪だけを減らす機能をもっていません。
しかし、お腹だけ、太ももだけといった特定の部位を運動などで筋肉を鍛えることは可能です。結果として、特定の部位が引き締まることはありますが、あくまでも全体的な脂肪減少であって、狙った場所の脂肪だけを落とせないでしょう。
一方、脂肪冷却は、痩せたい部分に施術を行うため、全体的なダイエットだけでは得られない細部までの変化が期待できます。通常のダイエットでは得られない部分的な脂肪減少を効率的に実現できるでしょう。
日常生活への影響が最小限
脂肪冷却は施術後のダウンタイムが非常に短く、日常生活にすぐに戻れるのが大きなメリットです。脂肪冷却は手術を必要とせず、麻酔も使用しません。お腹や太ももなど気になる部分の脂肪をピンポイントで冷やすことで、脂肪細胞を壊死させ、次第に体外に排出します。
なお、施術後に内出血や筋肉痛に似た痛み、腫れや赤みが現れることがありますが、これらの症状はほかの痩身術に比べて軽度です。そのため、手術が必要な痩身治療と比較して、出血や感染症のリスクがなく、回復期間を心配せずに、短期間で効果を感じられるのが魅力です。
日常生活への影響を最小限に抑えながら、痩身効果を得られるでしょう。
脂肪冷却を受ける際に注意すべきこと
脂肪冷却には多くのメリットがありますが、施術を受ける際にはいくつかの注意点を理解しておくことが重要です。注意点を把握しておかないと、効果が薄れるだけでなく、逆効果になる可能性もあります。
脂肪冷却の効果をしっかりと実感するためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
施術を受けられない人がいる
脂肪冷却は、すべての人が施術を受けられるわけではありません。
なかでも、妊娠中や授乳中の方、心臓や肝臓に疾患のある方、皮膚に切り傷や感染症がある方、皮膚感覚に異常がある方、寒冷蕁麻疹やレイノー病など寒さに敏感な方、クリオグロブリン血症、寒冷凝集素症、発作性寒冷血色素尿症の方、出血性疾患がある方、帯状疱疹後の神経痛や糖尿病性神経障害がある方は、施術に適していません。
施術を受ける前には必ずクリニックで詳細なカウンセリングを受け、自分の体調や状態が施術に適しているかを確認することが大切です。
痛みを感じることがある
脂肪冷却は、通常、麻酔を必要とするほどの強い痛みをともなわない施術です。しかし、施術中や施術後に、軽度の痛みや不快感を抱くことがあります。
原因は、脂肪冷却時にカップ型の専用機器で行う吸引です。施術時間が長くなると痛みを感じやすくなりますが、基本的には耐えられる程度の痛みです。さらに、脂肪冷却後のハンドマッサージでも痛みを感じる方がいます。
なお、吸引時の痛みは数日から数週間で自然におさまりますが、個人差があります。痛みが長期間続く場合や気になる場合は医師に相談しましょう。
副作用のリスクがある
脂肪冷却は比較的体への負担が少ない施術ですが、副作用のリスクも考慮する必要があります。
施術後には赤みや内出血、腫れといった副作用が見られることがあり、とくにケアが不十分だと色素沈着(黒ずみ)が発生するケースもあります。色素沈着は、施術後の摩擦や圧力、紫外線の影響で起こりやすくなるでしょう。
また、脂肪細胞を冷却して破壊する施術のため、施術部位が長時間にわたり低温状態になると、凍傷のリスクがともないます。しかし、医師やスタッフが正しい診察と機器の適切な使用を行えば、凍傷のリスクを大幅に減らせます。
信頼できるクリニックや医師を選び、適切な施術を受けることが重要です。
城本クリニックでは、LINEでの予約や相談も承っています。友だち追加して簡単に質問に答えるだけで、スムーズに登録できます。施術を検討中の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
施術の前後1時間は食事を控える
脂肪冷却の効果を最大化するには、施術前後1時間は食事を控える必要があります。
食事を控えるのは、施術後に脂肪細胞が逆に増加してしまう「逆説的過形成」を防ぐためです。原因は明らかになっていませんが、施術直後は脂肪細胞が栄養をより多く吸収しやすくなっているため、すぐに食事を摂ると脂肪が増えるリスクが高くなるのです。
施術後、少なくとも1時間は食事を避けることで、リスクを最小限に抑え、脂肪冷却の効果をしっかりと得ることが可能です。また、腹部に施術する場合、施術前に1時間の食事制限をすることで、施術中の圧迫感を和らげられるため、より快適な施術体験を実現できます。
水分をしっかりとる
脂肪冷却後に水分を十分に摂ることが重要です。なぜなら、脂肪冷却で破壊された脂肪細胞が体内から効率よく排出されるためには、体の水分量がしっかりと保たれている必要があるからです。
たとえば、水分が不足すると血液やリンパ液が濃くなり、脂肪細胞の排出が遅れてしまいます。さらに、脱水状態になると血流が悪くなり、便秘を引き起こす可能性もあります。これらが原因で、体が脂肪細胞の排出に時間がかかってしまうでしょう。
のどの渇きを感じたときには、すでに体が脱水気味になっているケースも少なくありません。そのため、施術後には意識的に水分を摂取し、体内の水分量を維持することが大切です。
のどの渇きを感じる前からこまめに水を飲むことで、体内の老廃物をスムーズに排出し、施術の効果を最大限に引き出せるでしょう。
暴飲暴食をしない
脂肪冷却の効果を維持するためには、暴飲暴食を避け、バランスのよい食生活と適切な睡眠を心がけることが大切です。
なぜなら、脂肪冷却は運動や厳しい食事制限なしで脂肪を減らせますが、暴飲暴食や高カロリーな食事を続けると、残った脂肪細胞が大きくなる危険性があるからです。
施術後も脂肪冷却の効果を最大限に引き出すためには、摂取カロリーや栄養バランスに気をつけることが欠かせません。とくに、摂取カロリーが消費カロリーを超えると、体重が増加するだけでなく、新たな脂肪細胞が作られることがあります。
また、厳しい食事制限はストレスを引き起こし、必要な栄養素の不足につながるため、かえってリバウンドしやすくなります。日頃からバランスの取れた食事を心がけることで、健康的な体質を維持しやすくなるでしょう。
さらに、睡眠不足も新陳代謝を低下させ、脂肪が燃えにくくなる原因となります。十分な睡眠をとることで、食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌が促進され、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が抑えられます。
代謝を上げることで、効果を最大化できるだけでなく、太りやすい体質を避けることが可能です。
代謝によって効果に個人差がある
代謝が低いと、破壊された脂肪細胞が体外に排出されるのが遅くなり、思うように効果が得られません。たとえば、日常的に運動不足であったり、食生活が偏ったりしている人は代謝が低くなりがちです。そのため、脂肪冷却の結果が出にくくなってしまうでしょう。
施術後は、ウォーキングや軽いジョギングなどの適度な運動を取り入れ、代謝を促進することが大切です。また、栄養バランスよい食事を心がけましょう。野菜や果物、タンパク質をバランスよく摂取することで、代謝が上がりやすくなります。
さらに、水分をしっかりとることも代謝を高めるのに効果的です。ほかにも、施術前後の体の温めはいけませんが、翌日以降はウォーキングや筋トレなどの運動を取り入れるとよいでしょう。運動によって血流がよくなり、代謝が向上します。
脂肪冷却は、冷却された脂肪細胞を体外に排出することで効果を発揮するため、施術後に適度な運動を行うと、脂肪細胞の排出がさらに促進されるでしょう。
ただし、施術により脂肪細胞は凍結しますが、仮死状態に陥る脂肪細胞も存在します。そのため、脂肪冷却を受けた後に体を温めると、施術の効果が減少する可能性があります。施術前後は激しい運動や長時間の入浴は避け、軽めのシャワーに留めておきましょう。
脂肪冷却が向いている人
脂肪冷却は、特定の部位を細くしたい方に最適な施術です。
運動や食事制限ではこれらの部位だけをピンポイントで痩せるのが難しいですが、脂肪冷却では希望する部分にだけ施術できるため、特定の部位の細身が可能になります。そのため、腹部や太もも、二の腕の脂肪を減らしたいと考えている方には、脂肪冷却が効果的です。
また、脂肪吸引など、手術をともなう痩身治療に不安を感じる方にも向いています。脂肪吸引は体への負担が大きく、手術後の回復に時間がかかるケースも少なくありません。
一方、脂肪冷却は皮膚切開などをせず体への負担が少なく、ダウンタイムがほとんどないため施術後すぐに日常生活に戻れます。そのため、仕事や家事が忙しい方でも、施術後すぐに普段通りの生活ができるのは大きなメリットです。
さらに、過度なダイエットや厳しい食事制限が難しい方にも適しています。脂肪冷却は脂肪細胞そのものを減少させるため、リバウンドのリスクが低く、長期的なボディライン維持が期待できます。
過去にダイエットに成功したものの、リバウンドしてしまった方や食事制限が続かない方にも、理想の結果を得られるでしょう。
脂肪冷却と脂肪溶解注射
脂肪冷却はお腹や太ももなど脂肪が多い部位に適しており、脂肪溶解注射は顔のように脂肪が少ない部位に向いています。顎より下の部位では両方の施術を併用することが可能で、より細かい部分痩せが実現できます。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、特定の部位に注射することで脂肪を効果的に減少させる治療法です。具体的には、皮下脂肪に有効成分を直接注入し、脂肪を溶解させて体外に排出します。
そのため、顔の頬やフェイスライン、顎下、または二の腕といった小さな範囲の脂肪に特化しており、冷却ではアプローチしにくい部位でも対応可能です。
また、脂肪冷却同様、手術をともなわず極細の針で注射するだけで、手軽に受けられるのも大きなメリットです。ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにシャワーやメイクが可能なため、日常生活に大きな支障をきたすことはありません。
なかでも、顔の頬骨周りなど、脂肪吸引では対応しにくい部位でも効果的です。次第に自然な変化をもたらすため、治療を受けたことが周囲に気づかれずに、理想的なフェイスラインを手に入れられるでしょう。
<脂肪溶解注射は公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | 1か所27,500円(税込)・1クール(3回)66,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 1部位につき5分程度・1日 通院回数 1回~ ※箇所と仕上がりの希望による |
リスク・副作用 | ・赤み 針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、ほとんどの方が当日中には気にならなくなります。 ・つっぱり 治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。 ・腫れやむくみ、内出血 顔に薬剤を注射するため、一時的に腫れやむくみ、内出血が生じることがあります。個人差がありますが、数日から1週間程度で収まります。 ・劇的な変化は期待できない 脂肪溶解注射は、脂肪吸引ほどの大きな変化は望めません。ゆっくりと変化するのが特徴で、複数回の施術を通じて徐々に脂肪が減っていきます。 ・リバウンドの可能性 脂肪溶解注射は脂肪細胞を減らすため、リバウンドが少ないとされていますが、食生活や運動習慣によっては脂肪細胞が大きくなり、再び脂肪が増える可能性があります。 |
BNLS Ultimate
BNLS Ultimate(ビーネヌエルエスアルティメット)は、30万件以上の症例をもとに開発された、BNLS史上、もっとも効果的な脂肪溶解注射です。
従来の脂肪溶解注射では効果を感じるまでに2〜3週間かかることが多かったのに対し、BNLS Ultimateは施術後わずか3日で脂肪の減少を実感できる点が大きな特徴です。
また、従来の製品と比べて、デオキシコール酸の量が増量され、新たにL-カルニチン、アーティチョーク、カテキン、コエンザイムQ10などの有効成分が加わっています。
デオキシコール酸は、脂肪細胞膜を直接破壊し中性脂肪を除去、脂肪細胞を壊死させる成分です。壊れた脂肪細胞は静脈やリンパ管を通じて自然に排出されます。
また、各成分は、脂肪分解作用、脂肪燃焼作用、血管保護作用、抗炎症作用、保湿効果などがバランスよく配合されており、効果的な治療が期待できます。
ほかにも、施術後の痛みや腫れ、熱感などがほとんどないため、治療後すぐに日常生活に戻れるのも大きなメリットです。また、従来の脂肪溶解注射では効果を実感するのに2〜3週間かかっていましたが、BNLS Ultimateは、最短、約2〜3日間で脂肪量の変化を実感できます。
なお、城本クリニックでは、業界で高い信頼性を誇るプロモイタリア社のBNLS Ultimateを使用しています。米国FDAで脂肪分解効果が認められた「デオキシコール酸」が含まれており、より効果的な脂肪除去効果を実感できるでしょう。
治療後すぐに、針を刺した部位以外はメイクが可能です。治療の翌日からは、針を刺した部分にもメイクを施せるため、万が一内出血となっても、ファンデーションやコンシーラーを使って気になる部分をしっかりとカバーできます。
<BNLS Ultimateは公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | 9,800円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 10分・1日 通院回数 通院は必要はないが、2〜4週間に一度の施術を3回程度推奨 |
リスク・副作用 | ・赤み 針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、ほとんどの方が当日中には気にならなくなります。 ・つっぱり 治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。 ・腫れやむくみ、内出血 顔に薬剤を注射するため、一時的に腫れやむくみ、内出血が生じることがあります。個人差がありますが、数日から1週間程度で収まります。 ・劇的な変化は期待できない 脂肪溶解注射は、脂肪吸引ほどの大きな変化は望めません。ゆっくりと変化するのが特徴で、複数回の施術を通じて徐々に脂肪が減ります。 ・リバウンドの可能性 脂肪溶解注射は脂肪細胞を減らすため、リバウンドが少ないとされていますが、食生活や運動習慣によっては脂肪細胞が大きくなり、再び脂肪が増える可能性があります。 |
脂肪冷却と脂肪吸引
脂肪吸引は脂肪を物理的に吸引する方法で、脂肪冷却は脂肪を凍らせて減らす方法です。どちらも脂肪細胞を減らす効果がありますが、アプローチ方法が異なります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、施術を受ける方の悩みや希望に応じて、どちらが適しているかが変わってきます。
また、施術を受ける部位によっても適した方法が異なるため、まずは城本クリニックへお気軽にご相談ください。
脂肪吸引
脂肪吸引は、1970年代後半にフランスで誕生した痩身技術です。数ミリの小さな切開部からカニューレ(吸引管)を挿入し、皮下脂肪の脂肪細胞を直接除去します。
皮下脂肪は一般的な成人で約300億個の脂肪細胞があり、肥満の方では400〜600億個に増加します。脂肪細胞の大きさが変わることでボディラインも変化しますが、ダイエットでは脂肪細胞の数自体は減りません。
脂肪吸引は脂肪細胞自体を物理的に取り除くため、確実な脂肪減少が期待でき、部分痩せにも効果的です。とくに部分痩せに効果があり、一度除去された脂肪細胞は再生しないため、リバウンドのリスクが低く、長期的な効果が得られます。
一般的なダイエットと違い、長期間の努力や苦痛をともなわず、痩せにくい体質や部位でも確実に脂肪を減らせる点が大きな利点です。
<脂肪吸引は公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | ホホ(あご含む)217,800~385,000円 (税込) 二の腕(全周)217,800~385,000円 (税込) お腹(上腹部・下腹部・脇腹を含む 217,800~605,000円(税込) お尻(太もも後面も含む)217,800~385,000円 (税込) 太もも(太もも前面・内側・外側・膝周辺を含む)217,800~385,000 円(税込) ふくらはぎ(足首も含む)217,800~385,000円(税込) |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間・期間 1~3時間程度・1日 通院回数 2回~3回 |
リスク・副作用 | ・痛み 術後、2~3日目をピークにしてその後徐々に軽減されていきます。痛み止めが処方されますので、痛みが強い場合は処方薬を服用する事で軽減が可能です。 ・内出血 皮下の血管が傷つく事で、内出血となるリスクがあります。1~2週間程度で徐々に落ち着きます。内出血がおこっている間は黄色や紫色に変色して見える場合があります。 ・腫れやむくみ 術後、治療部位に腫れやむくみが生じます。目立つような腫れは1か月程度で治まり、軽いむくみのような状態は半年から1年程度続くこともあります。治療の最終的な効果が完全に分かるまでにはある程度の期間が必要となります。 ・傷跡 治療部位に傷跡として赤く残るケースがあります。傷跡が完全に目立たなくなるまでには1~2年程度が必要となる事もあります。傷跡がなるべく目立たないように工夫がなされます。 ・拘縮 治療部位が、3週間程度が経過した頃からまるで「厚い段ボールが入っているような硬さ」になる「拘縮」とよばれる現象になることがあります。自然と回復しますので、3か月から半年程度で硬さはなくなります。早めに改善するためにマッサージなどが指導される場合もあります。 |
Ultra-Z
Ultra Z(ウルトラゼット)は、超音波を使って脂肪を溶かし、吸引する痩身治療法です。従来の脂肪吸引と違い、超音波の力で脂肪細胞を液状化してから吸引するため、体への負担が少なく、効果的に脂肪を取り除くことが可能です。
吸引した脂肪細胞が再生しないため、リバウンドのリスクがほとんどなく、1回の施術で効果が実感できるでしょう。
また、従来の脂肪吸引手術と比べて、皮膚の凹凸や内出血、ダウンタイムが少なくなるのが大きなメリットです。そのため、皮膚が滑らかに仕上がり、全体的にバランスの取れたボディラインを作り上げられるでしょう。
<Ultra-Zは公的医療保険が適用されない自由診療です。>
標準的な費用 | 217,800~385,000円(税込) 吸引する範囲により異なります。 |
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目安の治療期間及び回数 | 治療時間 60~120分 入院 なし 回数 3か所以内 1日 4か所以上 2回に分けることを推奨 |
リスク・副作用 | ・内出血 手術部位に内出血が起こるケースがありますが、1〜2週間程度で落ち着きます。 ・赤み 切開部分の赤みができ、目立たなくなるまでに時間がかかることもあります。 ・痛覚の鈍さ 手術部位やその周辺の感覚が一時的に鈍くなることがありますが、時間の経過とともに回復します。 ・筋肉痛 平均3日程度で次第に痛みが緩和されていきます。手術後は、痛み止めのお薬を処方します。 ・むくみ 1か月を経過したころに改善し、痩身の効果が実感できるようになります。 |
なお、脂肪吸引は安全で効果的な痩身方法ですが、施術の仕上がりは医師の技術と経験によって左右されるため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。また、脂肪吸引で満足のいく結果を得るためには、広い範囲で可能な限り脂肪を取り除く必要があり、そのためには手術に時間がかかります。
城本クリニックでは、効率や利益を優先せず、患者一人ひとりに十分な時間をかけて丁寧に施術を行います。リバウンドの心配なく、理想のボディラインを手に入れたい方は、ぜひご相談ください。
まとめ
脂肪冷却が「効果がない」といわれる理由は、効果が出るまでに時間がかかることや、複数回の施術が必要な場合があるためです。
しかし、メスや麻酔を使わずに、体への負担を最小限に抑えて、特定の部位の脂肪を自然に減少させられる施術です。数回の施術を経ることで、明確なボディラインの変化を実感できるでしょう。
なお、一度に施術できる範囲は機器の吸引部位に限られるため、広範囲の脂肪を一度に処置することや非常に細かい部位の脂肪を減らすなどの治療は実施できません。
各治療法にはそれぞれのメリット・デメリットがありますので、医師とよく相談し、ご自身のニーズに最も合った治療方法を選ぶことが重要です。
城本クリニックでは、患者様の要望に応じて丁寧にカウンセリングを行い、最適な治療プランを提供します。短期間で結果が出る痩身治療を知りたい方は、お気軽に城本クリニックへご相談ください。
本コラムの監修医師
1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック
医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹
SIDE EFFECT 主なリスク、副作用など
メソセラピー・脂肪溶解注射・BNLS注射等を行う場合、針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、殆どの方が当日中には気にならなくなります。
治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
また、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。
治療後すぐ、針を刺した箇所以外はメイクが可能です。
治療後翌日からは、針を刺した箇所もメイクが可能で、万が一内出血となった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーできます。