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COLUMNハイフはやめたほうがいい?知っておきたいデメリットと美容効果

ハイフをやめたほうがいいといわれる理由は複数ありますが、ハイフが向いている方にはたるみやしわの改善などが期待できる施術です。ハイフはやめたほうがいいといわれる理由のほかにメリット・デメリット、向いている方や向いていない方の特徴も紹介します。

顔のたるみやしわが気になり、ハイフを受けるかどうかお悩みの方もいるでしょう。ハイフにはデメリットがあるため、やめたほうがいいと聞いたことがある方もいるでしょう。たしかにデメリットや向いていない方もいますが、それはどのような美容整形でも共通のことです。

本記事では、ハイフをやめたほうがいいといわれる理由について紹介します。また、ハイフの仕組みと効果、メリット・デメリットなどを解説するため、ハイフを検討している方は参考にしてください。

ハイフはやめたほうがいいといわれる理由とは

ハイフをやめたほうがいいと言われる理由は、以下のようなものがあります。

  • 効果を感じにくい方もいる
  • 副作用が出る場合がある
  • 施術中に痛みを感じることがある
  • たるみが悪化することがある
  • 永久に効果が続くわけではない

それぞれの理由について詳しく解説します。

効果を感じにくい方もいる

ハイフは、誰でも効果が実感できる施術ではありません。そのため、効果を感じにくい方が施術を受けても、期待した効果を得られないことがあります。

ハイフの効果を感じにくい方は、年齢が10代や20代前半の方です。年齢が若い方は、肌の油分や水分のバランスがよく、たるみもないため、そもそも老化が進んでいないとハイフの効果がわかりにくく、変化も少ないです。

もともと向いていない人が効果を期待してハイフを受けても、思っていたほどの効果を得られないという結果になる可能性があるでしょう。

副作用が出る場合がある

ハイフは、重篤な副作用が発生する可能性の少ない施術ですが、副作用が出る場合があります。ハイフは超音波による熱エネルギーを皮膚内部に照射するため、お肌の水分量が一時的に減少し、乾燥しやすくなります。

また、施術を受けてから数日間は赤みや腫れ、むくみや熱感、筋肉痛のような痛みが生じることもあります。

軽度の副作用であればほとんどの場合、数日から1週間で落ち着くため、過度に不安になる必要はないでしょう。しかし、まれにハイフの照射出力や角度、照射の深さによってやけどが起きることがあります。

施術によってやけどした場合、水ぶくれや痛みなどの症状が出ます。数日様子をみても症状が改善せず悪化した際は、すみやかに医師に相談しましょう。

施術中に痛みを感じることがある

ハイフの痛みの感じ方には個人差があります。痛みの種類は「針を刺すようなチクチクした痛み」と「骨に響くようなズキンとした痛み」の2つがあります。

「針を刺すようなチクチクした痛み」は、お肌に照射した超音波による熱エネルギーによって感じる痛みです。「骨に響くようなズキンとした痛み」は、皮膚の奥深くにあるSMAS筋膜へ照射した際に、筋膜の近くにある骨にも超音波が届いてしまうため、骨に響くような痛みを感じることがあります。

施術中の痛みは我慢できる程度といわれていますが、痛みの感じ方は人それぞれ異なります。そのため、痛みが我慢できない場合は、施術者に伝えるようにしましょう。照射の出力を弱くしたり、麻酔を使用してくれたりして対処します。

たるみが悪化することがある

顔のたるみを改善するためにハイフを受ける方もいますが、施術を受けて余計にたるみが悪化する場合があります。施術によってSMAS筋膜が引き締まることで、たるみの改善効果が期待できますが、同時に脂肪細胞も減少させてしまうことがあります。

そのため、顔の脂肪が少ない方がハイフを受けるとほほがこけてしまったり、脂肪が減少することで皮膚があまり、たるみが悪化してしまったりするのです。

たるみの悪化を防ぎつつハイフを受けたい方は、事前に入念にカウンセリングを受けるようにしましょう。顔の脂肪のつき方や顔立ちは人それぞれ異なるため、施術箇所以外にも施術後の全体的な仕上がりも共有しておくことが大切です。

永久に効果が続くわけではない

ハイフの効果は一時的なため、永久に効果は続きません。施術機器によって効果の持続期間は異なり、3か月から1年程度です。そのため、効果を維持したい方は、定期的に施術を受けるとよいでしょう。

また、ハイフは受けてすぐに効果を感じる人もいますが、一般的には効果が現れるまで1か月程度の期間が必要です。

医師とのカウンセリングで効果の持続期間や希望の仕上がり、予算などを伝え、適切な施術間隔を確認しましょう。

ハイフの仕組みと効果

ここでは、ハイフの基本的な仕組みと得られる効果について、詳しく解説します。また、施術後のダウンタイム期間や症状についてもあわせて紹介するため、ハイフを受けるかどうか検討している方は参考にしてください。

ハイフの基本的な仕組み

ハイフの基本的な仕組みは、超音波をお肌に照射することで、熱エネルギーによって皮膚の内側から引き締めます。

超音波を狙った深さに照射できるため、皮膚の奥深くにあるSMAS筋膜を引き締められます。さらに、熱エネルギーによって与えられたダメージでコラーゲン繊維が縮み、リフトアップ効果が期待できるのです。

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また、創傷治癒力というダメージを受けた肌を修復しようとする働きによって、コラーゲンやエラスチンなどの生成が促進されます。そのため、引き締め効果以外に、お肌のハリや弾力アップ効果も期待できるでしょう。

ハイフで得られる効果

ハイフで得られる効果は、リフトアップやしわ・肌質の改善です。ハイフは、超音波の照射でリフトアップ効果を期待する施術のため、メスを入れずにリフトアップしたい方におすすめの施術です。

城本クリニックでは「ウルトラハイフS」という新しいハイフ機器を導入しています。ウルトラハイフSの特徴は、超音波を照射する深さを調節でき、照射の範囲が円状でやや広めに行えるため、痛みを感じにくいことです。そのため、ほうれい線や目元など、気になるしわの位置や深さに合わせて照射の深さを調整し、より高い効果を得られます。

また、ハイフが与えた熱によって縮んだコラーゲンを修復しようとして、新しいコラーゲンの産生が促進されます。その結果、お肌の弾力がアップし、しわ・肌質の改善効果が期待できるでしょう。

ハイフ後のダウンタイム

ハイフ施術後のダウンタイムは、1〜2週間程度がピークで、ほとんどの方は1週間で落ち着いてきます。ダウンタイム中にみられる症状は、赤みや熱感、腫れやむくみ、お肌の乾燥や筋肉痛のような痛みです。

まれにやけどや水ぶくれ、神経損傷による顔の麻痺や痺れ、違和感が出る場合があります。やけどや水ぶくれは放置してしまうと跡が残ることがあるため、すみやかに医師に相談しましょう。

神経損傷による顔の麻痺や痺れ、違和感は時間の経過とともに改善するケースが多いですが、回復までに数か月かかることもあります。そのため、顔の麻痺や痺れ、違和感がある場合も、医師に相談して適切に対処してもらいましょう。

ハイフ後の過ごし方とアフターケアのポイント

ハイフ施術後は、やさしい洗顔と丁寧な保湿ケア、徹底した紫外線対策が重要です。アフターケアしないことでダウンタイムが長引いてしまう可能性もあるため、ポイントをおさえてケアをしましょう。

やさしく洗顔する

ハイフを受けたあとはバリア機能が低下しており、肌が敏感になっています。そのため、お肌への刺激や摩擦を避けるために、低刺激な洗顔料をしっかりと泡立ててやさしく洗顔しましょう。

洗顔料を洗い流す際は熱いお湯や冷たい水は避け、人肌程度のぬるま湯にし、施術後数日は刺激を与えないよう注意します。また、洗顔後に水分を拭き取る際も清潔なタオルを使用し、擦らずに押し当てるようにやさしく拭き取ります。

丁寧な保湿ケアで乾燥を防ぐ

ハイフは約60〜70度の熱がお肌に照射されるため、施術後のお肌は一時的に水分量が低下し、乾燥しやすい状態になります。お肌が乾燥していると刺激を受けやすくなってしまうため、いつもより丁寧な保湿ケアで乾燥を防ぎましょう。

化粧水や乳液、クリームでのスキンケアにくわえてシートマスクやワセリンを使用したり、保湿回数を増やしたりするとよいです。スキンケアする際は、お肌をゴシゴシ擦ると刺激を与えてしまうため、やさしく塗るよう心がけましょう。

徹底した紫外線対策を行う

ハイフ施術後のお肌は刺激を受けやすくなっているため、紫外線を浴びるとダウンタイムが長引く可能性があります。そのため、日焼け止めや帽子、マスクや日傘を使用して徹底的に紫外線対策しましょう。

また、施術後数日は屋外で紫外線を浴びるような予定を入れないなど、なるべくお肌に紫外線が当たらないように気をつけましょう。

ハイフのメリットとは

ハイフを受けるメリットは、治療時間が短く施術の傷跡が残らないこと、お肌への負担が少ないことがあります。それぞれのメリットについて詳しく解説していくので、どのようなメリットがあるのか知りたい方は、参考にしてください。

治療時間が短い

照射部位によりますが、1時間〜1時間30分程度で治療できます。治療時間が短いため、スケジュールの都合がつけやすく、気軽に受けやすい美容施術です。また、治療時間が短いだけでなく、治療後の通院も必要ありません。

切開をともなう治療と比較すると、ダウンタイムも短く日常生活への影響も少ないため、施術を受けるハードルが低いこともメリットです。

施術の傷が残らない

ハイフは、超音波を照射してお肌の内側からリフトアップする施術のため、皮膚を切開する必要がありません。そのため、施術の傷が残らないことがメリットのひとつです。

皮膚を切開して行うリフトアップ治療には切開フェイスリフトがありますが、時間の経過とともに目立たなくなるとはいえ、必ず傷跡が残ってしまいます。顔に傷跡が残ってしまうと周囲に美容整形をしたことがバレやすく、施術に踏み切れない方もいるでしょう。

しかし、ハイフであれば切開せずに施術を受けられるため、傷跡が残ることはありません。メスを入れる施術に抵抗のある方や、周囲に美容整形を受けたことがバレたくない方におすすめの施術です。

肌への負担が少ない

ハイフは切開しないリフトアップ施術のため、肌への負担が少ないです。超音波を照射すると皮膚の細胞の一部はダメージを受けますが、受けたダメージを修復しようとする働きによってコラーゲンの産生を促します。

新しいコラーゲンが産生されることによって、肌のツヤや弾力がアップし、肌質改善効果も期待できるメリットがあるのです。

また、肌への負担が少ない施術のため、ダウンタイムが短い点もメリットといえるでしょう。ダウンタイムが短いと仕事などのスケジュールを調整しやすく、周囲に施術を受けたことをバレたくない方も安心です。

ハイフのデメリットとは

ハイフのデメリットは、効果がほかの治療法に比べて弱いことや施術後の一時的なお肌の乾燥、施術後の痛みや晴れの可能性や妊娠・授乳中は受けられないことです。どのような美容整形にも必ずデメリットがあるため、施術を受けるか検討している方はデメリットの内容も把握しておきましょう。

効果がほかの治療法に比べて弱い

ハイフはリフトアップや肌質改善の効果が期待できる施術ですが、糸リフトや切開フェイスリフトなどと比較すると、効果が弱い傾向にあります。

糸リフトは、糸で皮膚内部の組織を直接引き上げられるため、より高いリフトアップ効果が期待でき、ハイフと同じように美肌効果も期待できるのです。切開フェイスリフトには美肌効果がありませんが、リフトアップ効果はハイフや糸リフトよりも高いです。

しかし、求める効果や適切な治療方法は人それぞれ異なります。そのため、ハイフの効果がほかの治療法に比べて弱いことが、必ずしもデメリットになるとは言い切れない側面もあるでしょう。

施術後の一時的な肌の乾燥

施術後は日焼けしたような状態になり、一時的にお肌の水分量が減少するため、乾燥しやすくなるデメリットがあります。超音波照射によるダメージや施術後の乾燥によってお肌のバリア機能が低下し、紫外線や外部からの刺激に弱くなってしまうのです。

また、乾燥が進むと肌のくすみや小じわが目立つ可能性もあるため、注意が必要です。施術後は、泡をたっぷり使用したやさしい洗顔やいつも以上に丁寧な保湿、紫外線対策を徹底しましょう。

施術後の痛みや腫れの可能性

施術中に多少の痛みをともないますが、施術後にも痛みや腫れなどの副作用が生じる可能性があります。超音波の照射によって皮膚内部に熱ダメージが与えられるため、痛みや腫れ、むくみが引き起こされるのです。

施術後の痛みや腫れはほとんどの方の場合、化粧などで隠せる程度です。痛みや腫れ、むくみは施術後数日から数週間で落ち着いてきますが、なかには1か月以上症状が続く方もいます。

保湿などの適切なアフターケアや、激しい運動を避けるなど医師の指示を守っても痛みや腫れが引かない場合は、医師に相談するようにしましょう。

妊娠中や授乳中は受けられない

妊娠中や授乳中は受けられないため、妊娠して体重が増えた方や産後の顔のたるみが気になって施術を受けたい方にとっては、デメリットになる場合があります。

施術を受けると、超音波による熱ダメージで破壊された脂肪細胞が、毒素や老廃物になり血液に流れます。妊娠中は母体から胎盤を通して胎児に血液が送られ、授乳中は母乳を与えるため、胎児に影響が出る可能性が否定できません。

そのため、妊娠中や授乳中の方は、ハイフを受けられません。妊活している方や妊娠の可能性のある方は、2回以上生理がきてから受けるとよいでしょう。

出産後でも授乳していない方は施術を受けられることもあるので、施術を検討している方はあらかじめ医師に確認しておきましょう。

ハイフが向いている方の特徴

ハイフが向いている方には、以下のような特徴があります。

  • 顔にメスを入れたくない方
  • 顔のたるみが気になる方
  • 部分的な痩身を目指す方
  • 肌のハリやしわを改善したい方
  • ダウンタイムが短い美容施術を受けたい方

それぞれの特徴について詳しく解説していくので、ハイフに向いているかどうか確かめてみましょう。

メスを入れることを避けたい方

ハイフは、顔にメスを入れないリフトアップ施術です。超音波を照射することでSMAS筋膜や皮下組織を引き締める施術のため、皮膚を切開する必要がありません。

リフトアップ施術には、糸リフトや切開フェイスリフトなどがありますが、切開フェイスリフトはメスを入れる施術のため、傷跡が残ります。糸リフトはメスを入れませんが、糸を挿入する部分に針穴程度の傷ができ、異物を挿入することに抵抗がある方もいるでしょう。

ハイフであれば傷跡も残らず、メスを入れたくない方でも受けやすい施術です。

顔のたるみが気になる方

顔のたるみが気になる30代〜40代の方は、リフトアップ効果を実感しやすいため、ハイフが向いています。

顔のたるみが気になる方は、自己流でマッサージする方もいるでしょう。しかし、自己流マッサージのやり方が間違っていると、お肌の表面に刺激やダメージを与え、たるみが増えてしまうこともあるのです。

ハイフは皮膚の深い層から引き締める施術のため、お肌の表面への負担が最小限で済みます。顔のたるみが気になるけれど、お肌へ負担のある施術を受けたくない方におすすめの施術です。

部分的な痩身を目指す方

ハイフは脂肪細胞を破壊する施術のため、ダイエットでは痩せられない部分だけを痩せたい方に向いています。痩せたい部分に照射すると、脂肪細胞が熱エネルギーによって破壊されます。破壊された脂肪細胞は血液に流れ、少しずつ体外に排出されていきます。

その結果、数か月かけて痩せてきたと実感できるでしょう。

ハイフを部分的な痩身目的で受ける方は、1回の施術では効果を実感しにくいかもしれません。照射できる脂肪細胞の数には限りがあるため、3〜5回程度の治療が必要です。

しかし、ハイフによって破壊された脂肪細胞は、もとに戻らないといわれているため、リバウンドしにくい点もメリットでしょう。

肌のハリやしわを改善したい方

ハイフによるリフトアップ効果やお肌の弾力アップによって、肌のハリやしわの改善効果が期待できます。目元や口元などの皮膚が薄い部位にも照射できるため、ほうれい線や目元の小じわが気になる方にも向いている施術です。

肌のハリが失われてきたと感じた場合、化粧ではなかなか上手に隠すことはできません。ハイフなら皮膚の深層に直接働きかけられ、リフトアップによってハリのある肌に近づけます。

また、施術後は持続的な効果が期待できるため、定期的なケアで若々しい肌を保つことが可能です。

ダウンタイムが少ない美容施術を求める方

ハイフは皮膚にメスを入れない施術のため、ダウンタイムが短い傾向にあります。施術後1週間程度は、お肌の赤みや筋肉痛のような痛みなどの副作用が出ることがあります。しかし、お肌の赤みは化粧で隠せる程度で、筋肉痛のような痛みも日常生活に支障が出ることはありません。

また、施術後すぐにメイクやシャワーも可能なため、忙しい方でも気軽に受けられる点が魅力です。そのため、ダウンタイムが少ない美容施術を受けたい方には、向いている施術といえるでしょう。

しかし、当日に長時間の入浴やサウナ、ゴシゴシ擦ったりスクラブ剤の使用は、控える必要があります。

ハイフが向いていない方の特徴

ハイフが向いていない方には、以下のような特徴があります。

  • 年齢が若い方
  • 顔の脂肪が少ない方
  • たるみが大きく進行している方
  • お肌にトラブルがある方

それぞれの特徴について詳しく解説していくので、ハイフに向いていない方の特徴に当てはまっていないかどうか、事前に確認しておきましょう。

年齢が若い方

ハイフは、加齢にともなった顔のたるみやしわに効果が期待できる施術です。

10代後半や20代前半の年齢が若い方のお肌には、たるみやしわがあまりない場合が多いでしょう。お肌にハリがあり、たるみが少ない年齢であれば効果を実感しにくいため、向いていない可能性があります。

顔の脂肪が少ない方

ハイフは、超音波を照射した際に発生する熱エネルギーによってSMAS筋膜を引き締める施術ですが、同時に脂肪細胞も破壊する施術です。そのため、顔の脂肪が少ない方が施術を受けると顔の脂肪が減少し、老けたような印象になってしまうことがあります。

また、顔の脂肪が少ない方は照射した超音波が皮膚組織で吸収しきれず、骨に当たりやすくなります。そのため、顔に脂肪がついている方よりも施術中の痛みを感じやすいことがあるでしょう。

たるみが大きく進行している方

顔のたるみが大きく進行している方の場合、ハイフだけでは満足できる効果を得られない可能性があります。ハイフのみで満足できる効果を得るためには、定期的に受ける必要があるでしょう。

たるみが大きく進行している方は、ハイフよりも糸リフトや切開フェイスリフトなど、別の美容整形が向いているケースがあります。どの美容整形にもメリット・デメリットがあるため、カウンセリングで医師と相談することが大切です。

肌トラブルがある方

過度な日焼けやアトピーなどの肌トラブルがある方は、ハイフは向いていないでしょう。

日焼けサロンや海で肌を焼くなど、過度な日焼けをしたお肌にハイフを照射すると、乾燥や炎症が起きている状態のお肌にさらにダメージを与えてしまいます。その結果、炎症が悪化したり色素沈着を起こしたりする可能性があります。

施術を受ける予定のある方は常日頃からの紫外線対策はもちろん、紫外線の強い夏は避けて、秋冬の日焼けしにくい季節に施術を受けてもよいでしょう。

アトピー肌やヘルペスが出ている方、ケロイド体質の方もハイフを照射することで症状が悪化する可能性があるため、施術を断られることがあります。施術前に症状が治っていたとしても、医師に施術を受けられるか確認してもらいましょう。

ハイフの施術は医療行為に

2024年6月7日に厚生労働省医政局医事課より、ハイフは医師免許を有している者以外が施術すると医師法に違反すると通知されました。

メスも注射も使わず、すぐにメイクができ、エステでは数千円から受けられることから、人気がありました。しかし、エステサロンではやけどや急性白内障、神経麻痺などの事故が相当数発生していました。

ハイフは、皮膚の奥深くまでエネルギーを届ける技術であるため、適切な知識と技術が必要です。施術は医療行為であり、エステでの施術は禁止されているため、ハイフを受けたい方は必ず医療機関で施術を受けましょう。

城本クリニックでは、医療資格を持っていないスタッフがハイフの施術をすることはありません。そのため、解剖生理学などの知識があるスタッフが、安全に効果的な施術を提供しています。

また、アフターケアも充実しており、施術後の不安や疑問にも対応していますので、安心して施術を受けられます。

城本クリニックでは、LINEでカウンセリング予約やご相談が可能です。友だち追加をして質問に答えるだけで簡単に登録できるため、ハイフをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

城本クリニックでできる「ウルトラハイフS」

ハイフは、これまでにさまざまな機器が開発されており、照射の深度や治療のスピード、痛みの出方などに特徴があります。城本クリニックで使用しているウルトラハイフSは、ハイフ機器のなかでも、新しく以下のような特徴があります。

焦点深度

ハイフは、超音波を当てる深さによってケアできる部位が異なります。ウルトラハイフSは、焦点深度が1.5mm、3mm、4.5mmで使い分けが出来ることが特徴です。

皮膚が薄い額や目元には、真皮層を引き締める効果のある1.5mmの深度を使用します。首や頬のような皮下組織が厚い部分には、3mmの深度で皮下組織にも効果を発揮します。また、顎下など皮下組織が多く、たるみが出やすい箇所には、4.5mmの深さでSMAS層にエネルギーを集中させ、効果的な施術が可能です。

このように、部位に応じた深度を選ぶことで、顔全体に最適な照射が行えます。

痛みが少ない

第一世代のハイフであるウルセラは、1回の照射で狭い点状のエリアにエネルギーを集中させるため、熱が強くなりやすく、痛みを感じやすいというデメリットがあります。また、施術に時間がかかりやすく、仕上がりにムラが生じることもあります。

それに対して、ウルトラハイフSでは、エネルギーを円状に広く照射するため、痛みが軽減される点が大きなメリットです。エネルギーの集中度は点状ほど高くないものの、その分、広い範囲で引き締め効果が得られるため、効果が低くなることはありません。

<ハイフは公的医療保険が適用されない自由診療です。>

標準的な費用 顔全体(あご下含む) 65,780円(税込)
目安の治療期間及び回数 治療時間 1~1.5時間
通院回数 3か月~半年に1回のペースで通院
リスク・副作用 ・痛み
術中に熱による痛みを感じる可能性があります。痛みが苦手な方などは、笑気麻酔の併用など、対処できます。
・赤み・腫れ・むくみ
肌に赤みが出たり、むくみや腫れが起こることがあります。1週間ほど経てば治まる場合がほとんどです。
・やけど、水ぶくれ
・乾燥しやすくなる
熱の照射により一時的に肌の水分量が低下します。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。
・顔がこける
顔の脂肪が少ない方は、頻繁にハイフ施術を受けることで顔がこけてしまうこともあります。自分にあった施術や照射方法を受けることが大切です。
・紫外線ダメージ
乾燥で肌のバリア機能が低下すると、紫外線ダメージを受けやすくなります。いつも以上に念入りな保湿ケアをしましょう。
・しびれ、神経損傷
稀なケースですが、誤った部位への照射や過度な出力によってしびれや神経損傷が発生することもあります。施術後にこれらの症状が現れた場合はすぐ医師に相談してください。

城本クリニックでは、ウルトラハイフSをはじめ、さまざまなシワ・たるみなど若見え治療を提供しています。いつまでも若々しい自分でいたい方は、ぜひ一度ご覧ください。

まとめ

ハイフをやめたほうがいいと言われる理由には、効果を感じにくい人がいることや、副作用が出ることがあります。施術中に痛みを感じたり、たるみが悪化したりする場合もあり、効果が永久に続くわけではないことも理由です。

また、個々の体質や肌の状態によっても結果が異なることがあります。しかし、どの美容整形にもデメリットがあるため、期待できる効果やメリットと比較して施術を選ぶことが大切です。

城本クリニックでは、経験豊富な医師が患者様の安全を最優先に施術を行っています。カウンセリングは医師が担当し、ハイフが効果的かどうか、患者様に合っているかをしっかり相談できます。

また、痛みが少なく、皮膚が薄い部位にも対応できる「ウルトラハイフS」の施術も行っています。予約や相談は電話やメール、LINEから可能なため、ハイフについてお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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